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Miyazaki — Onsen Area
加久藤温泉(宮崎県)の風景

Photo: 663highland / CC BY 2.5 via Wikimedia Commons

Kakuto Onsen

加久藤温泉

かくとうおんせん

宮崎県えびの市西長江浦、田んぼの中にぽつんと建つ一軒宿の温泉。無色透明・無味無臭の単純温泉で、宿は100パーセント天然温泉を源泉掛け流しで使うと書く。源泉温度は夏が36〜38度、冬は加温して42〜44度。岩風呂と人工大理石の湯船の二つがあり、温度を変えてある。名物は敷地の湧き水で育てた鯉。全8室の小さな宿で、九州道えびのICから5分。同じえびの市の京町温泉とは別の湯である。

Quality
単純温泉
Access
JR吉都線 えびの駅(車約3分、えびの市内は送迎あり・要予約)/九州道 えびのIC(車約5分)
From Tokyo
約4時間30分
From Osaka
約3時間30分

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加久藤温泉の宿を見る(1軒)

田んぼの中の一軒宿

加久藤温泉は宮崎県えびの市西長江浦152。九州自動車道のえびのICから車で5分ほど、田んぼの広がる平地の中に建つ。えびの市は霧島連峰の北西の麓にあたる盆地で、加久藤はその北側の地名だ。

宿は全8室。大きな温泉ホテルではなく、家族でやっている宿である。楽天トラベルに載せた自己紹介で、宿はこう書いている。「創業30年、建物は古くなっている部分がございますが、他にはない鮮度抜群のコイ料理と祖父の想いが詰まった大切な温泉」。

ぬるめの単純温泉を掛け流す

湯は無色透明、無味無臭の単純温泉。宿は100パーセント天然温泉を源泉掛け流しで使うと明記している。

面白いのは温度の書き方だ。源泉温度は夏季が36〜38度、冬季は加温して42〜44度と宿は案内する。つまり夏はほぼそのままの温度で入れる。体温と同じくらいの湯にだらだら浸かる入り方ができるのは、ぬるい源泉を持つ宿の特権だ。

浴槽は二つある。岩風呂と、人工大理石の湯船。温度を変えてあるので、熱いほうとぬるいほうを行き来できる。露天風呂はない。

鯉が名物

この宿のもう一つの顔は鯉料理だ。敷地の自然の湧き水で育てた鯉を出す。

宿の説明が力強い。「イメージにないかもしれませんが、鯉は高級魚なんです! 生命力の強い鯉の栄養は魚の中でもトップクラス。効能は、滋養強壮、疲労回復、貧血予防、老化予防…。中国では薬膳料理に使わているほどです」。

鯉こくや洗いが苦手という人もいるだろうが、湧き水で育てたものは泥臭さが出にくいとされる。宮崎の山あいで鯉を食べる、という経験自体がめずらしい。

京町温泉とは別

同じえびの市の京町温泉とは別の温泉である。京町は川内川沿いの真幸盆地にあり、宮崎県内で最も多くの泉源を持ち、施設ごとに泉質が違うと市は書く温泉地で、宿が何軒も集まっている。加久藤は田んぼの中の一軒宿で、湯も単純温泉のひとつきり。車で10分ほどの距離だが、成り立ちがまるで違う。

湯以外の見どころ

えびの市は霧島錦江湾国立公園の北の入口にあたる。えびの高原まで車で30分ほど上がれば、六観音御池や不動池といった火口湖をめぐる遊歩道があり、韓国岳への登山口もある。小林市側に下りれば生駒高原のコスモス。道の駅えびので地元の野菜と焼酎を見るのも楽しい。

着くまで

九州自動車道のえびのICから約5分。JR吉都線のえびの駅からは車で3分で、えびの市内までなら送迎もある(要予約)。駐車場は20台、無料で予約不要。鹿児島空港からは高速で40分ほどなので、飛行機で入って車を借りる行き方が現実的だ。不定休なので、電話で確かめてから向かいたい。

Day Trip

加久藤温泉の日帰り入浴

  • えびの高原
  • 道の駅えびの
  • 生駒高原

午前にえびの高原の池めぐりを歩き、午後に湯と鯉。霧島の山を越えれば鹿児島側の温泉にも出られます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
関節痛筋肉痛神経痛
所在地Location
宮崎県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR吉都線 えびの駅(車約3分、えびの市内は送迎あり・要予約)/九州道 えびのIC(車約5分)
東京からFrom Tokyo
約4時間30分
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

加久藤温泉のよくある質問

Q加久藤温泉の泉質は?
A

宿は100パーセント天然温泉を源泉掛け流しで使うとし、源泉温度が少しぬるめの無色透明、無味無臭の単純温泉と案内しています。源泉温度は夏季が36〜38度、冬季は加温して42〜44度。効能は関節痛、筋肉痛、神経痛です。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Qお風呂はいくつありますか?
A

岩風呂と人工大理石の湯船の二つがあり、異なる温度の温泉が楽しめると宿は書いています。露天風呂はありません。宿泊客の入浴時間は15時から22時と、翌朝8時から10時です。

Q鯉料理とはどんなものですか?
A

宿は自然の湧き水で育てた鯉を出すと案内しています。「イメージにないかもしれませんが、鯉は高級魚なんです」「生命力の強い鯉の栄養は魚の中でもトップクラス」と書き、効能に滋養強壮、疲労回復、貧血予防、老化予防を挙げ、中国では薬膳料理に使われているほどだとしています。

Q京町温泉とは違うのですか?
A

違います。どちらも宮崎県えびの市にありますが、京町温泉は川内川沿いの真幸盆地に複数の宿と泉源が集まる温泉地で、加久藤温泉は田んぼの中の一軒宿です。車で10分ほど離れています。

Q加久藤温泉へのアクセスは?
A

九州自動車道のえびのICから約5分、JR吉都線のえびの駅から車で3分と宿は案内しています。えびの市内までの送迎もあります(要予約)。駐車場は20台で無料、予約は不要です。

UPDATED 2026.09.23

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