鳴門温泉と祖谷温泉、徳島の東と西
徳島の温泉は、県の東端と西の奥で性格が正反対になる。鳴門は海沿いのリゾートで、地底1120メートルから汲む塩辛い湯と渦潮と美術館。祖谷は深い峡谷で、ケーブルカーに乗って谷底の露天へ下りる。橋を渡ってすぐか、山を分け入るか。

鳴門温泉
徳島県
徳島県鳴門市、瀬戸内海国立公園の中に湧く温泉。地底1120メートル、約1億年前の地層から湧く弱アルカリ性(pH8.0)の天然温泉で、海のミネラルと重曹を含む。塩分濃度が非常に高く塩辛いのが特徴で、保温効果に優れ湯冷めしにくいと宿は書く。鳴門海峡から紀伊水道、太平洋へ続く水平線が見える立地で、海に昇る朝日や満月の夜の「ムーンロード」が眺められる。大塚国際美術館と渦潮が近い。

祖谷温泉
徳島県
谷底の露天風呂へケーブルカーで下りる山中の一軒宿の湯。平家の落人伝説が残る祖谷渓にあり、かずら橋が近い。
数字で比べる
| 項目 | 鳴門温泉 | 祖谷温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 徳島県 | 徳島県 |
| 泉質 | 塩化物泉 | 硫黄泉・単純温泉 |
| pH | 8 | — |
| 東京から | 約4時間 | 約6時間 |
| 大阪から | 約2時間 | 約4時間 |
| 最寄り | JR鳴門駅(車約10分)/神戸淡路鳴門道 鳴門北IC(車約1分) | JR土讃線 大歩危駅(バス約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | 鳴門の渦潮(観潮船・渦の道)/大塚国際美術館/鳴門公園 | 宿の日帰り入浴 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
鳴門温泉ナトリウム塩化物泉、pH8.0。塩分濃度が高く塩辛い
祖谷温泉谷底に湧く湯。ケーブルカーで下りる
風呂
鳴門温泉1F露天と8F展望風呂。柑橘の浮かぶ湯も
祖谷温泉渓谷の底の露天風呂
まわり
鳴門温泉渦潮、大塚国際美術館、鳴門公園
祖谷温泉かずら橋、祖谷渓、小便小僧の岩
行き方
鳴門温泉神戸淡路鳴門道 鳴門北ICから1分。神戸から約1時間
祖谷温泉JR大歩危駅からバス。道は狭い
どちらを選ぶか
両方行くなら県を横断して車で2時間半ほど。海の塩の湯と谷底の湯を両端に置くと、徳島の輪郭がはっきりする。
それぞれの宿
よくある質問
Q関西から近いのはどちらですか?
鳴門温泉です。神戸から車で約1時間、淡路島からは10分ほどです。
Q朝日を風呂から見られるのはどちらですか?
鳴門温泉です。太平洋へ続く水平線に面しているため、海から昇る朝日が露天や展望風呂から見えます。