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Tokyo — Onsen Area
蒲田黒湯温泉(東京都)の風景

Photo: ペン太 / CC BY 2.5 via Wikimedia Commons

Kamata Kuroyu Onsen

蒲田黒湯温泉

かまたくろゆおんせん

東京都大田区、蒲田駅のすぐそばに湧く黒湯の温泉。関東ローム層の下から汲み上げる黒褐色の冷鉱泉で、泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉、アルカリ性低張性鉱泉。施設は敷地内に源泉を持ち、大浴槽と冷泉浴は源泉掛け流し、露天は循環式と書き分けている。駅西口から徒歩1分という立地で、日帰りでも泊まりでも入れる。大田区は黒湯の銭湯が多い土地で、その一角にある。

Quality
炭酸水素塩泉
Access
JR京浜東北線・東急線 蒲田駅(西口から徒歩1分)
From Tokyo
約20分
From Osaka
約3時間

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蒲田黒湯温泉の宿を見る(1軒)

駅を出て一分

蒲田黒湯温泉は東京都大田区西蒲田。JR京浜東北線と東急線の蒲田駅、その西口を出て1分の場所にある。ロータリーの右手、ドンキホーテのビルのすぐ裏手だ。

温泉地というより、街の中の温泉である。山も渓谷もない。代わりに、改札から歩いて着く。

真っ黒な湯

大田区の温泉といえば黒湯だ。地下から汲み上げると、コーヒーか醤油のような黒褐色の湯が出る。

施設の説明はこうだ。「お客様がまず当館の温泉を見てビックリされるのが、『真っ黒な温泉』。東京・大田区でも一番ではないかと思われます。是非その目でお確かめ下さいませ」。源泉名は弘城温泉。黒湯と呼ばれる黒褐色の冷鉱泉で、健康、美容はもちろん、体の心まで温まるのが特徴だと書く。

黒い色は、地層に含まれる植物由来の成分が溶け込んだものとされる。武蔵野台地の南の縁、海に近いこのあたりには、そうした地層が広がっている。

二つの顔を持つ泉質

泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉、アルカリ性低張性鉱泉。施設は二つの働きを挙げる。

ひとつは「美肌の湯」。ナトリウム-炭酸水素塩泉は皮膚の表面を軟化させる作用があり、皮脂や分泌物を乳化して洗い流すため、石けんのように皮膚を清浄にする。だから「美人の湯」「美肌の湯」と言われる。

もうひとつは「温まりの湯」。成分には塩化物も含まれており、入浴後に皮膚へ塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため保温効果があり、よく温まって冷めにくい。だから「熱の湯」「温まりの湯」とも言われる。

2024年には、ポーラ肌科学研究所の分析により美肌温泉であると証明されたと施設は告知している。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから入りたい。

掛け流しと循環を書き分ける

施設は浴槽ごとの扱いをはっきり書いている。大浴槽は源泉掛け流し。冷泉浴も源泉掛け流し。家族風呂でも源泉掛け流しの黒湯を部屋で楽しめる。

一方、露天風呂については「源泉露天風呂(循環式)」と明記する。明るい光が差し込む露天で、自然の光と風を感じながら入れるが、湯の扱いは大浴槽とは違う。

この書き分けをきちんとしている施設は多くない。掛け流しの湯に浸かりたいなら大浴槽か冷泉浴、外の風に当たりたいなら露天、と選べばいい。

冷鉱泉だから冷泉浴がある

黒湯は冷鉱泉、つまり湧いた時点では冷たい。だから沸かして使う。そのうえで、この施設は沸かさない湯にも入れるようにしている。源泉掛け流しの冷泉浴だ。

熱い湯と冷たい源泉を交互に行き来する入り方ができる。サウナと水風呂の代わりに、温めた黒湯とそのままの黒湯で温冷交代をする、というのはここならではだと思う。

湯以外の見どころ

蒲田は商店街の町だ。駅の周りに飲食店が密集していて、羽根つき餃子で知られる店が何軒もある。東急池上線で北へ行けば池上本門寺、南へ行けば多摩川。

羽田空港までは京急蒲田から10分ほど。出発前や到着後に黒湯へ寄るという使い方ができるのは、東京ではここくらいだろう。

着くまで

JR京浜東北線・東急線の蒲田駅西口から徒歩1分。京急蒲田駅からは徒歩15分。東京駅からは京浜東北線で25分ほど、羽田空港からは京急で15分ほど。駐車場は台数が少なく、事前の電話予約が要ると案内されている。

Day Trip

蒲田黒湯温泉の日帰り入浴

  • 蒲田の商店街
  • 池上本門寺
  • 羽田空港

羽田空港から電車で15分ほど。飛行機の前後に黒湯へ寄るという使い方ができます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性美肌
所在地Location
東京都
泉質Spring Quality
炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
JR京浜東北線・東急線 蒲田駅(西口から徒歩1分)
東京からFrom Tokyo
約20分
大阪からFrom Osaka
約3時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

蒲田黒湯温泉のよくある質問

Q黒湯とはどんな温泉ですか?
A

施設は、黒湯と呼ばれる黒褐色の冷鉱泉で、健康、美容はもちろん、体の心まで温まるのが特徴だと案内しています。源泉名は弘城温泉、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、アルカリ性低張性鉱泉。黒い色は、地層に含まれる植物由来の成分(フミン質)が溶け込んだものとされます。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Qどうして黒い湯が出るのですか?
A

施設は「真っ黒な温泉は源泉の証」と書き、大田区でも一番ではないかと思うほど黒いので、ぜひその目で確かめてほしいとしています。ナトリウム-炭酸水素塩泉は皮膚の表面を軟化させ、皮脂や分泌物を乳化して洗い流すため石けんのように皮膚を清浄にし、「美人の湯」「美肌の湯」と言われると説明しています。

Q源泉掛け流しですか?
A

浴槽によります。施設は大浴槽と冷泉浴、そして家族風呂を源泉掛け流しとし、露天風呂については「源泉露天風呂(循環式)」と明記しています。掛け流しの湯に入りたい場合は、露天ではなく大浴槽か冷泉浴を選ぶことになります。

Q日帰りで入れますか?
A

入れます。施設の営業は11時から翌朝9時(最終受付は朝8時)で、朝9時から11時は清掃のため休館です。岩盤浴やあかすり、ボディケアも受け付けています。

Q大田区にはほかにも黒湯がありますか?
A

あります。大田区は黒湯の温泉銭湯が多い土地として知られ、蒲田のほか池上や西馬込あたりにも黒湯を使う施設があります。ここはそのなかで、駅から徒歩1分という立地と宿泊できる点が特徴です。

Compare

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UPDATED 2026.09.23

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