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塩江温泉は香川県高松市塩江町、市の最南端にある。市の中心部から南へ約25キロ、車で約40分、高松空港からは車で約10分の山間部に位置すると環境省の国民保養温泉地計画書は書く。阿讃山脈の麓、徳島との県境に近い谷に宿と道の駅が散らばる。
行基と空海の湯
約1,300年前の奈良時代初期に名僧行基が発見したと伝えられており、その後、弘法大師もこの地で修行し、万人に湯治を勧めたため人々が集い、村も開けるようになったといわれていると計画書は書く。塩江温泉観光協会は県内最古の温泉郷で、「高松の奥座敷」として親しまれていると案内する。
観光協会の歴史のページには、昭和4年11月から仏生山と塩江の間の約16キロをガソリンカーが走り、「マッチ箱」の愛称で娯楽や湯治の客を運んだとある。廃線跡の道路は「ガソリン道」と呼ばれ、線路跡をたどるとトンネルや橋脚が残ると書く。かつては旅館内の演芸場で少女歌劇が催され「讃岐の宝塚」と称されたこともあるという。
冷鉱泉を沸かす
環境省の計画書は源泉の一覧を載せている。奥の湯温泉、樺川温泉4号泉、さぬき温泉3号泉、塩江貝温泉、NPOセカンドステージ温泉、湯元塩江温泉の六本で、温度は15.6度から20.1度、湧出量は毎分12リットルから420リットル。泉質は源泉ごとに異なり、ナトリウム-炭酸水素塩泉と書かれた源泉、アルカリ性単純硫黄冷鉱泉と書かれた源泉がある。いずれも冷鉱泉なので、宿は沸かして使う。湯元塩江温泉は自噴だが未利用で、道の駅エリアに新設を予定する温浴施設で使う計画と計画書にある。
宿の一つ、新樺川観光ホテルはpH9.12のアルカリ性の湯で、化粧水のようなとろみのある柔らかい湯触りと案内している。湯上がりは湯冷めしにくいと書く。効き方は人によるので、医師に確かめてから使う。
国民保養温泉地
四国に二つしかない国民保養温泉地に指定されていると観光協会は書く。計画書は令和7年12月付で、温泉郷の南部が大滝大川県立自然公園に指定され、水を仲立ちとして森林と人との理想的な関係がつくられている森として「全国水源の森百選」に選ばれ、「ホタルの里」にも選定されているとある。
観光協会が載せる宿は新樺川観光ホテル、魚虎旅館、ホテルセカンドステージ、ヴィラ塩江、リブマックスリゾート讃岐塩江温泉、貸別荘の紅葉屋。日帰り入浴のできる施設として新樺川観光ホテルとリブマックスリゾートの二軒を挙げる。道の駅しおのえに隣接する行基の湯は2018年11月に営業を再開した。
湯以外の見どころ
塩江町のほぼ中心にある岩部八幡神社には樹齢約600年の大イチョウがある。樹高約33メートル、幹周り約9メートルで、幹や枝から垂れ下がる気根に触ると母乳がよく出るようになるという言い伝えがあると観光協会は書く。秋には黄葉し、落葉すれば境内は黄色の絨毯になる。香川県指定の天然記念物である。
不動の滝は空海が修行で訪れ、修法を行っていたところ不動明王が現れたことから名付けられたと伝わる。高さ約40メートル、巨石が五段に折り重なるので五段の滝ともいう。行基が見つけたという源泉の近くには白纓の滝があり、冠の紐のように黒い岩肌に細く白い流れが落ちる。大宝元年に行基が開いたと伝わる最明寺は萩の名所で、8月から中秋の名月のころが見頃と観光協会は書く。
着くまで
JR高松駅からことでんバスの塩江行きで約75分、終点の塩江で降りる。車なら高松駅から国道193号で約50分、高松空港から約15分、高松中央IC、高松西IC、脇町ICからそれぞれ約35分と観光協会は案内している。宿の一つは塩江バス停から送迎できると書く。空港に近いので、東京や大阪からは飛行機で高松空港に着き、タクシーで向かうのが早い。
塩江温泉の日帰り入浴
- 岩部八幡神社の大イチョウ
- 不動の滝
- 道の駅しおのえ・行基の湯
岩部八幡神社の樹齢約600年のイチョウは秋に黄葉し、不動の滝は空海が修行したと伝わる五段の滝です。宿の日帰り入浴と組んで半日で回れます。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
秋・春
- 所在地Location
- 香川県
- 泉質Spring Quality
- 炭酸水素塩泉・硫黄泉・単純温泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR高松駅(ことでんバス塩江行き約75分)/高松空港(車約15分)
- 東京からFrom Tokyo
- 約3時間(高松空港から車)
- 大阪からFrom Osaka
- 約3時間
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
塩江温泉のよくある質問
Q塩江温泉の歴史は?
約1,300年前の奈良時代初期に名僧行基が発見したと伝えられ、その後、弘法大師空海もこの地で修行し、万人に湯治を勧めたため人々が集い、村も開けるようになったといわれていると環境省の国民保養温泉地計画書は書いています。塩江温泉観光協会は県内最古の温泉郷で「高松の奥座敷」として親しまれていると案内し、かつては旅館内の演芸場で少女歌劇が催され「讃岐の宝塚」と称されたこともあると書いています。
Q塩江温泉の泉質は?
環境省の計画書によれば、源泉は奥の湯温泉、樺川温泉4号泉、さぬき温泉3号泉、塩江貝温泉、NPOセカンドステージ温泉、湯元塩江温泉の六本で、温度は15.6〜20.1度の冷鉱泉です。泉質は源泉ごとに異なり、ナトリウム-炭酸水素塩泉やアルカリ性単純硫黄冷鉱泉があります。宿の一つはpH9.12のアルカリ性の湯で、化粧水のようなとろみのある柔らかい湯触りと案内しています。冷鉱泉なので沸かして使います。
Q塩江温泉は国民保養温泉地ですか?
はい。塩江温泉観光協会は、四国に二つしかない国民保養温泉地に指定されていると書いています。環境省の計画書は令和7年12月付で、温泉郷の南部は大滝大川県立自然公園に指定され、「全国水源の森百選」と「ホタルの里」にも選ばれているとあります。
Q塩江温泉で日帰り入浴はできますか?
塩江温泉観光協会は日帰り入浴のできる施設として新樺川観光ホテルとリブマックスリゾート讃岐塩江温泉を載せています。新樺川観光ホテルは10時30分から21時(最終受付20時)で、日によって短縮する場合があると宿は案内しています。道の駅しおのえに隣接する行基の湯は2018年11月に営業を再開したと観光協会は書いています。
Q塩江温泉へのアクセスは?
JR高松駅からことでんバスの塩江行きで約75分、終点の塩江で降ります。車なら高松駅から国道193号で約50分、高松空港からは約15分、高松中央ICや脇町ICから約35分と観光協会は案内しています。高松空港に近いので、東京や大阪からは飛行機で空港に着いてタクシーで向かうのが早い道です。
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塩江温泉の宿

リブマックスリゾート讃岐塩江温泉
塩江温泉の42室のホテル。野趣ゆたかな露天風呂とサウナ、水風呂がある。日帰り入浴は9時から21時。高松西ICから車で約40分、脇町ICから約30分。

塩江温泉 新樺川観光ホテル
高松の奥座敷、塩江温泉郷の川沿いに建つ74室のホテル。pH9.12のアルカリ性の湯を大浴場「菖蒲の湯」の内湯と露天風呂、低温のスチームサウナに使い、全客室の風呂にも温泉を引いて24時間好きなときに入れる。和室は川側と山側から選べ、洗い場付きの温泉内湯を備える。日帰り入浴は10時30分から21時。讃岐名物の白味噌鍋を出す会席が一番人気と宿は書く。高松空港からタクシー15分、高松駅からバス70分。
UPDATED 2026.09.17


