台温泉と花巻温泉郷の違い
花巻温泉は1922年に台温泉から湯を引いて開かれた。親と子のような関係だが、歩く道の形も泊まる宿の規模もまるで違う。

台温泉
岩手県
岩手県花巻市、山峡の細い坂道に宿が並ぶ温泉地。台温泉旅館組合は、十数か所から湧く源泉を宿ごとに使い分けていると書く。泉温96度・88.4度・76度の三系統が示され、硫黄の匂う湯がある。南部藩で最も早く開けた温泉で、1922年に湯を引いて花巻温泉が開かれた。

花巻温泉郷
岩手県
豊沢川と台川の谷に十二の温泉地が点在する。宮沢賢治が歩いた土地であり、鉛温泉の立って入る白猿の湯が知られる。
数字で比べる
| 項目 | 台温泉 | 花巻温泉郷 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 岩手県 | 岩手県 |
| 泉質 | 硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉 | 単純温泉・硫酸塩泉・塩化物泉 |
| 東京から | 約3時間30分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約6時間30分 | 約6時間30分 |
| 最寄り | JR東北本線 花巻駅(車約15分) | JR東北新幹線 新花巻駅(バス約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | 宿の日帰り入浴/花巻温泉のバラ園/宮沢賢治記念館 | 各地区の宿の日帰り入浴/湯治宿の浴場 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 0軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
成り立ち
台温泉台温泉旅館組合は、伝説では1200年前、史実では600年前の発見とし、南部藩で最も早く開けた温泉だとする
花巻温泉郷1922年(大正11年)に台温泉から引湯して開かれた。十二の温泉地からなる温泉郷の呼び名でもある
温泉街の形
台温泉山峡の細い坂道に小さな宿が並ぶ。道幅が狭い
花巻温泉郷地区による。花巻温泉の地区は平地に大型の宿とバラ園が並ぶ
湯
台温泉組合は十数か所の源泉があるとし、泉温96度・88.4度・76度の三系統を示す。硫化水素臭を有すとする
花巻温泉郷地区ごとに違う。鉛温泉は単純温泉57度、大沢温泉はアルカリ単純泉
向く行程
台温泉宿ごとに泉質が違うので、湯を目的に一軒を選ぶ
花巻温泉郷どの地区に泊まるかを先に決める。地区の間はバスか車
どちらを選ぶか
両方行くなら車で10分ほどの距離です。台温泉は花巻温泉郷のなかの一地区でもあるので、「花巻に泊まる」ではなく「どの地区に泊まる」を先に決めることになります。
それぞれの宿
よくある質問
Qどちらが古いのですか?
台温泉です。台温泉旅館組合は史実では600年前、元中4年(1387年)に湯本の猟師が発見したとしています。花巻温泉は1922年に台温泉から湯を引いて開かれました。
Q台温泉で湯めぐりはできますか?
台温泉旅館組合は、各旅館ごとに泉質が違うとしたうえで、入浴だけでもできるので全部の旅館の風呂に入ってみてほしいと書いています。宿ごとに受け入れ方が違うので、行く前に確かめてください。