神山温泉と塩江温泉、四国の畳の風呂と古い湯
四国の二つの里山の湯。神山は徳島市から車45分、ロビーも脱衣所も浴場もすべて畳敷きという珍しい日帰り温泉がある。塩江は高松の奥座敷で、約1,300年前に行基が見つけたと伝わる香川県最古の温泉郷。新しい工夫か、古い来歴か。

神山温泉
徳島県
徳島県名西郡神山町、鮎喰川の支流・上角谷川に沿う里山の温泉。慶応四年に開業した湯屋を起源に持つと施設は書き、天女がさずけたと伝わる霊泉として郷人に愛されてきた。重曹を含む食塩泉でぬめりがあり、塩分が多いのに湯冷めしにくい「美人の湯」。日帰り温泉「いやしの湯」はロビーも脱衣所も浴場もすべて畳敷きで、滑りにくい。徳島市街から車で約45分。

塩江温泉
香川県
高松の市街から南へ25キロ、阿讃山脈の山あいにある香川県最古の温泉郷。約1,300年前の奈良時代に行基が見つけ、空海が湯治を勧めたと伝わり、「高松の奥座敷」と呼ばれる。四国に二つしかない国民保養温泉地の一つで、環境省の計画書によれば源泉は六本、いずれも15〜20度の冷鉱泉を沸かして使う。宿の一つはpH9.12のアルカリ性の湯を全客室に引く。高松空港から車で15分、高松駅からバスで75分。
数字で比べる
| 項目 | 神山温泉 | 塩江温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 徳島県 | 香川県 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉・塩化物泉 | 炭酸水素塩泉・硫黄泉・単純温泉 |
| 東京から | 約2時間30分(徳島阿波おどり空港経由) | 約3時間(高松空港から車) |
| 大阪から | 約3時間 | 約3時間 |
| 最寄り | JR徳島駅(バス約60分)/徳島道 藍住IC(車約45分) | JR高松駅(ことでんバス塩江行き約75分)/高松空港(車約15分) |
| 日帰りで入れる湯 | 上一宮大粟神社/大久保の乳いちょう(樹齢500年以上)/神山さくら街道 | 岩部八幡神社の大イチョウ/不動の滝/道の駅しおのえ・行基の湯 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
神山温泉重曹を含む食塩泉。ぬめりがあり湯冷めしにくい
塩江温泉炭酸水素塩泉・硫黄泉・単純泉。源泉は15〜20度の冷鉱泉
特徴
神山温泉浴場まで畳敷き。車椅子の貸し出しあり
塩江温泉四国に二つしかない国民保養温泉地の一つ
歴史
神山温泉慶応四年開業の湯屋が起源と施設は書く
塩江温泉奈良時代に行基が発見、空海が湯治を勧めたと伝わる
行き方
神山温泉JR徳島駅からバス約60分、徳島市街から車45分
塩江温泉高松空港から車15分、高松駅からバス75分
どちらを選ぶか
両方行くなら神山と塩江は徳島市と高松市のそれぞれの奥で、車で1時間30分ほど。四国を横断する旅なら、県境を挟んで二つの里山の湯に入れる。
それぞれの宿
よくある質問
Q浴場が畳敷きなのはどちらですか?
神山温泉のいやしの湯です。ロビー、脱衣所、浴場のすべてが畳敷きだと施設は案内しています。滑りにくく足に優しいのが理由です。
Qどちらも日帰りで入れますか?
入れます。神山温泉は10時から20時(毎月第4火曜定休)。塩江温泉は宿ごとに確かめてください。