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Kanagawa — Onsen Area
箱根湯本温泉(神奈川県)の風景

Photo: 不明 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Hakone Yumoto Onsen

箱根湯本温泉

はこねゆもとおんせん

新宿から特急で約85分。箱根二十湯の玄関口にあたり、アルカリ性のやわらかな単純温泉が日帰りでも楽しめる。

Quality
単純温泉・硫酸塩泉
Access
箱根登山鉄道 箱根湯本駅
From Tokyo
約1時間30分
From Osaka
約4時間
pH
8.6
Temp
60 ℃

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箱根湯本温泉の宿を見る(2軒)

箱根には性格の異なる湯が二十以上あり、その入口にあたるのが箱根湯本である。新宿から小田急ロマンスカーで約85分、駅を降りればすぐ温泉街という近さが最大の武器になっている。

箱根の玄関口

箱根湯本は箱根の入口にあたる。早川と須雲川が合流する低地に温泉街があり、ここから山へ登っていく。

開湯は奈良時代と伝わり、箱根のなかでも最も古い湯の一つとされる。東海道の宿場に近かったこともあって、古くから旅人が立ち寄る湯だった。今日の性格も、その延長線上にある。

泉質はアルカリ性単純温泉が中心。刺激が少なく、肌当たりがやわらかい。誰にでも入りやすい湯である。

箱根は一つではない

注意しておきたいのは、箱根の湯が場所によってまるで違うことだ。

湯本は無色透明の単純温泉。一方、大涌谷に近い仙石原や強羅では、火山性の白濁した硫黄泉が出る。同じ「箱根の温泉」と呼んでいても、体験する湯は別物になる。

箱根には二十を超える温泉地がある。どんな湯に入りたいかを先に決めてから、泊まる場所を選ぶほうがよい。手軽さなら湯本、静けさと湯の個性なら山の上、という分かれ方になる。

日帰りで入る

新宿から小田急ロマンスカーでおよそ85分。乗り換えなしで着く。

駅前に日帰り入浴施設と商店街が集まっているため、着いてすぐ湯に入り、食事をして帰るという行程が成り立つ。これができる温泉地は首都圏近郊でも限られる。

ただし週末と連休の日中は混む。朝早く着くか平日を選ぶと落ち着く。

箱根を周遊する

湯本を起点にした周遊ルートが確立している。

箱根登山鉄道でスイッチバックを繰り返しながら強羅へ登り、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷を越え、芦ノ湖で海賊船に乗って元箱根へ。乗り物を乗り継ぐこと自体が観光になっている。箱根フリーパスを使えばこの区間が乗り放題になる。

沿線には彫刻の森美術館、ポーラ美術館、箱根神社などが点在する。

半日なら湯本駅前で完結する。一泊二日なら、初日に湯本で一湯を浴びてから山へ上がって泊まり、二日目に周遊して湯本へ戻る。この順にすると、荷物を持って登る負担が減る。

湯本に泊まるか、山へ上がるか

箱根で最初に決めるのは、麓に泊まるか山の上に泊まるかである。

湯本は交通が最も楽で、駅前に店が集まっている。着いてすぐ動けるし、帰りも読みやすい。ただし週末と連休の日中は混む。

強羅や仙石原は静かで、湯の個性が強い。大涌谷から引いた白濁の硫黄泉に入れる宿がある。そのかわり、登山鉄道やケーブルカーを乗り継ぐ移動が加わる。

荷物を持って登るのは負担なので、順序を工夫したい。初日に湯本で一湯浴びてから山へ上がって泊まり、二日目に周遊して湯本へ戻る。この順にすると移動が軽くなる。

湯そのものについて

湯本の泉質はpH8.6前後のアルカリ性単純温泉が主体である。

刺激が少なく、肌当たりがやわらかい。温泉に入り慣れていない人や、家族連れでも扱いやすい湯質である。一部の施設では硫酸塩泉を引いており、こちらはより保温性が高い。

強い湯を求めて来ると物足りない。逆に、長く浸かっていたい人や、湯に慣れていない人を連れて行くなら、これ以上に扱いやすい湯は少ない。

いつ行くか

箱根は通年で行ける。ただし混み方が季節で大きく変わる。

紅葉は例年11月中旬から下旬。登山鉄道の沿線が色づき、この時期が最も混む。仙石原のススキと重なるため、箱根全体の交通が重くなる。バスの所要時間は平常時より長く見ておきたい。

梅雨から夏にかけては、あじさいが登山鉄道の沿線に咲く。線路際まで迫るので、車窓から近い。

冬は人が減る。標高の高い地区では雪が降ることもあるが、湯本は低地なので行程が崩れにくい。静かに湯に入りたいなら、この時期が向いている。

Day Trip

箱根湯本温泉の日帰り入浴

  • 駅前の日帰り入浴施設

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

60℃高温泉

2060100℃

pH

8.6アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
疲労回復神経痛冷え性
所在地Location
神奈川県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
箱根登山鉄道 箱根湯本駅
東京からFrom Tokyo
約1時間30分
大阪からFrom Osaka
約4時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

箱根湯本温泉のよくある質問

Q箱根湯本は東京から日帰りで行けますか?
A

行けます。新宿から小田急ロマンスカーでおよそ85分、乗り換えなしで着きます。駅前に日帰り入浴施設と商店街が集まっているため、着いてすぐ湯に入り、食事をして帰るという半日の行程が無理なく成り立ちます。首都圏から最も手軽な温泉地の一つです。

Q箱根湯本の湯はどんな泉質ですか?
A

アルカリ性単純温泉が中心です。刺激が少なく肌当たりがやわらかいため、誰にでも入りやすい湯です。箱根は一帯で泉質が大きく異なり、大涌谷に近い仙石原や強羅では白濁した硫黄泉が出ます。同じ箱根でも場所によって湯がまるで違います。

Q箱根湯本と強羅・仙石原はどう違いますか?
A

箱根湯本は箱根の玄関口にあたる低地の温泉地で、駅前に商店街と日帰り施設が集まる賑やかな場所です。強羅や仙石原は山を登った先にあり、静かで宿中心、湯も白濁の硫黄泉が中心になります。手軽さなら湯本、滞在の質なら山の上、という選び方になります。

Q箱根湯本から観光地はどう回りますか?
A

箱根湯本駅から箱根登山鉄道でスイッチバックしながら強羅まで登り、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷を越え、芦ノ湖の海賊船に乗って元箱根へ抜けるのが定番の周遊ルートです。箱根フリーパスを使うとこの区間の乗り物が乗り放題になります。

Q箱根湯本は混みますか?
A

混みます。首都圏から近く交通の便がよいため、週末と連休の日中は駅前商店街も日帰り施設も混雑します。朝早く着くか、平日を選ぶと落ち着いて過ごせます。宿泊すれば夕方以降の静かな時間帯を得られます。

UPDATED 2026.08.13

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