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Yamanashi — Onsen Area
湯村温泉(甲府)(山梨県)の風景

Photo: Masahito takeda / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Yumura Onsen (Kofu)

湯村温泉(甲府)

ゆむらおんせん

山梨県甲府市、甲府駅から車で10分ほどの市街地の北側にある温泉。旅館協同組合は1200年前に弘法大師が開湯したと伝え、武田信玄の隠し湯の筆頭としても知られる。毎分1トンにも及ぶ高温泉が湧く。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉やナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。太宰治や井伏鱒二など昭和の文豪が滞在した土地でもあり、組合は「厄除けの名湯」と掲げる。新宿から高速バスが温泉まで直通する。

Quality
塩化物泉・硫酸塩泉
Access
JR甲府駅(バス約15分・湯村温泉入口下車/タクシー約9分)/中央道 甲府昭和IC(車約20分)
From Tokyo
約2時間
From Osaka
約4時間30分

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湯村温泉(甲府)の宿を見る(2軒)

湯村温泉は山梨県甲府市、市街地の北側にある。甲府駅から車で10分ほど。山の中ではなく、町の続きにある温泉地である。

弘法大師と信玄

湯村温泉旅館協同組合は、1200年前に弘法大師が開湯したと伝える。大同3年(808年)、東北への旅の帰りに立ち寄って湯を開いたという。

もう一人、この湯に名前を残しているのが武田信玄である。戦国時代に傷ついた兵をここで治療したと伝えられ、信玄の隠し湯として知られる。組合は「信玄公のかくし湯の筆頭」と書く。山梨には信玄の隠し湯を名乗る温泉が複数あるが、そのなかでも代表格とされる。

組合が掲げる言葉は「厄除けの名湯」である。

毎分一トン

湧出量は毎分1トンにも及ぶと組合は書く。市街地に近い場所でこれだけの高温泉が出るのは珍しい。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)や、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。旅館明治は、弱アルカリ性で湯がやわらかく長く入っていても心地よいのが特徴で、美肌の湯として知られると書く。

常磐ホテルは自館の源泉について、創業者の笹本忠次が掘削したのが昭和9年10月22日だと記している。それから今まで豊富な湯量は変わらないという。効き方は人によるので、体のことで気になる点があれば入る前に医師に確かめておきたい。

文豪が滞在した

太宰治と井伏鱒二がこの温泉に滞在した。組合は「昭和の文豪達が愛した」名湯と書く。

2025年8月1日には「太宰治ゆかりの宿」を名乗る旅館明治が新しく開いた。文学を目当てに訪れる客のための宿である。

組合の加盟旅館は常磐ホテル、甲府記念日ホテル、柳屋、旅館明治、楽水園、ホテル吉野、杖温泉弘法湯。数は多くないが、それぞれ性格が違う。

兵庫の湯村温泉とは別

同じ名前の温泉地が兵庫県にもある。新温泉町の湯村温泉で、98度の源泉が町なかで噴き出す「荒湯」で知られる但馬の湯である。

こちらは甲府。弘法大師の開湯と武田信玄の隠し湯で知られ、湯の性格も土地の歴史もまったく違う。検索するときは県名を添えたほうが早い。

町に近いことの意味

甲府駅から車で10分という距離は、旅の組み方を変える。武田神社は車で15分、甲府城跡は駅前、昇仙峡は車で30分。

温泉に泊まって市内を歩き、ワイナリーへ回り、また温泉に戻る。山の湯ではできない使い方ができる。東京から2時間弱なので、一泊でも行程が成立する。

着くまで

JR甲府駅からバスで約15分、「湯村温泉入口」で降りる。タクシーなら約9分。中央自動車道の甲府昭和ICから車で約20分。

新宿駅から高速バスが湯村温泉まで直通で走っていると組合は案内している。電車を使わずに宿の前まで着ける。

Day Trip

湯村温泉(甲府)の日帰り入浴

  • 武田神社
  • 昇仙峡
  • 甲府城跡(舞鶴城公園)

昇仙峡へは車で30分ほど。甲府駅からも近いので、市内観光と組み合わせやすい温泉地です。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛疲労回復
所在地Location
山梨県
泉質Spring Quality
塩化物泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR甲府駅(バス約15分・湯村温泉入口下車/タクシー約9分)/中央道 甲府昭和IC(車約20分)
東京からFrom Tokyo
約2時間
大阪からFrom Osaka
約4時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯村温泉(甲府)のよくある質問

Q湯村温泉(甲府)の泉質は?
A

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)やナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。旅館明治は弱アルカリ性で湯がやわらかく長く入っていても心地よいのが特徴、美肌の湯として知られると書いています。常磐ホテルはナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉としています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q兵庫の湯村温泉とは違いますか?
A

別の温泉地です。兵庫県新温泉町の湯村温泉は98度の源泉が町なかで噴き出す「荒湯」で知られる但馬の湯。こちらは山梨県甲府市にあり、弘法大師の開湯と武田信玄の隠し湯で知られます。同じ名前ですが場所も湯も違います。

Q信玄の隠し湯というのは?
A

戦国時代に武田信玄が傷ついた兵をこの湯で治療したと伝えられ、信玄の隠し湯として知られています。旅館協同組合は「信玄公のかくし湯の筆頭」という言い方をしています。山梨には信玄の隠し湯を名乗る温泉が複数ありますが、そのなかでも代表格とされます。

Q文豪ゆかりの宿はありますか?
A

太宰治と井伏鱒二がこの温泉に滞在したことで知られます。2025年8月1日には「太宰治ゆかりの宿」を名乗る旅館明治が新しく開きました。組合は「昭和の文豪達が愛した」名湯と書いています。

Q湯村温泉(甲府)へのアクセスは?
A

JR甲府駅からバスで約15分、「湯村温泉入口」で降ります。タクシーなら約9分。中央自動車道の甲府昭和ICから車で約20分。新宿駅から高速バスが湯村温泉まで直通で走っていると組合は案内しています。東京からは2時間弱です。

UPDATED 2026.09.24

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