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Mie — Onsen Area
榊原温泉(三重県)の風景

Photo: Kansai explorer / CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

Sakakibara Onsen

榊原温泉

さかきばらおんせん

清少納言が枕草子で「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」と挙げた七栗の湯。伊勢神宮に参る前に身を清める「湯ごり」の地で、鎌倉から室町時代には恋の病を癒す湯として多くの和歌に詠まれた。31度前後のぬるいアルカリ性単純温泉で、湯上がりの肌がすべすべすることから美肌の湯と呼ばれる。

Quality
単純温泉
Access
近鉄大阪線 榊原温泉口駅(バス約15分・宿の送迎)
From Tokyo
約3時間30分
From Osaka
約1時間30分

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榊原温泉の宿を見る(2軒)

榊原温泉は三重県津市の西、青山高原の麓にある。伊勢神宮に参る前に身を清めた「湯ごり」の地で、平安の昔から都に知られた湯である。

七栗の湯

清少納言の枕草子に「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」という一節がある。七栗の湯は榊原温泉のことで、古くはこの地名で呼ばれていたと宿の一つは案内している。

七栗の湯は都で温泉の代名詞となり、鎌倉から室町時代にかけて、特に恋の病を癒す湯として多くの歌人に詠まれた。「世の人の 恋の病のくすりとや ななくりの湯の わきかへるらん」。都から遠く離れた湯が、歌の題材として生き続けた。

湯ごりの地

約2,000年前に天照大神が伊勢に鎮座して以来、皇女の斎王が神宮を祀ってきた。伊勢神宮に参る前には天皇であっても身を清める。奈良の都から伊賀を抜け、布引山(青山高原)を越えた榊原が伊勢の入口にあたり、ここに湧く温泉で湯ごりをして身を清めることが当時の正式な参拝方法だったと宿は書いている。

地元では「宮の湯」と呼び、この一帯に自生する榊が神宮の祭祀に使われたことから「榊が原」、今の榊原の名が付いたと伝わる。

天正16年(1588年)、全国で湯治が流行した頃、湯の神を祀る射山神社を一角に入れた100室の大きな湯治場ができ、おかげ参りの旅人で賑わった。松尾芭蕉も奥の細道の旅のあとに榊原で逗留した記録があり、射山神社の境内に芭蕉翁反古塚が残る。射山神社は温泉の神であると同時に縁結びの神とされ、恋の湯治場の名を今も引き継いでいる。

31度のぬる湯

泉質はアルカリ性単純温泉。無色透明でとろみがあり、湯上がりに肌がすべすべすることから美肌の湯と呼ばれる。源泉温度は31.2度と宿の一つは案内している。

ぬるいので、湯の使い方に工夫がいる。源泉そのままの湯船に10分以上浸かり、加温した湯船と交互に入ると新陳代謝が活発になると宿は書く。源泉かけ流しの風呂と、源泉を加温してかけ流す風呂を分けている。榊原温泉で唯一、館内と敷地内に自家源泉を持つ宿だとその宿は述べている。

着くまで

近鉄大阪線の榊原温泉口駅が最寄りで、バスか宿の送迎で15分ほど。名古屋から近鉄で1時間強、大阪からも1時間30分ほどで、関西と中京の両方から日帰り圏にある。

車なら伊勢道の久居ICから約20分。

歩き方

温泉街は小さく、宿と射山神社が歩いて回れる。神社の森に芭蕉の小径がある。

本来の使い方は伊勢参りの前後である。榊原で湯ごりをして伊勢神宮へ向かう。あるいは参拝を終えて、帰りに湯に浸かる。伊勢まで車で1時間ほどで、松阪牛の町松阪も近い。

Day Trip

榊原温泉の日帰り入浴

  • 日帰り温泉 湯の庄(9:00〜18:00受付)
  • 射山神社

伊勢神宮への参拝の前後に寄る形が本来の使い方です。ぬる湯なので時間に余裕を持って向かってください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
リウマチ皮膚病婦人病糖尿病
所在地Location
三重県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
近鉄大阪線 榊原温泉口駅(バス約15分・宿の送迎)
東京からFrom Tokyo
約3時間30分
大阪からFrom Osaka
約1時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

榊原温泉のよくある質問

Q榊原温泉と枕草子の関係は?
A

清少納言の枕草子に「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」という一節があり、七栗の湯が榊原温泉だと宿の一つは案内しています。七栗の湯は都で温泉の代名詞となり、鎌倉から室町時代にかけて恋の病を癒す湯として多くの歌人に詠まれました。

Q湯ごりとは何ですか?
A

伊勢神宮に参る前に身を清める儀式です。奈良の都から伊賀を抜け、布引山(青山高原)を越えた榊原が伊勢の入口にあたり、ここで湯ごりをしてから神宮へ向かうのが当時の正式な参拝方法だったと宿の一つは案内しています。地元では「宮の湯」と呼び、この一帯に自生する榊が神宮の祭祀に使われたことから榊原の名が付いたと伝わります。

Q榊原温泉の泉質は?
A

アルカリ性単純温泉で、源泉温度は31.2度と宿の一つは案内しています。無色透明でとろみがあり、湯上がりに肌がすべすべすることから美肌の湯と呼ばれます。ぬるいので10分以上浸かり、加温した湯船と交互に入る入り方を宿は勧めています。

Q榊原温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。宿の一つが日帰り温泉施設「湯の庄」を持ち、9時から18時に受け付けて滞在は2時間までと津市観光協会は案内しています。大浴場のほか、平日のみ貸切露天風呂も使えます。

Q榊原温泉へのアクセスは?
A

近鉄大阪線の榊原温泉口駅が最寄りで、バスか宿の送迎で15分ほどです。名古屋から近鉄で1時間強、大阪からも1時間30分ほど。車なら伊勢道の久居ICから約20分と宿は案内しています。

UPDATED 2026.09.17

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