嶽温泉と岳温泉、読みが同じ二つの「だけおんせん」
青森県弘前市の嶽温泉と、福島県二本松市の岳温泉。読みはどちらも「だけおんせん」で、どちらも酸性寄りの湯。それでも県も山も字も違う。予約サイトで取り違えないための比較である。

嶽温泉
青森県
青森県弘前市、岩木山の南側の山麓にある温泉地。嶽温泉旅館組合は延宝2年(1674年)に杣夫の野呂長五郎がキツネを追って雪穴の湯を見つけたのが始まりとし、寛政8年(1794年)の火事のあと1000メートルほど下に湯小屋を建てて四季を通じて住むようになったのが今の嶽温泉だと書く。硫黄の匂いが濃い濁り湯。弘前駅からバスで50分。

岳温泉
福島県
安達太良山の中腹から8キロ引いてきた酸性泉。東北では珍しい酸性の湯で、高村光太郎『智恵子抄』の「ほんとの空」の山の麓にある。二本松駅からバス25分。
数字で比べる
| 項目 | 嶽温泉 | 岳温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 青森県 | 福島県 |
| 泉質 | 硫黄泉・酸性泉・塩化物泉 | 酸性泉 |
| 東京から | 約5時間 | 約2時間30分 |
| 大阪から | 約7時間 | 約5時間 |
| 最寄り | JR奥羽本線 弘前駅(弘南バス 嶽・枯木平行き約50分、嶽温泉下車 徒歩約1分)/東北道 大鰐弘前IC(車約40〜50分) | JR東北本線 二本松駅(バス約25分) |
| 日帰りで入れる湯 | 岩木山/津軽岩木スカイライン/弘前城と弘前の街 | 日帰り入浴を受け入れている宿/日帰り入浴施設 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
所在
嶽温泉青森県弘前市常盤野。岩木山の南麓
岳温泉福島県二本松市。安達太良山の麓
字
嶽温泉嶽
岳温泉岳
湯の来かた
嶽温泉山麓に湧く。硫黄の匂いが濃い濁り湯
岳温泉安達太良山の中腹から8キロ引いてきた酸性泉
湯の濁り方
嶽温泉宿は「濃厚な白い濁り湯」と書く
岳温泉引く途中で空気に触れ、白く濁ることがある
どちらを選ぶか
両方行くなら県をまたぐので、両方に行くなら別の旅程になる。共通するのは酸性寄りの湯と、背後に霊山があること。予約サイトで「だけおんせん」と検索すると両方出るので、所在地を確かめてほしい。
それぞれの宿
よくある質問
Q青森の嶽温泉はいつ開かれたのですか?
嶽温泉旅館組合は延宝2年(1674年)、杣夫の野呂長五郎がキツネを追って雪穴の湯を見つけたのが始まりとし、寛政8年(1794年)の火事のあと1000メートルほど下に湯小屋が建てられて四季を通じて住むようになったのが今の嶽温泉だと書いています。
Q字の違いは何ですか?
青森が「嶽」、福島が「岳」です。どちらも「だけ」と読みます。読みでは区別できないので、字と県で見分けることになります。