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Remote Hot Springs
秘湯の参考画像

秘湯と呼ばれる温泉

行きにくい場所にある湯を集めました。バスの本数が少なく、道が細く、冬は閉ざされる。その不便さが、そこにしかない静けさを守っています。

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

秘湯という言葉に厳密な定義はありません。ただ、そう呼ばれる湯には共通点があります。

行きにくいこと。そして、その行きにくさが景色と静けさを守ってきたことです。

半年だけ開く宿がある

滑川温泉の福島屋は、山形県米沢市の谷底に建つ一軒宿です。日本秘湯を守る会の会員で、宿は「加水・加温・循環なし。3本の自家源泉をそのまま楽しむ山の一軒宿」と名乗っています。

この宿は冬に開きません。理由は身も蓋もなく、除雪車が入らないからです。宿は「滑川温泉福島屋までは除雪が入らないため、冬季間休業いたします」と告知し、2026年度の営業を4月26日から11月4日までとしています。

同じ米沢の姥湯温泉も、深い雪のため営業は4月下旬から11月上旬。秘湯と呼ばれる宿には、この「半年しか開かない」型がいくつもあります。行きにくいのではなく、半年は行けない。予約の前に、まず営業期間を確かめる必要がある宿です。

行き方そのものが行程になる

祖谷温泉では、湯に入るまでにケーブルカーに乗ります。宿は谷の上、湯は谷底。高低差はおよそ170メートルで、片道5分ほどかけて下ります。

源泉が谷底で湧いているので、そこまで下りるしかなかった。演出ではなく、地形への対応です。上がってまた戻るところまで含めて、この宿の湯になっています。

酸ヶ湯は八甲田の山中に一軒だけ建っています。周囲に集落はありません。青森駅からバスで70分、東京からは合計5時間ほどかかります。

バスの本数から逆算する

秘湯と呼ばれる湯に共通する実務が、交通の薄さです。

乳頭温泉郷は田沢湖駅からバスですが、本数が限られます。十津川温泉は五条駅から2時間30分、日本一長い路線バスとして知られる区間の途中にあります。祖谷は大歩危駅からバスで30分。

いずれも、帰りの便から逆算して行程を組むことになります。時刻表を先に見ないと、着いたはいいが出られないということが起こります。

宿の送迎があるかどうかも大きく効きます。問い合わせておく価値があります。

道が細い、冬は閉ざされる

車で向かう場合の条件も見ておきたいところです。

祖谷渓は道が狭く曲がりくねっており、対向車とのすれ違いに気を使う区間があります。運転に慣れていないと負担があります。十津川へ向かう国道168号は、雨量による通行規制がかかることがあります。

万座は標高およそ1,800メートルにあり、草津へ抜ける志賀草津高原ルートは冬季閉鎖されます。加えて草津白根山は活動する火山で、規制がかかることがあります。白骨や酸ヶ湯も、冬は道路状況の確認が要ります。

冬に道が閉じる湯

玉川温泉は八幡平の山中にあります。田沢湖駅からバスで90分ほど、本数は限られます。

冬季は道路が閉鎖されます。営業形態が変わり、経路も限られます。訪れる前に必ず状況を確認してください。

高湯温泉は吾妻連峰の中腹にあり、こちらは通年で行けますが、山道を上がることに変わりはありません。福島駅からバスで40分、便は限られます。

いずれも、行ける季節と行けない季節がはっきり分かれる湯です。

その不便さが守ってきたもの

行きにくさは欠点として語られがちですが、結果として残したものがあります。

祖谷では、谷底の湯に浸かって聞こえるのが川の音だけという状態が保たれています。簡単に行ける場所では成立しません。

十津川村が2004年に全国で初めて源泉かけ流し宣言を出せたのも、湯量に余裕があるからです。人が押し寄せる場所では、そもそも湯が足りません。

乳頭温泉郷は七軒がブナ林に点在するだけで、温泉街と呼べるものがありません。万座には街の灯りが一切なく、夜は星がよく見えます。

湯が強いことが多い

秘湯と呼ばれる湯には、成分の濃いものが多くあります。

酸ヶ湯は強い酸性泉、万座は硫黄の含有量が国内最高水準とされます。白骨と乳頭は白濁して底が見えません。

中ノ沢温泉は安達太良山の噴火口近くに湧く沼尻元湯を7キロ引いた湯で、pH1.7から2.1の強酸性ですが、長いパイプで揉まれて届くため肌当たりはシルクのようだと温泉郷は書いています。鎌先温泉は鉄分を含む茶色のぬる湯で、加水も循環もせずに使う宿があります。

  • 酸性泉・硫黄泉は長湯を避け、湯上がりに真水で流すと負担が軽くなります
  • 銀製品は硫黄で変色します。外してから入ってください
  • 白濁する湯は段差が見えません。足を探りながら入ってください
  • 混浴の形をとる湯があります。女性専用の時間帯や別浴槽の有無を確認してください

川と一体になっている湯

奥津温泉の湯は、吉井川の川底から湧いています。流れのなかに源泉があり、その上に浴槽を設けた湯があります。底から湯が上がってくるので、足元の砂が動きます。

川底から湧くということは、増水の影響を受けるということでもあります。雨が続けば入れない湯があります。

この土地には足踏み洗濯という風習が伝わります。川辺で湯を使い、足で衣類を踏んで洗う。手ではなく足を使うのは、川に背を向けず立ったまま作業するためだったとされます。かつては熊などの獣が出る土地でした。

津山駅からバスで60分ほど。本数は限られます。

一軒宿という形

法師温泉は三国峠の麓の谷に、長寿館という宿が一軒だけ建っています。温泉街はなく、上毛高原駅から町営バスを乗り継いで向かい、法師温泉行きのバスは午前2便と午後2便しかありません。明治28年築の湯殿で、浴槽の底の玉石の間から湧く湯に浸かります。

肘折温泉は山形の豪雪の谷にある1200年の湯治場で、冬を除く毎日、早朝5時から朝市が立ちます。新庄駅からバスで60分。どちらも、行きにくさがそのまま湯の性格を守っています。

蔦温泉も南八甲田のブナの森に蔦温泉旅館が一軒だけ建つ湯で、青森駅からバスで2時間かかります。源泉の上に浴槽を置き、底板から湧く湯に浸かります。冬は青森側から八甲田を越える道が閉じ、十和田市側から入ることになります。

寸又峡温泉は静岡県の最北部にあり、大井川鐵道の一部が台風で不通のまま代行バスで結ばれています。千頭から先はさらにバスで40分の山道です。その先に、トルコブルーのダム湖と夢のつり橋があります。

小谷温泉は国道148号から山道を10キロ上がった標高850メートルに、大湯元の山田旅館が一軒だけ建ちます。南小谷駅から村営バスで40分。裏手から適温で湧く湯を加水も加温もせずにかけ流し、木造6棟が文化財です。さらに15分上がった奥の湯には、ブナ林の中の村営露天風呂があります。

みくりが池温泉は立山・室堂平の標高2,410メートルにあり、日本でいちばん高い場所の温泉です。マイカーは入れず、アルペンルートの乗り物を乗り継いで室堂から15分歩きます。アルペンルートの開通期間だけの季節営業で、冬は閉じます。

大牧温泉は庄川峡のダム湖の岸に一軒宿が建ち、道はつながっておらず、小牧の船着場から遊覧船で30分の道だけで着きます。最終便は16時、冬は15時20分です。

扉温泉は松本の東、薄川の上流の標高1,050メートルの国定公園に明神館が一軒だけ建ち、1931年の湯治宿が今はルレ・エ・シャトーに加盟する宿になっています。松本駅から宿のシャトルバスで40分ほど、秘湯の道のりで着く先が静かな高級宿という例です。

宝川温泉は利根川の最上流に汪泉閣が一軒だけ建ち、470畳の露天風呂に毎分1,800リットルをかけ流します。一軒宿でも規模の大きい秘湯があり、水上駅からバスで35分です。

姥湯温泉の桝形屋は、道が細いことで知られる秘湯です。山形県米沢市、吾妻連峰の北側、標高1,300メートルの谷間にあり、三方を奇岩の絶壁に囲まれています。峠駅から車で30分ほどですが、曲がりくねった山道で未舗装の区間もあります。岩壁から噴き出す湯口は六か所あり、宿が使うのはそのうち一本だけで、残りは川へ流れ落ちています。営業は4月下旬から11月上旬。冬は雪に埋もれて閉まります。

泥湯温泉の奥山旅館は、山奥のわずかに開けた小盆地にあります。秋田県湯沢市、明治の温泉宿として栄えた古い湯で、新湯・天狗の湯・川の湯という三つの源泉を浴槽ごとに引き分けています。近くには草木の生えない白い山肌が広がる川原毛地獄があり、恐山、立山と並ぶ日本三大霊地のひとつとされます。大露天風呂は積雪のため11月から5月下旬は休みです。

丸駒温泉は、支笏湖の北岸に一軒だけ建つ宿です。北海道千歳市、恵庭岳の麓で、道路が通じる前は船でしか行けませんでした。足元から湯が湧く天然の野湯があり、浴場と湖を岩場で隔てただけの造りのため、湯の深さが支笏湖の水位と一緒に季節で上下します。全国でも約20か所しかないといわれる足元湧出湯です。新千歳空港から車で50分という近さでありながら、着けば湖と山しかありません。

虹岳島温泉の虹岳島荘は、湖の岸に一軒だけ建つ宿です。福井県若狭町、三方五湖の中央にある水月湖の岸で、周りの民家からは離れています。百年以上前の合掌造りの古民家を移築した建物で、茅葺きの門をくぐると玄関に日本秘湯を守る会の提灯が下がっています。25室はすべて湖に面し、湖の形に沿って長い渡り廊下が曲がっています。湯は単純弱放射能冷鉱泉で、宿が会に登録した情報では源泉温度15度、加温あり。少し温めの湯に浸かりながら、渡ってきた水鳥を眺める宿です。JR小浜線の気山駅から3キロ、送迎があります。

湯ノ本温泉の平山旅館は、船に乗らないと行けない秘湯です。玄界灘に浮かぶ壱岐島の北部にあり、博多港からジェットフォイルで1時間、フェリーなら2時間20分。港から宿までさらに車で20分かかります。自噴69度の鉄分を含む塩の湯が、空気に触れて赤茶けた鉄錆色に濁ります。冬は船が欠航することもあるので、往復の便を先に押さえてから宿を取ることになります。

松川温泉は八幡平の原生林の谷に4軒の宿が点在し、盛岡駅からのバスは1日2本です。硫黄が強くてボイラーを置けず、シャワーのない宿があります。西山温泉は早川の渓谷にある世界最古の宿の湯で、身延駅から宿の送迎バスが1日1便、悪天候で県道が閉じることがあります。

湯が変わったことを、隠さずに書く宿

秋の宮温泉郷の鷹の湯温泉も会員宿です。この宿の公式サイトには、温泉宿としてはあまり書きたくないはずのことが書いてあります。

「鷹の湯は当初より泉温80度以上の熱い温泉でしたが、2021年の夏頃、源泉の温度が30度近くにまで低下する原因不明の現象が起こりました」。創業以来ボイラーを持たずに自然の湯を引いてきた宿だったため、温度が下がれば湯を出せません。宿はクラウドファンディングで資金を募り、加温の設備を整えました。

温泉は自然のものなので、変わることがあります。変わったときに何をしたかまで公表する宿は多くありません。秘湯を守る、という言葉の中身は、こういうところに出ます。

会に入っているのに、秘湯らしくない宿もある

日本秘湯を守る会の会員宿を眺めていると、一般に思われている「秘湯」の姿から外れる宿がいくつもあります。

銀山温泉の能登屋旅館は、大正時代の木造三階建てが並ぶ温泉街の真ん中に建ち、建物は国の登録有形文化財です。冬はガス灯が灯り、観光客が絶えません。それでも会員宿です。白布温泉の西屋は米沢の茅葺きの湯宿、筋湯温泉の喜安屋は九重の温泉街の宿、男鹿温泉郷の元湯雄山閣は海辺の温泉郷にあります。

祖谷温泉のホテル祖谷温泉はケーブルカーで谷底の湯へ降りる宿で、こちらは行きにくさの点でも秘湯らしい。二岐温泉の大丸あすなろ荘は南会津の渓谷の宿で、自然石をそのまま使った岩風呂を持ちます。須川高原温泉は栗駒山の八合目、標高1,126メートルに建ち、冬は雪に閉ざされて半年しか開きません。

この会が見ているのは、立地の不便さだけではなく、湯をどう守っているかのほうです。だから温泉街の真ん中にある宿も入ります。

泊まる前提で組む

秘湯を日帰りで往復すると、移動が行程の大半を占めます。

白骨は松本からバスで一時間以上、十津川は大阪から4時間30分。着いて湯に入ってすぐ帰る、では何のために行ったのか分からなくなります。

一泊すれば、夜と朝が手に入ります。人工の光がない場所の夜と、誰もいない時間の湯。これらは日帰りでは得られません。

行きにくい場所へ行くなら、時間のほうを合わせるしかありません。

Ryokan

この特集で取り上げた宿

法師温泉の景色
法師温泉
05

法師温泉 長寿館

群馬県1875年(明治8年)創業

三国峠の麓、法師温泉にただ一軒建つ宿。明治8年に岡村貢が湯小屋を整えて創業し、明治28年築の大浴場「法師乃湯」は浴槽の底の玉石の間から湯が湧く。本館・法師乃湯・別館の三棟が2006年に国の登録有形文化財となった。与謝野晶子、川端康成、若山牧水が滞在。フルムーンのポスターの湯。

露天風呂歴史的建築日帰り入浴あり
蔦温泉の景色
蔦温泉
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蔦温泉旅館

青森県1909年(明治42年)に湯治場から旅館へ

南八甲田のブナの森に一軒だけ建つ、千年の秘湯を掲げる宿。源泉の上に浴槽を置き、湯船の底板から空気に触れていない湯が湧く「源泉湧き流し」の湯を「久安の湯」と「泉響の湯」で使う。1918年築の木造本館を今も玄関と客室に使い、大町桂月が本籍を移して没した宿として資料館を持つ。2022年に源泉かけ流しの半露天風呂付きの離れが3棟開いた。全35室。

貸切風呂露天風呂付き客室歴史的建築日帰り入浴あり
中ノ沢温泉の景色
中ノ沢温泉
08

中ノ沢温泉 御宿 万葉亭

福島県

楢の林に囲まれた静かな14室の宿。「大人の旅籠」を名乗り、雑木林の葉ずれの音と渓流の音だけの世界を掲げる。約80度の沼尻元湯から7キロ引いた湯が湯口で50度前後になり、pH1.85の強酸性の硫黄泉を加水加温循環なしでかけ流す。湯船は檜、床と壁はヒバの総木造りの湯殿、二つの陶器の湯船が並ぶ無料の貸切露天風呂、檜風呂付きの「すみれの間」。日本秘湯を守る会の会員宿で、2016年4月にリニューアル。猪苗代駅からバス30分、中ノ沢温泉下車徒歩5分。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂露天風呂付き客室小規模の宿
鎌先温泉の景色
鎌先温泉
09

鎌先温泉 最上屋旅館

宮城県寛政元年(1789年)創業

寛政元年(1789年)から同じ場所で続く、鎌先温泉の玄関口に建つ湯治宿。鉄分を含むナトリウム-塩化物・硫酸塩泉の茶色い湯を、加水も循環もせず源泉かけ流しで使う。小原の材木岩を模した大浴場「三宝の湯」と古い雰囲気の「東光の湯」、木造3階建ての本館の上にある貸切露天「和光の湯」。全30室で、一泊の旅籠、食事付きの湯治、共同炊事場を使う自炊の三つの泊まり方があり、一人でも泊まれる。日帰り入浴は11時から14時。日本秘湯を守る会の会員宿。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂一人旅歓迎日帰り入浴あり
岩井温泉の景色
岩井温泉
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岩井温泉 岩井屋

鳥取県創業150年

創業150年、昔ながらの木造三階建て、全館畳敷きの13室の旅籠。1300年続く山陰最古といわれる岩井の湯を、蛇口の水まですべて源泉かけ流しで使う。名物の「源泉長寿の湯」は直立しても胸まで浸かる深い浴槽で、湯底に敷いた松板の真下から湧く湯をそのまま使う。竹垣に囲まれた露天「背戸の湯」、大浴場「祝いの湯」、貸切「よいまち草」。日本秘湯を守る会の会員宿で、日帰り入浴を受ける。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂歴史的建築小規模の宿日帰り入浴あり
松川温泉の景色
松川温泉
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松川温泉 峡雲荘

岩手県

十和田八幡平国立公園、ブナの原生林に囲まれた標高875メートルの谷あいに佇む宿。硫黄成分を豊富に含んだ乳白色のにごり湯を露天風呂と内湯に注ぎ、宿は源泉かけ流しと案内する(日本秘湯を守る会のサイトには加水ありとある)。露天風呂は混浴と女性専用、内湯は男女別で、宿泊者は24時間入れる。硫黄で金属が腐食するためシャワーはなく、湯を溜めた樋から湯をすくう。暖房は温泉の蒸気。夕食は部屋でホロホロ鳥鍋か短角牛。日帰り入浴は8時30分から19時。盛岡駅からバス110分、バス停は敷地内。

露天風呂一人旅歓迎日帰り入浴あり
西山温泉の景色
西山温泉
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西山温泉 慶雲館

山梨県慶雲2年(705年)開湯

慶雲2年(705年)に藤原真人が開いたと伝わり、2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスに認定された宿。4本の自然湧出泉と2005年に掘り当てた毎分1,600リットル以上、52度の自噴泉を、大浴場から野天風呂、貸切露天、客室風呂、給湯、シャワーまで加温・加水なしの全館源泉かけ流しで使う。早川渓谷を見下ろす4階の檜の野天風呂「望渓の湯」、白鳳石の渓流野天「白鳳の湯」に洞窟風呂と雨畑硯石の岩盤浴。全35室のうち22室で営業し、すべての部屋に源泉かけ流しの風呂が付く。2026年3月に改装。日帰り入浴はしない。身延駅から1日1便の送迎バス。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂露天風呂付き客室
貝掛温泉の景色
貝掛温泉
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貝掛温泉

新潟県鎌倉時代の開湯と伝わる。本棟は明治2年(1869年)築

清津川の谷、上信越高原国立公園に一軒だけ建つ「目の温泉」の宿。37度の源泉をかけ流す湯船と加温した42度の湯船を持ち、内湯4と露天3。江戸時代に目を患う者が多く訪れたと記録され、明治15年に湯守が目薬「快眼水」を発売した。木造2階建ての本棟は明治2年築、玄関棟は平成5年、離れは令和4年築で21室。南魚沼産コシヒカリを自家精米して炊く。大人の静養の宿で子供は原則遠慮。日本秘湯を守る会。日帰り入浴は11時から14時受付。越後湯沢駅からバス23分、バス停から送迎。

源泉かけ流し露天風呂歴史的建築一人旅歓迎日帰り入浴あり
栃尾又温泉の景色
栃尾又温泉
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栃尾又温泉 湯治の宿 神風館

新潟県

「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われたラジウム泉の湯治場、栃尾又温泉の8室の湯治宿。三軒の宿が共同管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせず源泉100%でかけ流し、1日ごとに男女が入れ替わる。源泉は栃尾又1号、35.7度、pH8.4のぬる湯に長く浸かる。長期滞在でも飽きない日替わりの和食膳を朝夕とも部屋食で。バス・トイレは共同、自炊はできず、1泊のみの受け入れは基本的にしない連泊向けの宿。小出駅からバス約30分。

源泉かけ流し小規模の宿
大牧温泉の景色
大牧温泉
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大牧温泉観光旅館

富山県寿永2年(1183年)開湯と伝え、1931年に現在地で営業再開

庄川峡のダム湖の岸、船でしか行けない一軒宿。小牧ダムで湖底に沈んだ湯治場の源泉を高台に引き上げ、1931年に旅館として再開した。塩化物泉と硫酸塩泉の二つの源泉が混ざった毎分360リットルの湯をかけ流し、原生林の中の男性露天風呂、岩をくり抜いた女性露天風呂、湖を見る大浴場と中浴場、ヒノキのテラス風呂。全29室で、源泉かけ流しの露天風呂付き和室、2025年に新設した露天風呂付き和洋室、205平方メートルの最上級特別室がある。館内は禁煙、現地払いは現金のみ。小牧の船着場から庄川遊覧船で30分。

源泉かけ流し露天風呂露天風呂付き客室
扉温泉の景色
扉温泉
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扉温泉 明神館

長野県1931年6月創業

標高1,050メートル、八ヶ岳中信高原国定公園の森に一軒だけ建つ宿。1931年に家族経営の湯治宿として開き、作家や学者が長期逗留した。わさび沢の渓谷に開放された立ち湯「雪月花」、露天風呂付き大浴場「白龍」、空と山を眺める寝湯「空山」に、38〜40度のアルカリ性単純泉を注ぐ。テラスに露天風呂を持つ「然 白樺」、展望風呂の「然 湯治」など、花や鳥の名を持つ客室。松本の食材のフレンチと和食。ルレ・エ・シャトー加盟。松本駅から無料シャトルバス35〜45分。

露天風呂露天風呂付き客室
みくりが池温泉の景色
みくりが池温泉
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みくりが池温泉

富山県1957年(昭和32年)8月13日開業

標高2,410メートルの立山・室堂平に建つ、日本一高所の天然温泉の宿。1957年に山小屋として開業し、今は3代目が継ぐ。源泉は真下の地獄谷にあり、高低差100メートルを汲み上げた単純酸性泉をpH2.28、45度のまま無加水・無加温でかけ流す。全21室、相部屋もある。日本秘湯を守る会の会員宿。アルペンルートの開通期間だけの季節営業で、室堂ターミナルから徒歩15分。

源泉かけ流し小規模の宿一人旅歓迎日帰り入浴あり
湯ノ本温泉の景色
湯ノ本温泉
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奥壱岐の千年湯 平山旅館

長崎県

長崎県壱岐市勝本町立石西触、壱岐島の湯ノ本温泉にある全8室の宿。日本秘湯を守る会の会員。湯ノ本のなかでも旧湯(ふるゆ)と呼ばれる湯を引き、自噴69度の鉄分を含んだ塩気のある湯が、空気に触れて赤茶けた鉄錆色に濁る。貸切で使える家族風呂の露天は広く、大家族でも一緒に入れる。料理は自家栽培の無農薬野菜と壱岐近海の魚介を使った創作郷土料理。港と空港から送迎あり。

露天風呂貸切風呂小規模の宿一人旅歓迎日帰り入浴あり
虹岳島温泉の景色
虹岳島温泉
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虹岳島温泉 虹岳島荘

福井県

福井県三方上中郡若狭町気山、三方五湖の水月湖の岸に建つ一軒宿。百年以上前の合掌造りの古民家を移築した建物で、平成16年夏に全面リニューアルした。茅葺きの門をくぐると、ロビーの正面に湖が広がる。日本秘湯を守る会の会員。25室はすべて湖に面し、同じレイアウトの部屋はない。湯は単純弱放射能冷鉱泉で、宿が会に登録した情報では源泉温度15度、使用量は毎分15リットル、加温あり。浴槽は内湯2と露天2。水月湖は汽水湖で釣り客にも人気がある。

露天風呂歴史的建築日帰り入浴あり
丸駒温泉の景色
丸駒温泉
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丸駒温泉旅館

北海道

北海道千歳市幌美内、支笏湖の北岸に建つ全55室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員で、道路が通じる前は船でしか行けなかった。名物は足元湧出の天然露天風呂で、浴場と湖を岩場で隔てただけの造りのため、湯の深さが支笏湖の水位と一緒に季節で上下する。全国でも約20か所といわれる足元湧出湯。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉、源泉温度54度。展望露天風呂、貸切風呂2種、フィンランド式サウナもある。新千歳空港から車で50分。

露天風呂貸切風呂日帰り入浴あり
泥湯温泉の景色
泥湯温泉
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泥湯温泉 奥山旅館

秋田県

秋田県湯沢市高松、山奥の小盆地にある全9室の宿。日本秘湯を守る会の会員。新湯・天狗の湯・川の湯という三つの源泉を持ち、大露天風呂は単純泉、混浴露天と男女別内湯は硫黄温泉、女性専用露天は硫化水素型の硫黄温泉と使い分けている。利用形態は源泉かけ流しで加水あり。大露天風呂からは夜は満天の星空、昼は白い山肌の小地獄が望めるが、積雪のため11月から5月下旬の予定で休みになる。湯治、高松岳の登山、川原毛地獄への巡礼の拠点として使われてきた。

露天風呂小規模の宿
姥湯温泉の景色
姥湯温泉
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姥湯温泉 桝形屋

山形県

山形県米沢市大沢、吾妻連峰の北側、標高1,300メートルの谷間に建つ木造2階建て13室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。三方を奇岩の絶壁に囲まれ、岩壁から噴き出す湯口は六か所あるが、宿が使うのはそのうち一本だけで残りは川へ流れ落ちる。泉質は単純酸性硫黄温泉、源泉温度51度、使用量は毎分300リットル、加水も加温もしない源泉かけ流し。浴槽は内湯2と露天3で、露天には混浴と女性専用がある。営業は4月下旬から11月上旬。

源泉かけ流し露天風呂小規模の宿一人旅歓迎日帰り入浴あり
須川温泉の景色
須川温泉
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須川高原温泉

岩手県

岩手県一関市、栗駒山の八合目、標高1,126メートルに建つ全36室の宿。pH2.2の強酸性泉が毎分6,000リットル湧く。30人から50人が入る大露天風呂「大日湯」、内湯と小さな露天が付く「須川の湯」、45度ほどの「霊泉の湯」、そして噴気で体を蒸す天然蒸し風呂「おいらん風呂」の四つの湯がある。効用は東北大学医学部の4医局が50年にわたり温泉治療を行ってきたと宿は書く。冬は雪に閉ざされ、営業は例年4月下旬から11月上旬。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり
二岐温泉の景色
二岐温泉
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二岐温泉 大丸あすなろ荘

福島県江戸時代から大丸屋として旅籠を営む

二岐山の麓、二岐川沿いに建つ日本秘湯を守る会の会員宿。江戸時代から大丸屋として旅籠を営んできた老舗で、六つの源泉をすべてかけ流しで使う。名物は川床の岩盤の亀裂から湯が自噴し、水流で削られた三つの甌穴の底から湧く「自噴泉甌穴岩風呂」。川面に手が届きそうな渓流露天風呂と、露天風呂付きの客室6室を含む全24室。日帰り入浴は11時から14時30分。新白河駅から1日1便の予約制バスが出る。

源泉かけ流し露天風呂露天風呂付き客室日帰り入浴あり
筋湯温泉の景色
筋湯温泉
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筋湯温泉 山あいの宿 喜安屋

大分県

筋湯温泉から山あいに入った、約2000坪の雑木林に10棟の離れが点在する宿。土壁と黒塀の古民家風の離れにはすべて露天風呂が付き、ナトリウム塩化物泉を24時間かけ流す。湯量は部屋の暖房にも温泉を使うほど。露天と内湯、貸切露天がある。日本秘湯を守る会の会員宿。黒川温泉から車で20分。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂露天風呂付き客室小規模の宿
白布温泉の景色
白布温泉
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白布温泉 湯滝の宿 西屋

山形県鎌倉時代創業(宿の案内による)

江戸中期から昭和にかけて建てられた築約百年の本館と茅葺きの母屋を持つ、白布温泉の宿。約300年前に御影石を切り出して造った浴槽に源泉を滝のように落とす「湯滝風呂」が名物で、総ヒバ材の湯治場そのままの造り。シャワーもカランもなく、源泉58〜60度を山水で40〜41度に調整する。露天風呂はなく、貸切の家族風呂は予約不要。中学生以上のみ、一人専用の部屋がある。

貸切風呂歴史的建築小規模の宿一人旅歓迎日帰り入浴あり
男鹿温泉郷の景色
男鹿温泉郷
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男鹿温泉郷 元湯 雄山閣

秋田県

男鹿温泉郷で一番の高台に建つ、日本秘湯を守る会の会員宿。自館専用の源泉から噴き出す53度のナトリウム塩化物泉を加水も加温もせずにかけ流し、季節や気温で茶褐色、緑、白と湯の色が変わる。湯の花が多く、源泉から引く管が3か月で詰まると宿は書く。大浴場の湯口はなまはげの口。露天岩風呂があり、名物の石焼料理となまはげ太鼓で知られる。エレベーターはなく、浴場へは階段を30段下りる。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり
旭岳温泉の景色
旭岳温泉
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旭岳温泉 湯元 湧駒荘

北海道

北海道上川郡東川町、大雪山国立公園の旭岳の麓に建つ全28室の宿。日本秘湯を守る会の会員。温泉は大正3年(1914年)に発見され、以来毎分300リットル以上を湧出している。敷地内に五つの自家源泉を持ち、浴槽は全部で17。硫酸塩泉、マグネシウム-硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム-硫酸塩泉、石膏泉という五つの泉質があり、塩素消毒も加水もしない。冬期の別館露天のみ若干の加温をすると断っている。別館「神々の湯」は日帰りでも入れる。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり一人旅歓迎
甲子温泉の景色
甲子温泉
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甲子温泉 旅館大黒屋

福島県

福島県西白河郡西郷村、阿武隈川の上流の谷に建つ全16室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員で、日光国立公園の中にある。白河藩主の松平定信が愛した湯で、定信の別荘だった建物を離れとして使い、西郷村の重要文化財として守られている。看板の大岩風呂は縦5メートル、横15メートル、深さ最大1.2メートル。鳥居の湯口から44〜45度の湯が流れ、岩盤の足元からは31〜34度の湯が自噴する。二本の源泉とも加水・加温なしの源泉かけ流し。

源泉かけ流し露天風呂小規模の宿歴史的建築
滑川温泉の景色
滑川温泉
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滑川温泉 福島屋

山形県

山形県米沢市大字大沢字滑川15、吾妻連峰の谷底にある一軒宿。日本秘湯を守る会の会員で、宿は「加水・加温・循環なし。3本の自家源泉をそのまま楽しむ山の一軒宿」と名乗る。内湯が二つ、渓流沿いの露天が二つ。日本温泉協会の施設情報は客室25室、露天風呂2、貸切浴場1、掛け流し浴槽ありと載せる。除雪が入らないため冬は休業し、4月下旬から11月上旬までの期間営業。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂日帰り入浴あり一人旅歓迎
秋の宮温泉郷の景色
秋の宮温泉郷
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秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉

秋田県明治18年(1885年)に初代・小山田秀が湯治宿を開いたと宿は書いている

秋田県湯沢市秋の宮字殿上1、役内川の河畔に建つ一軒宿。源泉は宿の目の前の河原にある。明治18年に女性の手で開かれた湯治宿で、現在は五代目。1950年代前半の改修に建築家の白井晟一が関わり、特別室「鷹の間」や階段の手すりに意匠が残る。浴場は大浴場、内湯、混浴半露天、女性専用半露天、河原野天風呂など。日本秘湯を守る会の会員宿で、毎週水曜日と冬季は休館する。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり小規模の宿一人旅歓迎歴史的建築
青根温泉の景色
青根温泉
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青根温泉 湯元不忘閣

宮城県慶長年間に湯別当として始まり、当主は21代続くと日本秘湯を守る会に登録している

宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1。伊達政宗が訪れた際に「この地忘れまじ」と名付けたと伝わる、仙台藩一門の湯治湯。川崎町は本館・離れ・門・蔵など計7棟が国の登録有形文化財と書く。土蔵の中に造られた蔵湯、木造建築と石風呂が調和する大湯など六つの湯屋があり、蔵湯と半露天の亥之輔の湯は貸切で使える。泉質は単純温泉、加水・加温なしの源泉かけ流し。全14室。日帰り入浴は受けていない。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂小規模の宿一人旅歓迎歴史的建築
芽登温泉の景色
芽登温泉
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芽登温泉ホテル

北海道明治34年開湯と宿は書いている

北海道足寄郡足寄町芽登2979、ヌカナン川の川辺に建つ全7室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。宿は「自然湧出 源泉100% 掛け流し 加温なし」を守っていると書き、源泉62度を熱交換器で40度まで下げて浴槽へ引く。浴場は混浴大露天風呂「巨岩の湯」、大露天風呂、小露天風呂、内湯。原生林に囲まれ、シマフクロウやエゾシカが現れることがある。帯広駅から車で約80分。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり小規模の宿一人旅歓迎
壁湯温泉の景色
壁湯温泉
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壁湯天然洞窟温泉旅館 福元屋

大分県

大分県玖珠郡九重町大字町田62-1、壁湯温泉の一軒宿。町田川の岸の岩壁にできた洞窟が、そのまま浴槽になっている。宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会の会員で、登録情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル、加温は貸切湯のみ一部。浴場は五つ。客室は8室から9室の小さな宿で、日帰り入浴も受ける。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂日帰り入浴あり小規模の宿一人旅歓迎
寒の地獄温泉の景色
寒の地獄温泉
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山の宿 寒の地獄旅館

大分県江戸末期の嘉永2年(1849年)開湯と宿は書いている

大分県玖珠郡九重町田野257、標高1100メートルの飯田高原にある全11室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。源泉13度から14度の冷泉に入り、体を拭かずに薪ストーブの部屋で暖まるという入り方が伝わる。宿は毎分2トンを超える湧出量の源泉かけ流しとし、互久楽湯(桧湯・切石湯)と家族湯(桧湯・岩湯・切石湯)、冷泉サウナを備える。休館日は水曜日。

源泉かけ流し貸切風呂日帰り入浴あり小規模の宿
Onsen

関連する温泉地

蔦温泉の風景
Aomori青森県

蔦温泉

Tsuta Onsen

南八甲田のブナの森、奥入瀬渓流の入口近くに一軒だけ建つ宿の温泉。久安3年(1147年)にはこの地に湯治小屋があったと文献に残る。源泉の上に浴槽があり、湯船の底板から空気に触れていない湯が湧く「源泉湧き流し」の湯。明治の文人大町桂月がここに本籍を移して没し、周囲の蔦沼は紅葉が水面に映る景色で知られる。

硫酸塩泉炭酸水素塩泉塩化物泉
寸又峡温泉の風景
Shizuoka静岡県

寸又峡温泉

Sumatakyo Onsen

南アルプスの入口、大井川の支流寸又川の渓谷にある温泉地。pH8.9のアルカリ性単純硫黄泉は角質を溶かして肌をすべすべにすることから「美女づくりの湯」と呼ばれる。昭和9年に発電所工事で枯れた湯を郵便局長が3年かけて掘り当て、昭和37年に温泉街が生まれた。トルコブルーのダム湖にかかる夢のつり橋で知られる。

硫黄泉単純温泉
小谷温泉の風景
Nagano長野県

小谷温泉

Otari Onsen

弘治元年(1555年)、川中島の合戦の折に武田信玄の家臣が見つけたと伝わる、妙高戸隠連山国立公園の山腹の湯治場。大湯元の山田旅館は江戸時代建築の本館をはじめ木造6棟が国の登録有形文化財で、裏手から適温で湧く元湯を加水も加温もせずかけ流す。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、44度前後、自然湧出で毎分150リットル。車で15分上がった標高900メートルに奥の湯の雨飾荘と、ブナ林の中の村営露天風呂がある。雨飾山の登山口。

炭酸水素塩泉
中ノ沢温泉の風景
Fukushima福島県

中ノ沢温泉

Nakanosawa Onsen

安達太良山の西麓、磐梯山との間の標高1,000メートルの高原にある温泉街。源泉は安達太良山の噴火口近くに湧く沼尻元湯で、毎分13,400リットルという単一口の自然湧出量は日本一とされ、約7キロを引湯して中ノ沢のすべての宿にかけ流す。pH1.7から2.1の強酸性の硫黄泉だが、長いパイプで揉まれて届くため肌当たりはシルクのようだと温泉郷は書く。沼尻鉱山の全盛期から湯治湯として栄え、名物は笹だんごと中ノ沢こけし。猪苗代駅からバス30分。

酸性泉硫黄泉
宝川温泉の風景
Gunma群馬県

宝川温泉

Takaragawa Onsen

利根川の最上流、宝川の渓流沿いに建つ一軒宿の温泉。4本の源泉から毎分1,800リットルの湯が湧き、巨石を組んだ四つの大露天風呂、延べ470畳にかけ流しにする。日本一といわれる大露天風呂で、日本武尊が白鷹に導かれて癒したという伝説から白鷹の湯と呼ばれた。泉質は単純温泉。水上駅からバスで35分、東京から車で2時間30分。

単純温泉
松川温泉の風景
Iwate岩手県

松川温泉

Matsukawa Onsen

十和田八幡平国立公園、ブナとナラの原生林に囲まれた標高875メートルの松川沿いの湯。発見は250年ほど前と八幡平市観光協会は案内し、4軒の宿が静かに湯けむりを上げる。泉質は単純硫化水素泉で、湧いた時は無色透明、空気に触れて乳白色に濁る。谷の地面の下の熱で昭和41年に日本で最初の地熱発電所が運転を始めた土地で、宿の暖房も温泉の蒸気で賄う。三ツ石山と姥倉への登山口、冬は下倉スキー場。盛岡駅からバスで110分、1日2本。

硫黄泉
西山温泉の風景
Yamanashi山梨県

西山温泉

Nishiyama Onsen

南アルプスを源とする早川の渓谷、早川町の山懐にある秘湯。慶雲2年(705年)に藤原真人が見つけて開いたと伝わる宿・慶雲館は、2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスに認定された。フォッサマグナの地下で涵養されたナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉が自然湧出し、2005年の掘削で毎分1,600リットル以上、52度の自噴泉も湧いた。湯治場の元湯蓬莱館、pH9.8の町営露天風呂・湯島の湯がある。県道が悪天候で通行止めになる山奥で、身延駅から1日1便の送迎バス。

硫酸塩泉塩化物泉
栃尾又温泉の風景
Niigata新潟県

栃尾又温泉

Tochiomata Onsen

魚沼の湯之谷温泉郷の最奥、開湯は奈良時代と伝わる世界的にも数少ないラジウム泉の湯治場。源泉は体温とほぼ同じ35度台で、ぬるい湯になるべく長く浸かる「長湯」の入り方を伝え、「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われた。三軒の湯宿が共同で管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせずかけ流す。子宝の湯として薬師堂と子持杉に願掛けの絵馬が並ぶ。立ち寄り湯は予約制、小出駅からバス30分。

放射能泉
貝掛温泉の風景
Niigata新潟県

貝掛温泉

Kaikake Onsen

越後湯沢から三国峠へ向かう清津川の谷、上信越高原国立公園の中に一軒だけ建つ「目の温泉」。鎌倉時代の開湯と伝わり、室町時代の僧・万里集九が旅文集に記し、上杉謙信が関東攻めの将兵を浸からせ、江戸時代の文書に「目を患う者多く来りて浴し候」とある。明治15年には湯守が目薬「快眼水」の製造許可を得て発売した。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、37度のぬる湯に長く浸かり、加温した湯船と行き来する。明治2年築の本棟が残る21室の宿で、日本秘湯を守る会。東京から新幹線とバスで2時間。

塩化物泉
濁河温泉の風景
Gifu岐阜県

濁河温泉

Nigorigo Onsen

霊峰御嶽山の飛騨側登山口、標高1,800メートルで通年営業する日本でも有数の高所温泉地。明治20年頃から登山者の宿として開かれ、昭和30年に車道が通じて宿泊温泉地になった。泉質は炭酸水素塩泉(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉)で、鉄分で茶色に濁る。原生林の中に秘湯ムードが漂い、市営露天風呂は4月下旬から11月上旬。路線バスはなく、御嶽パノラマラインを車で上がる。夏でも涼しく、冬はスタッドレスと雪道の備えが要る。

炭酸水素塩泉硫酸塩泉
大牧温泉の風景
Toyama富山県

大牧温泉

Omaki Onsen

庄川峡のダム湖の岸に、船でしか行けない一軒宿が建つ。寿永2年(1183年)、倶利伽羅峠の戦いに敗れた平家の武将・藤原賀房が河畔に湧く湯を見つけて傷を癒したのが始まりと宿は伝え、村人の湯治場だった湯は昭和5年の小牧ダム完成で湖底に沈んだ。源泉を高台に引き上げて昭和6年に旅館として再開し、以来90年余り、小牧の船着場から庄川遊覧船で30分の道だけがつながる。塩化物泉と硫酸塩泉の二つの源泉が混ざった毎分360リットルの湯を、峡谷を見下ろす露天風呂にかけ流す。

塩化物泉硫酸塩泉
扉温泉の風景
Nagano長野県

扉温泉

Tobira Onsen

松本の東、薄川の上流、標高1,050メートルの八ヶ岳中信高原国定公園の森に一軒だけ建つ宿の湯。天照大神の岩戸を天手力男命が投げ、入山辺の山中に落ちた二枚岩が「扉」の地名になったと伝わり、神々が湯治に訪れた場所ともいう。1931年に湯治宿として開いた明神館が、わさび沢の渓谷に開いた立ち湯「雪月花」を持つ。アルカリ性単純泉、泉温38〜40度の無色透明のぬる湯。松本駅から宿のシャトルバスで35〜45分、ビーナスラインは冬季閉鎖。

単純温泉
みくりが池温泉の風景
Toyama富山県

みくりが池温泉

Mikurigaike Onsen

立山・室堂平、標高2410メートルに湧く日本一高所の天然温泉。1957年に山小屋として始まった一軒宿が源泉名も温泉地名も兼ねる。源泉は真下の地獄谷にあり、高低差100メートル、340メートルの距離をポンプで汲み上げる。単純酸性泉でpH2.28、泉温45度、無加水・無加温の100パーセント源泉かけ流し。うす乳白色で硫化水素臭と酸味がある。マイカーは入れず、アルペンルートの乗り物を乗り継いで室堂から歩く。

酸性泉
湯ノ本温泉の風景
Nagasaki長崎県

湯ノ本温泉

Yunomoto Onsen

長崎県壱岐市勝本町、玄界灘に浮かぶ壱岐島の北部にある温泉。5世紀に神功皇后が三韓出兵の折に発見し、我が子・応神天皇に産湯を使わせたという伝説が残り、宿は1700年以上の歴史を誇るわが国屈指の古湯だと書く。湧いたときは透明だが、含まれる鉄分が空気に触れて酸化し赤くなる。海が近いため塩気があり「塩湯」とも呼ばれる。自噴69度。博多港からフェリーかジェットフォイルで渡る。

含鉄泉塩化物泉
虹岳島温泉の風景
Fukui福井県

虹岳島温泉

Kogashima Onsen

福井県三方上中郡若狭町気山、名勝・三方五湖の中央にある水月湖の岸に建つ一軒宿の湯。百年以上前の合掌造りの古民家を移築した宿で、茅葺きの門をくぐると湖がロビーの正面に広がる。日本秘湯を守る会の会員。泉質は単純弱放射能冷鉱泉で、宿が会に登録した情報では源泉温度15度、温泉使用量は毎分15リットル、加温あり。浴槽は内湯2と露天2。水月湖は海水濃度2割ほどの汽水湖で、湖と海の魚が釣れる。日帰り入浴は10時から15時。

放射能泉
丸駒温泉の風景
Hokkaido北海道

丸駒温泉

Marukoma Onsen

北海道千歳市、支笏湖の北岸に一軒宿が建つ温泉。恵庭岳の麓で、道路が通じる前は船でしか行けなかった。名物は足元湧出の天然露天風呂で、湖と岩場で隔てただけの造りのため、湯の深さが支笏湖の水位と一緒に上下する。全国で20か所ほどしかない足元湧出の湯だと宿は書く。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉、源泉温度54度。日本秘湯を守る会の会員。新千歳空港から車で50分。

塩化物泉炭酸水素塩泉硫酸塩泉
泥湯温泉の風景
Akita秋田県

泥湯温泉

Doroyu Onsen

秋田県湯沢市高松、山奥のわずかに開けた小盆地にある温泉。明治の温泉宿として栄えてきた歴史の古い湯だと宿は書く。名前は湯の色が濁っていることに由来するとされ、病に苦しむ乙女のために天狗が透明の湯を白く変えたという伝えが残る。奥山旅館は新湯・天狗の湯・川の湯という三つの源泉を持ち、大露天風呂、混浴露天、女性専用露天、男女別内湯に分けて使う。大露天風呂は積雪のため11月から5月下旬は休み。日本秘湯を守る会の会員宿。

硫黄泉単純温泉
姥湯温泉の風景
Yamagata山形県

姥湯温泉

Ubayu Onsen

山形県米沢市大沢、吾妻連峰の北側、標高1,300メートルの谷間にある一軒宿の温泉。三方を奇岩の絶壁に囲まれ、岩壁から噴き出す湯口は六か所ある。宿が使うのはそのうち一本で、残りは川へ流れ落ちる。泉質は単純酸性硫黄温泉で、青みがかった乳白色。加水も加温もせず源泉をかけ流す。浴槽は内湯2と露天3で、露天には混浴と女性専用がある。深い雪のため営業は4月下旬から11月上旬。日本秘湯を守る会の会員宿。

硫黄泉酸性泉
須川温泉の風景
Iwate岩手県

須川温泉

Sukawa Onsen

岩手・宮城・秋田の三県にまたがる栗駒山の八合目、標高1,126メートルに湧く温泉。873年の『日本三代実録』に酢川として記されると宿は書く。pH2.2の強酸性で、毎分6,000リットルという全国屈指の湧出量。泉質は酸性・含硫黄・鉄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)と一関温泉郷は示す。30人から50人が入る大露天風呂と、噴気で体を蒸す天然蒸し風呂「おいらん風呂」がある。深い雪に閉ざされるため、営業は例年4月下旬から11月上旬。

硫黄泉酸性泉含鉄泉
白布温泉の風景
Yamagata山形県

白布温泉

Shirabu Onsen

西吾妻山の麓、標高900メートルほどの山あいにある鎌倉末期開湯の湯治場。白い斑点のある鷹が湯で傷を癒したと伝わり、名は先住民の言葉で霧氷のできる場所を意味する「シラブ」から来る。茅葺き屋根の宿が残り、湯量は毎分約1,500リットルと宿の一つは書く。含硫黄・カルシウム-硫酸塩泉。天元台高原と西吾妻山の登山口。

硫黄泉硫酸塩泉
男鹿温泉郷の風景
Akita秋田県

男鹿温泉郷

Oga Onsen

日本海に突き出た男鹿半島の北部、坂上田村麻呂が東征の際に見つけて兵を休めたと伝わる湯。佐竹公も好んで入り、明治には石灰岩の採掘に関わる人が使って石山温泉と呼ばれた。海水に似た塩分を含む熱の湯で、ユネスコ無形文化遺産のナマハゲの土地。なまはげ太鼓の常設公演と、熱した石で魚介の汁を煮る石焼料理で知られる。6軒の宿がある。

塩化物泉
旭岳温泉の風景
Hokkaido北海道

旭岳温泉

Asahidake Onsen

北海道上川郡東川町、大雪山国立公園の旭岳の麓、標高1,000メートルを超える高原にある温泉。アイヌがカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼んだ山の入口にあたる。湯元湧駒荘の温泉は大正3年(1914年)に発見され、以来毎分300リットル以上を湧出している。硫酸塩泉、マグネシウム-硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム-硫酸塩泉、石膏泉という五つの泉質を持ち、塩素消毒も加水もせずに使う。旭岳ロープウェイの乗り場が近い。

硫酸塩泉炭酸水素塩泉塩化物泉
甲子温泉の風景
Fukushima福島県

甲子温泉

Kashi Onsen

福島県西白河郡西郷村、阿武隈川の上流の谷にある一軒宿の温泉。白河藩主の松平定信が愛した湯として知られ、定信の別荘だった建物が今も離れとして使われ、西郷村の重要文化財になっている。看板は大岩風呂で、縦5メートル、横15メートル、深さ最大1.2メートル。鳥居の形の湯口から44〜45度の湯が流れ込み、岩盤の足元からは31〜34度の湯がじんわり自噴する。1号源泉も2号源泉も加水・加温なしの源泉かけ流し。日本秘湯を守る会の会員宿。

単純温泉硫酸塩泉
滑川温泉の風景
Yamagata山形県

滑川温泉

Namegawa Onsen

山形県米沢市大字大沢字滑川、吾妻連峰の奥にある一軒宿の温泉。日本秘湯を守る会は泉質を含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、源泉温度40.4度から53.6度、湧出量毎分150リットルとし、青白く濁る湯と書く。除雪が入らないため冬は休業し、4月下旬から11月上旬までの期間営業。日本の滝百選の滑川大滝への登山口でもある。

硫黄泉炭酸水素塩泉硫酸塩泉
秋の宮温泉郷の風景
Akita秋田県

秋の宮温泉郷

Akinomiya Onsen

秋田県湯沢市、栗駒国定公園の西側にある温泉郷。日本温泉協会は高松岳の西側山麓に位置し、役内川に沿って点在する湯ノ岱、稲住、鷹ノ湯、湯ノ又などを総称して秋の宮温泉郷と呼ぶと書く。国民保養温泉地で、環境省の一覧にも秋ノ宮温泉国民保養温泉地計画が載る。秋田県内でもっとも古い温泉ともいわれ、鷹の湯温泉は奈良時代の養老年間に行基法師が見つけたと伝える。

塩化物泉
青根温泉の風景
Miyagi宮城県

青根温泉

Aone Onsen

宮城県柴田郡川崎町、蔵王連峰の山麓にある温泉地。川崎町は「伊達家一門の湯治湯として利用された湯の里。開湯490余年」と書く。湯元不忘閣は、伊達政宗が訪れた際に「この地忘れまじ」という思いから不忘と名付けたと伝え、本館・離れ・門・蔵など計7棟が国の登録有形文化財に指定されている。共同浴場「じゃっぽの湯」と二つの足湯がある。

単純温泉
芽登温泉の風景
Hokkaido北海道

芽登温泉

Meto Onsen

北海道足寄郡足寄町、ヌカナン川の川辺にある一軒宿の温泉。宿は明治34年開湯とし、十勝でもっとも古い温泉と紹介されている。日本秘湯を守る会に登録された情報ではアルカリ性単純温泉でpH9.5、源泉温度60度、温泉使用量は毎分400リットル、加水・加温なし。原生林に囲まれ、夜にはシマフクロウの声が聞こえる。混浴の大露天風呂「巨岩の湯」がある。

単純温泉硫黄泉
壁湯温泉の風景
Oita大分県

壁湯温泉

Kabeyu Onsen

大分県玖珠郡九重町町田、町田川の岸の岩壁に穿たれた洞窟から湯が湧く温泉。一軒宿の福元屋が守っており、宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会に登録された情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル。浴槽の底から湯が湧く足元自噴で、ぬるめの湯に長く浸かる。九重の温泉群のひとつ。

単純温泉
寒の地獄温泉の風景
Oita大分県

寒の地獄温泉

Kannojigoku Onsen

大分県玖珠郡九重町田野、標高1100メートルの飯田高原にある温泉。江戸末期の嘉永2年に開湯したと宿は書く。源泉は13度から14度の冷泉で、毎分2160リットル湧く。冷たい湯に数分浸かり、震えが始まったら体を拭かずに暖房室で温まる。これを繰り返すのが伝わってきた入り方。湯につかる温泉もあり、一度に温泉と冷泉の交互入浴ができる。

硫黄泉