寒の地獄温泉と壁湯温泉、九重のぬるい湯と冷たい湯
どちらも大分県九重町にあり、どちらも熱くない湯で知られる。壁湯は39度、洞窟の底から湧く湯に長く浸かる。寒の地獄は13〜14度の冷泉で、震えるまで入って火の前で暖まる。温度の低さの意味が、二つでまったく違う。

寒の地獄温泉
大分県
大分県玖珠郡九重町田野、標高1100メートルの飯田高原にある温泉。江戸末期の嘉永2年に開湯したと宿は書く。源泉は13度から14度の冷泉で、毎分2160リットル湧く。冷たい湯に数分浸かり、震えが始まったら体を拭かずに暖房室で温まる。これを繰り返すのが伝わってきた入り方。湯につかる温泉もあり、一度に温泉と冷泉の交互入浴ができる。

壁湯温泉
大分県
大分県玖珠郡九重町町田、町田川の岸の岩壁に穿たれた洞窟から湯が湧く温泉。一軒宿の福元屋が守っており、宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会に登録された情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル。浴槽の底から湯が湧く足元自噴で、ぬるめの湯に長く浸かる。九重の温泉群のひとつ。
数字で比べる
| 項目 | 寒の地獄温泉 | 壁湯温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 大分県 | 大分県 |
| 泉質 | 硫黄泉 | 単純温泉 |
| 泉温 | 14℃ | 39℃ |
| 東京から | 福岡空港か大分空港から車。大分自動車道の九重ICから長者原方面へ約30分。 | 福岡空港か大分空港から車。大分自動車道の九重ICまたは玖珠ICから車で約15分。 |
| 最寄り | JR久大本線 豊後中村駅からバスで約50分 | JR久大本線 豊後森駅から車で約15分 |
| 日帰りで入れる湯 | 長者原/くじゅう連山の登山口/筋湯温泉/九重夢大吊橋 | 筋湯温泉/筌の口温泉/九重夢大吊橋/宝泉寺温泉 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
源泉温度
寒の地獄温泉13〜14度の冷泉
壁湯温泉39度のぬる湯
入り方
寒の地獄温泉数分浸かり、拭かずに薪ストーブの部屋で暖まる
壁湯温泉洞窟のなかで長く浸かる
標高
寒の地獄温泉飯田高原、標高1100メートル
壁湯温泉町田川の岸。豊後森駅から車で15分
湯量
寒の地獄温泉毎分2,160リットル
壁湯温泉毎分1370リットル
どちらを選ぶか
両方行くなら九重町のなかで車で40分ほど。低い温度の湯を二種類続けて試すと、温泉の幅が思っているより広いことがわかる。
それぞれの宿
よくある質問
Q寒の地獄の冷泉はいつ入れますか?
もともとは7月から9月の期間限定でした。宿は2023年夏にサウナを設け、冷泉が一年中使えるようになったと登録しています。時期の扱いは宿に確かめてください。
Qどちらも日帰りで入れますか?
寒の地獄は10時から13時、壁湯は10時から16時と、いずれも日本秘湯を守る会の登録にあります。