増富温泉と下部温泉、山梨の信玄の隠し湯でぬる湯に浸かるならどっち
どちらも武田信玄の隠し湯と伝わり、30度前後のぬる湯に長く浸かる湯治場である。増富は瑞牆山の麓の渓谷でラジウムを含み、下部は身延山の麓で身延線の駅から歩ける。湯の個性で選ぶか、行きやすさで選ぶか。

増富温泉
山梨県
瑞牆山の麓、標高1,000メートル前後の渓谷にあるラジウム温泉の湯治場。武田信玄が金山の開発の際に見つけて傷兵を治したと伝わり、信玄の隠し湯の一つ。日本でもまれなラジウムを含む30度前後のぬる湯に長く浸かり、湯に入り、湯気を吸い、湯を飲む三つの方法で使う。北杜市の日帰り施設「増富の湯」は改修で休業中。

下部温泉
山梨県
武田信玄が川中島の戦いで受けた傷を湯治で癒したと伝わる「信玄の隠し湯」。約32度のぬるい冷泉に長く浸かり、高温の湯と交互に入るのがこの土地の入り方で、日本の名湯百選に選ばれている。井伏鱒二や若山牧水ら文人が滞在した湯治場。身延線の下部温泉駅から徒歩10分ほど。
数字で比べる
| 項目 | 増富温泉 | 下部温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 山梨県 | 山梨県 |
| 泉質 | 放射能泉・塩化物泉・二酸化炭素泉 | 単純温泉 |
| 東京から | 約3時間 | 約3時間 |
| 最寄り | JR中央本線 韮崎駅(バス約60分) | JR身延線 下部温泉駅(徒歩10〜15分) |
| 日帰りで入れる湯 | 日帰り入浴を受け付けている宿/瑞牆山 | 元湯の宿の日帰り入浴(10時〜16時)/日帰り入浴を受け付けている宿 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
増富温泉含放射能・二酸化炭素・ナトリウム-塩化物泉。日本でもまれなラジウムを含むと北杜市は案内する。入浴・吸入・飲用で使う
下部温泉約32度の単純温泉の冷泉。平成18年に約50度の奥の湯が掘削され、温冷交互浴ができる
宿
増富温泉本谷川沿いに数軒の小さな湯治宿。4室で湯治食を出す宿がある
下部温泉湯町に旅館が並び、元湯の宿はぬる湯と熱い湯の温冷交互浴を勧める
組み合わせ
増富温泉瑞牆山と金峰山の登山。清里や小淵沢の高原へ車で1時間
下部温泉身延山久遠寺の参拝。下部温泉駅から身延駅は10分
行き方
増富温泉韮崎駅からバス60分。須玉ICから30分
下部温泉身延線の下部温泉駅から徒歩10〜15分。下部温泉早川ICから5〜8分
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも熱い湯に短く入る温泉地ではない。ぬる湯に30分、1時間と浸かる時間の使い方を受け入れられるかどうかが、まず選ぶ前の条件になる。
それぞれの宿
よくある質問
Q増富温泉と下部温泉はどちらが行きやすいですか?
下部です。身延線の下部温泉駅から徒歩10〜15分で、東京から3時間ほど。増富は韮崎駅からバスで60分、終点から歩きます。車なら須玉ICから30分です。
Qどちらもぬる湯ですか?
はい。増富は30度前後、下部は約32度の冷泉に長く浸かるのが土地の入り方です。どちらも加温した湯船と行き来します。