下呂温泉と有馬温泉の違い
日本三名泉のうち、草津を除く二つ。同じ「名泉」でも、なめらかなアルカリ性単純温泉と、赤褐色の濃い塩化物泉では、湯に入ったときの感触がまるで違う。

下呂温泉
岐阜県
有馬・草津と並ぶ日本三名泉のひとつ。pH9を超えるアルカリ性単純温泉が、肌をなめらかにすることから「美人の湯」と呼ばれる。

有馬温泉
兵庫県
日本三古湯のひとつ。空気に触れて赤褐色に変わる「金泉」と、無色透明の「銀泉」という性格の違う二種類の湯が、同じ温泉地に湧いている。
数字で比べる
| 項目 | 下呂温泉 | 有馬温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 岐阜県 | 兵庫県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 含鉄泉・塩化物泉・二酸化炭素泉・放射能泉 |
| pH | 9.2 | — |
| 東京から | 約4時間 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約3時間30分 | 約1時間 |
| 最寄り | JR高山本線 下呂駅 | 神戸電鉄 有馬温泉駅 |
| 日帰りで入れる湯 | 湯めぐり手形(加盟旅館3か所)/温泉街の足湯 | 金の湯/銀の湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
下呂温泉pH9.2のアルカリ性単純温泉。無色透明で、肌の角質をやわらげる「美人の湯」
有馬温泉鉄分で赤褐色に染まる金泉と、無色透明の銀泉。塩分が濃く、湯上がりに体が冷めない
古さ
下呂温泉林羅山が三名泉に挙げた。温泉街のあちこちにその呼称が掲げられている
有馬温泉三名泉であり三古湯でもある。記紀に記述があり、秀吉が繰り返し訪れた
大阪から
下呂温泉約3時間30分。名古屋から特急ひだで1時間40分
有馬温泉約1時間。神戸市街から電車で30分ほどの近さ
街
下呂温泉飛騨川の両岸に温泉街。湯めぐり手形で宿の湯を巡れる
有馬温泉坂の多い温泉街に古い建物と土産物店。金の湯・銀の湯の外湯がある
どちらを選ぶか
両方行くなら距離があるので、続けて回るというより、関西にいるなら有馬、中部を回るなら下呂という選び方になります。三名泉を全部回るなら、草津を含めて三回の旅に分けたほうが現実的です。
それぞれの宿
よくある質問
Q下呂と有馬、どちらが「美人の湯」ですか?
下呂です。pH9.2のアルカリ性単純温泉で、肌の角質をやわらげるため湯上がりがなめらかになります。有馬の金泉は塩分と鉄分が濃く、保温性の高さが特徴で、性格が違います。
Q大阪からはどちらが近いですか?
有馬です。約1時間で、神戸市街からなら30分ほど。下呂は名古屋経由で約3時間30分かかります。