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Kanagawa — Onsen Area
芦之湯温泉(神奈川県)の風景

Photo: Quercus acuta / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Ashinoyu Onsen

芦之湯温泉

あしのゆおんせん

駒ヶ岳の麓、箱根旧街道(国道1号)沿いに開けた閑静な温泉地。箱根七湯の一つで、寛文2年(1662年)に勝間田清左衛門が湿原を開拓して温泉の基礎を築き、江戸時代を通じて長逗留の湯治客と文人墨客で賑わった。1811年の『七湯枝折』は箱根の温泉の中でも主と称えた。白く濁る硫黄泉と湯の花沢から引く重曹泉の二つの湯があり、1715年創業のきのくにやが自家源泉を守る。文人が集った東光庵熊野権現旧跡、箱根石仏群が近い。芦ノ湖まで車で10分。

Quality
硫黄泉・炭酸水素塩泉
Access
箱根登山鉄道 小涌谷駅(バスまたはタクシー)
From Tokyo
約2時間
From Osaka
約3時間30分

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芦之湯温泉の宿を見る(2軒)

芦之湯温泉は神奈川県箱根町、駒ヶ岳の麓に開けた閑静な温泉地である。箱根旧街道(現国道1号)沿いで歴史的な面影を色濃く残し、旧跡も数多く点在していると箱根町観光協会は案内している。小涌谷と元箱根の間、箱根を横断する道の途中にある。

箱根七湯の主

芦之湯は箱根七湯の一つである。箱根はかつて湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯の七湯の温泉地として知られ、今は十七湯を数えると観光協会は書く。旧跡の一つ「阿字ヶ池」は、寛文2年(1662年)に勝間田清左衛門が湿原を開拓して温泉の基礎を築いた跡で、それ以来、江戸時代を通じて長逗留の湯治客や文人墨客で賑わった。1811年の『七湯枝折』では、ここの湯は五味(多種)で箱根の温泉の中でも主(最高)という意味の賛辞が送られていると観光協会は案内している。

白い硫黄泉と透明な重曹泉

芦之湯には二つの湯がある。宿の一つは、自家源泉の硫黄泉と湯の花沢から引いた重曹泉、湯感の違う二種類の泉質と案内する。自噴の硫黄源泉は白いミルク色のにごり湯で弱アルカリ性、泉温が低く体感がぬるい。湯の花沢から引く湯は無色透明で純度の高い旧重曹芒硝泉、泉温が高く体感が熱い、と観光協会のスポット情報にある。硫黄泉が弱アルカリ性というのは珍しく、宿は「なんと弱アルカリ性」と書く。神奈川県内で硫化水素を含む温泉スタンドは自社調べで当館のみだとし、敷地の硫黄泉を宅配している。

東光庵と石仏群

東光庵熊野権現旧跡は、江戸時代半ばに湯治の合間に文人墨客が集った当時の文化サロンで、2001年10月に復元された。芦之湯観光協会は箱根七湯・歴史の里を掲げ、賀茂真淵の長唄碑や蜀山人の狂歌碑、芭蕉の句碑を顕彰し、東光庵俳句大会を開いている。滝廉太郎の「箱根八里」ゆかりの宿もある。

精進池の近くには箱根の石仏群がある。中世の地蔵信仰の跡で、六道地蔵や二十五菩薩と俗称される磨崖仏、多田満仲の墓と伝わる石造宝篋印塔が並ぶ。鎌倉古道の湯坂道が芦之湯を通り、二所詣の参道だった。

着くまで

小田原駅、箱根湯本駅、小涌谷駅からバスかタクシー。バスは箱根町・元箱根方面行きに乗り、小田原駅から芦之湯まで約60分と宿の一つは案内している。東京から小田原まで新幹線で35分ほどなので、合わせて2時間ほど。季節により道路が渋滞する。

車なら東京方面から東名の厚木ICで小田原厚木道路と箱根新道に入り、芦ノ湖大観ICから元箱根経由。大阪方面からは御殿場ICから乙女峠、仙石原、宮ノ下を経て国道1号で小涌谷から芦之湯へ。

歩き方

温泉街は国道1号沿いに宿が数軒あるだけで小さい。東光庵と石仏群を歩き、宿の硫黄泉に入る。二子山と宝蔵岳の麓で、芦ノ湖畔まで車で10分、箱根神社の参拝に近い。

箱根湯本の賑わいを避けて泊まる場所として使う。江戸の湯治客が長逗留した理由は、今も同じ静けさにある。

Day Trip

芦之湯温泉の日帰り入浴

  • きのくにや(日帰り入浴、要電話確認)
  • 東光庵熊野権現旧跡
  • 箱根石仏群と精進池

箱根湯本や小涌谷と芦ノ湖の間にあり、箱根を回る途中に寄れます。日帰り入浴は日によって時間が変わります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
神経痛関節痛冷え性慢性皮膚病
所在地Location
神奈川県
泉質Spring Quality
硫黄泉・炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
箱根登山鉄道 小涌谷駅(バスまたはタクシー)
東京からFrom Tokyo
約2時間
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

芦之湯温泉のよくある質問

Q芦之湯温泉の歴史は?
A

駒ヶ岳の麓に開けた閑静な温泉地で、箱根旧街道沿いに歴史的な面影を色濃く残し、旧跡も数多く点在すると箱根町観光協会は案内しています。その一つ「阿字ヶ池」は寛文2年(1662年)に勝間田清左衛門が湿原を開拓して温泉の基礎を築いた跡で、それ以来江戸時代を通じて長逗留の湯治客や文人墨客で賑わいました。箱根七湯(湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯)の一つです。

Q芦之湯温泉の泉質は?
A

宿の一つは、自家源泉の硫黄泉と湯の花沢から引いた重曹泉の二種類と案内しています。自噴の硫黄源泉は白いミルク色のにごり湯で弱アルカリ性、泉温が低く体感がぬるい湯。湯の花沢から引く湯は無色透明で純度の高い旧重曹芒硝泉、泉温が高く体感が熱い湯と箱根町観光協会のスポット情報にあります。1811年の『七湯枝折』では、ここの湯は五味で箱根の温泉の中でも主という意味の賛辞が送られたと観光協会は書いています。

Q芦之湯温泉の見どころは?
A

東光庵熊野権現旧跡は、江戸時代半ばに湯治の合間に文人墨客が集った当時の文化サロンで、2001年10月に復元されたと箱根町観光協会は案内しています。精進池の近くには箱根の石仏群があり、多田満仲の墓と伝わる石造宝篋印塔があります。芦之湯観光協会は箱根七湯・歴史の里を掲げ、東光庵俳句大会を開いています。

Q芦之湯温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。宿の一つは平日(火・水曜以外)の12時から17時、休日の12時から14時で日帰り入浴を受け、混雑で調整することがあるので電話で確かめてから来てほしいと案内しています。日によって営業時間が変わり、宿のサイトで直前の予定を知らせています。

Q芦之湯温泉へのアクセスは?
A

小田原駅、箱根湯本駅、小涌谷駅からバスかタクシーで、バスは箱根町・元箱根方面行きに乗り、小田原駅から芦之湯まで約60分と宿の一つは案内しています。車なら東名の厚木ICから小田原厚木道路と箱根新道で芦ノ湖大観ICへ出て元箱根経由、大阪方面からは御殿場ICから乙女峠、仙石原、宮ノ下を経て国道1号で小涌谷から芦之湯です。芦ノ湖畔まで車で10分ほど。

UPDATED 2026.09.17

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