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Gifu — Onsen Area
下呂温泉(岐阜県)の風景

Photo: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Gero Onsen

下呂温泉

げろおんせん

有馬・草津と並ぶ日本三名泉のひとつ。pH9を超えるアルカリ性単純温泉が、肌をなめらかにすることから「美人の湯」と呼ばれる。

Quality
単純温泉
Access
JR高山本線 下呂駅
From Tokyo
約4時間
From Osaka
約3時間30分
pH
9.2

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下呂温泉の宿を見る(2軒)

江戸時代の儒学者・林羅山が、有馬・草津とともに天下の三名泉に挙げたのが下呂である。飛騨川沿いの谷あいに宿が並ぶ、規模としてはそれほど大きくない温泉地だが、湯の評価は古くから高い。

三名泉と呼ばれてきた湯

江戸初期の儒学者・林羅山が、有馬・草津とならべて下呂を天下の三名泉と記した。以来この呼称が定着し、今も温泉街のあちこちに掲げられている。

泉質はアルカリ性単純温泉。肌の角質をやわらかくするため、湯に入るとなめらかな感触がある。美人の湯と呼ばれるのはこの性質による。刺激が少なく、長く浸かっていられる湯だ。

草津の強さ、有馬の濃さに対して、下呂は穏やかさで三名泉に並んでいる。三つを比べると、日本の温泉の幅がよく分かる。

日帰りで入る

日帰り入浴を受け入れている宿が多い。加盟旅館の湯を三か所まで巡れる湯めぐり手形もあり、一日で複数の湯に入れる。

飛騨川の河原には噴泉池がある。かつては誰でも入れる露天風呂だったが、現在は運用が変わっている。訪れる際は現地の案内に従ってほしい。

温泉街には無料の足湯が点在している。手形を使わなくても、歩きながら湯に触れられる。

飛騨川と温泉街

温泉街は飛騨川の両岸に広がっている。川に沿って宿が並び、対岸から見ると建物が斜面に段をなして立っているのが分かる。

川沿いを歩けば、山と川と宿という飛騨の温泉地らしい構図がそのまま目に入る。

少し高台に上がると下呂温泉合掌村がある。白川郷などから移築された合掌造りの家屋を集めた施設で、飛騨の暮らしを見られる。

飛騨を縦に旅する

下呂はJR高山本線の途中にある。名古屋から特急ひだでおよそ1時間40分、そこからさらに40分ほどで高山に着く。

この位置が下呂の使いどころを決めている。名古屋から入って下呂で一泊し、翌日に高山の古い町並みを歩き、バスで白川郷まで足を延ばす。飛騨を縦に旅する行程の、ちょうど最初の宿になる。

半日なら、下呂駅から温泉街を歩いて日帰り入浴。一泊するなら合掌村と川沿いの散策を加え、翌朝に高山へ抜けるのが素直な組み立てになる。

湯めぐり手形という仕組み

下呂には、加盟旅館の湯に入れる湯めぐり手形が用意されている。

三か所まで利用でき、宿泊していない旅館の風呂にも入れる。同じ下呂の湯でも、宿によって浴槽の造りや眺めが異なる。川に面した露天風呂もあれば、高台から温泉街を見下ろす湯もある。

泉質そのものは共通しているので、鳴子や登別のように「湯が違う」体験にはならない。ここで変わるのは、湯から見える景色と建物の造りである。

手形を使わなくても、温泉街には無料の足湯が点在している。歩きながら湯に触れられる。

噴泉池のこと

飛騨川の河原に噴泉池がある。

かつては誰でも入れる無料の露天風呂で、下呂を象徴する場所として知られていた。現在は運用が変わっている。訪れる際は現地の案内に従ってほしい。

古い記事や写真をもとに「川で入れる」と思って行くと、実際とは違うことになる。下呂の湯そのものは宿と日帰り施設で十分に入れるので、行程の中心に置かないほうが確実である。

歩き方

JR高山本線の下呂駅から飛騨川を渡って温泉街へ。徒歩で回れる規模である。

名古屋から特急ひだでおよそ1時間40分。東京からは名古屋経由になる。大阪からも特急がある。

Day Trip

下呂温泉の日帰り入浴

  • 湯めぐり手形(加盟旅館3か所)
  • 温泉街の足湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

pH

9.2アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛疲労回復冷え性
所在地Location
岐阜県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR高山本線 下呂駅
東京からFrom Tokyo
約4時間
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

下呂温泉のよくある質問

Q下呂温泉は日帰りでも楽しめますか?
A

楽しめます。日帰り入浴を受け入れている宿が多く、加盟旅館の湯を三か所まで巡れる湯めぐり手形も用意されています。JR高山本線の下呂駅が温泉街のすぐそばにあるため、名古屋から特急で日帰りする行程も成り立ちます。

Q下呂温泉が日本三名泉と呼ばれるのはなぜですか?
A

江戸初期の儒学者・林羅山が、有馬・草津とならべて下呂を天下の三名泉と書いたことによります。以来この呼称が定着しました。飛騨川沿いの湯が古くから広く知られていたことの証でもあります。

Q下呂温泉の湯はぬるぬるしますか?
A

します。アルカリ性単純温泉で、肌の角質をやわらかくするため、湯に入るとなめらかな感触があります。この性質から美人の湯と呼ばれてきました。刺激が少ないので長く浸かっていられます。

Q下呂温泉へは車がなくても行けますか?
A

行けます。JR高山本線の下呂駅が温泉街のすぐそばにあり、名古屋から特急ひだでおよそ1時間40分です。温泉街は飛騨川の両岸に広がっていますが徒歩で回れる規模で、駅から歩いて宿に入れます。

Q高山や白川郷とあわせて回れますか?
A

回れます。下呂は高山本線の途中にあり、下呂から高山までは特急で40分ほどです。名古屋から入って下呂で一泊、翌日に高山、さらにバスで白川郷という行程が組みやすく、飛騨を縦に旅する定番のルートになっています。

UPDATED 2026.08.27

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