壁湯温泉と筋湯温泉、九重の二つの湯
同じ大分県九重町にありながら、湯の当たり方が正反対の二つ。壁湯は川岸の洞窟に湧く39度のぬる湯で、浴槽の底から湯が出る。筋湯は3メートルの高さから18本の湯が落ちる打たせ湯で、肩や筋の凝りをほぐす。静かに沈むか、湯に打たれるか。

壁湯温泉
大分県
大分県玖珠郡九重町町田、町田川の岸の岩壁に穿たれた洞窟から湯が湧く温泉。一軒宿の福元屋が守っており、宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会に登録された情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル。浴槽の底から湯が湧く足元自噴で、ぬるめの湯に長く浸かる。九重の温泉群のひとつ。

筋湯温泉
大分県
九重連山の麓、標高1000メートルの山あいに湧く温泉。開湯は958年、温泉地として開かれたのは1658年と伝わる。名は共同浴場「うたせ大浴場」の湯にあり、3メートルの高さから18本の湯が落ちる「日本一のうたせ湯」で筋の凝りをほぐすことから「筋湯」と呼ばれた。約20軒の宿。黒川温泉から車で20分。
数字で比べる
| 項目 | 壁湯温泉 | 筋湯温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 大分県 | 大分県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 塩化物泉・単純温泉 |
| 泉温 | 39℃ | — |
| 東京から | 福岡空港か大分空港から車。大分自動車道の九重ICまたは玖珠ICから車で約15分。 | 約4時間(大分空港から車で1時間30分ほど) |
| 大阪から | — | 約3時間30分 |
| 最寄り | JR久大本線 豊後森駅から車で約15分 | JR久大本線 豊後中村駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 筋湯温泉/筌の口温泉/九重夢大吊橋/宝泉寺温泉 | うたせ大浴場(6時〜21時30分)/岩ん湯/薬師湯 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
入り方
壁湯温泉洞窟のなかで足元から湧く湯に長く浸かる
筋湯温泉高さ3メートルから落ちる湯に打たれる
温度
壁湯温泉源泉39度。長湯に向く
筋湯温泉山あいの湯。打たせ湯が名物
規模
壁湯温泉一軒宿。客室は一桁
筋湯温泉約20軒の宿が並ぶ温泉地
標高
壁湯温泉町田川の岸。豊後森駅から車で15分
筋湯温泉標高1000メートルの山あい
どちらを選ぶか
両方行くなら車で30分ほど。九重の湯をめぐる一日を組むなら、性格の違うこの二つを入れると幅が出る。
それぞれの宿
よくある質問
Q壁湯の洞窟風呂は混浴ですか?
混浴の露天が一つ、女性専用の手掘湯が一つ、貸切風呂が二つと宿は案内しています。用途で選べます。
Qどちらも日帰りで入れますか?
壁湯は立ち寄り湯を10時から16時で受けています。筋湯には共同浴場のうたせ大浴場があります。