
塩山温泉
Enzan Onsen
甲府盆地の東端、塩ノ山の南麓に湧くアルカリ性の湯。山梨県の公式観光サイトは開湯600年以上とし、南北朝時代に向嶽寺の開祖・抜隊禅師が塩ノ山の麓で見つけたと伝える。江戸期まで温泉の管理は向嶽寺が行い、薬湯として湯治客を集めた。現在は6軒の旅館が営業している。塩山駅北口から徒歩10分。
07 AREAS
石和温泉が生まれたのは1961年で、日本の温泉地としてはかなり新しい。ぶどう畑から湯が噴き出したのが始まりで、その湯が川に流れ込み、河原で浸かる人が現れた。青空温泉と呼ばれた時期を経て温泉街になっている。甲府盆地の平らな土地にあるため坂がなく、周囲は今も果樹園である。アルカリ性単純温泉で刺激が少なく、湯に慣れていない人でも扱いやすい。
新宿から特急で1時間半ほど、石和温泉駅が温泉街の中にある。往復だけでも一日で足り、泊まれば翌日を周辺に使える。果物は、ももが7月頃、ぶどうが8月から10月頃になる。勝沼のワイナリーまで車で20分、昇仙峡まで30分ほど。甲府までは電車で10分で、武田信玄の本拠だった土地がある。富士五湖方面へも一時間ほどで抜けられる。

Enzan Onsen
甲府盆地の東端、塩ノ山の南麓に湧くアルカリ性の湯。山梨県の公式観光サイトは開湯600年以上とし、南北朝時代に向嶽寺の開祖・抜隊禅師が塩ノ山の麓で見つけたと伝える。江戸期まで温泉の管理は向嶽寺が行い、薬湯として湯治客を集めた。現在は6軒の旅館が営業している。塩山駅北口から徒歩10分。

Isawa Onsen
1961年、ぶどう畑から湯が噴き出して生まれた温泉地。甲府盆地の真ん中にあり、東京から特急で1時間半。果樹園とワイナリーが同じ範囲にある。

Kawaura Onsen
山梨県山梨市三富川浦、笛吹川の上流にある三富温泉郷のひとつ。鎌倉時代に不動の滝の右の洞窟で湯が見つかり、永禄4年(1561年)に武田信玄が川浦の湯を整備せよと命じた下知状が恵林寺の宝物館に残る。信玄の隠し湯と呼ばれる所以である。湯を使うのは山県館の一軒で、武田二十四将の山縣昌景の子孫が15代続ける。泉質はアルカリ性単純温泉、湧出は毎分1,250リットル。全ての浴槽に源泉をそのままかけ流し、飲用もできる。

Masutomi Onsen
瑞牆山の麓、標高1,000メートル前後の渓谷にあるラジウム温泉の湯治場。武田信玄が金山の開発の際に見つけて傷兵を治したと伝わり、信玄の隠し湯の一つ。日本でもまれなラジウムを含む30度前後のぬる湯に長く浸かり、湯に入り、湯気を吸い、湯を飲む三つの方法で使う。北杜市の日帰り施設「増富の湯」は改修で休業中。

Nishiyama Onsen
南アルプスを源とする早川の渓谷、早川町の山懐にある秘湯。慶雲2年(705年)に藤原真人が見つけて開いたと伝わる宿・慶雲館は、2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスに認定された。フォッサマグナの地下で涵養されたナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉が自然湧出し、2005年の掘削で毎分1,600リットル以上、52度の自噴泉も湧いた。湯治場の元湯蓬莱館、pH9.8の町営露天風呂・湯島の湯がある。県道が悪天候で通行止めになる山奥で、身延駅から1日1便の送迎バス。

Shimobe Onsen
武田信玄が川中島の戦いで受けた傷を湯治で癒したと伝わる「信玄の隠し湯」。約32度のぬるい冷泉に長く浸かり、高温の湯と交互に入るのがこの土地の入り方で、日本の名湯百選に選ばれている。井伏鱒二や若山牧水ら文人が滞在した湯治場。身延線の下部温泉駅から徒歩10分ほど。

Yumura Onsen (Kofu)
山梨県甲府市、甲府駅から車で10分ほどの市街地の北側にある温泉。旅館協同組合は1200年前に弘法大師が開湯したと伝え、武田信玄の隠し湯の筆頭としても知られる。毎分1トンにも及ぶ高温泉が湧く。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉やナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。太宰治や井伏鱒二など昭和の文豪が滞在した土地でもあり、組合は「厄除けの名湯」と掲げる。新宿から高速バスが温泉まで直通する。
掲載している11軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

江戸末期に商人宿として始まり150余年になる12室の旅館。天然大理石と木曽ひのきの二つの浴場がある。塩山駅北口から徒歩10分、周りは甲州の果樹園。日帰り入浴は受けていない。

塩山駅から徒歩10分、塩山温泉の小さな宿。とろみのあるアルカリ性の湯を大浴場で使い、露天風呂はない。甲州市観光協会は部屋数11室、最大収容50名としている。最終チェックインは22時で素泊まりもできる。

甲州牛の料理を掲げる石和の温泉旅館。石和温泉駅から車で5分、定時の無料送迎がある。東京から1時間半の甲府盆地にある。

石和温泉の48室のホテル。庭園を眺める露天風呂がある。姉妹館二軒の温泉を無料で回れる湯めぐりを用意している。宿は石和共同泉を県下で一番の高温、67.4度の湧出だと書く。石和温泉駅から車で5分。

山梨県山梨市三富川浦、笛吹川の上流に建つ34室の宿。武田二十四将の山縣昌景の子孫が営み、現当主が15代目にあたる。永禄4年(1561年)に武田信玄が川浦の湯の整備を命じた下知状が恵林寺の宝物館に残り、その写しをロビーに掲げる。湯宿としての創業は安政3年(1856年)。泉質はアルカリ性単純温泉で飲用もでき、湧出は毎分1,250リットル。大浴場2か所、混浴露天1か所、露天風呂付きの貸切風呂2か所のすべてに源泉をそのままかけ流す。

増富温泉峡の4室の湯治宿。江戸時代に発見されてから途絶えることのない源泉「八丁の湯」を代々守り、含放射能・二酸化炭素・ナトリウム-塩化物泉のぬる湯を、入浴と吸入と飲用の三つの方法で使う。大正時代に三英館として創業し、2001年に4室で再開、2016年に再び開いた。「あれもない、これもない」を掲げ、湯治食のプランを出す。韮崎駅からバス60分。

慶雲2年(705年)に藤原真人が開いたと伝わり、2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスに認定された宿。4本の自然湧出泉と2005年に掘り当てた毎分1,600リットル以上、52度の自噴泉を、大浴場から野天風呂、貸切露天、客室風呂、給湯、シャワーまで加温・加水なしの全館源泉かけ流しで使う。早川渓谷を見下ろす4階の檜の野天風呂「望渓の湯」、白鳳石の渓流野天「白鳳の湯」に洞窟風呂と雨畑硯石の岩盤浴。全35室のうち22室で営業し、すべての部屋に源泉かけ流しの風呂が付く。2026年3月に改装。日帰り入浴はしない。身延駅から1日1便の送迎バス。

信玄の隠し湯、下部温泉の中心にある7室の湯治宿。古くから伝わる約32度の冷泉と、近年掘削した約50度の温泉の二つの源泉を持ち、ぬる湯と熱い湯を交互に入る温冷交互浴を勧める。日帰り入浴は10時から16時。下部温泉駅から徒歩15分。

一万坪の自然林のなかに建つ85室のホテル。宿は7つの露天風呂を含む12の湯舟があると書く。庭園から自噴する硫黄泉と引き湯の共同泉を使う。日帰り入浴は11時から15時、大人1,500円。下部温泉駅から徒歩1分。

甲府の湯村温泉の21室の宿。太宰治ゆかりの宿を掲げる。大浴場は別棟の外湯を使い、露天風呂付きの客室が5室ある。刺青・タトゥーのある方の入浴は遠慮してもらっている。甲府駅から車で約10分。

山梨県甲府市湯村、湯村温泉にある全50室の宿。日本旅館の感性と都市型ホテルの利便性を兼ね備えた甲府の迎賓館を名乗り、皇室も利用する。日本庭園を持つ。創業者の笹本忠次が現在の源泉を掘削したのは昭和9年10月22日で、それから今まで豊富な湯量は変わらないと宿は書く。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。湯の扱いは浴槽で分かれていて、客室露天風呂はかけ流し、大浴場は加温循環だと宿は明記している。甲府駅からバスで15分。