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西山温泉は山梨県早川町、南アルプスを源とする早川と湯川の渓谷にある。甲斐とは山と山のはざかい、山に囲まれた国という意味があり、甲斐の秘湯・西山温泉は山並みが連なり深い緑にすっぽりと包まれ、さながら仙郷とも呼ぶべき別天地と宿の一つは書く。早川町の最奥、奈良田の手前の谷である。
藤原真人が開いた湯
宿の一つの歴史は、およそ1300余年前の慶雲2年(西暦705年)にこの地に流浪してきた都人、藤原真人(藤原鎌足の長子)によって発見、開湯したことに端を発すると宿は案内している。以来この湯は枯れることなく湧き続け、甲斐の山懐に包まれた秘湯として多くの都人、名将、文人たちに愛され続けてきた。2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスブックに認定されたと早川町観光協会は書く。
フォッサマグナの湯
自然湧出の源泉を4本持ち、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、日本列島を横断するフォッサマグナの地下で長年にわたり涵養されて湧出している名湯だと宿は案内する。平成17年、開湯1300年の記念事業として宿のすぐ隣で掘削したところ、泉温52度、毎分1,600リットル以上(ドラム缶約8本)の自噴泉を掘り当てた。毎分約2,000リットルのうち使用湯量は4分の1程度にとどめ、貴重な資源として守ると書いている。
谷にはもう一つ、かつての湯治場を今に伝える元湯蓬莱館がある。源泉は35から38度の自然湧出で季節により変わり、黄金色の湯の花が特徴。南アルプス登山の祖ウエストンが泊まった部屋が現存し、自炊専用室で長期滞在できると町観光協会は案内している。
湯島の湯
町営の「西山温泉 湯島の湯」は源泉100%かけ流しの露天風呂で、低張性アルカリ性高温泉。眼前に迫る山を眺め、川のせせらぎを聞きながら湯に浸かっていると身も心も癒される硫黄の匂いのする湯は、pH9.8の高アルカリ性で肌がすべすべすると町観光協会は書く。無加温・無加水、温泉温度39から40度、露天風呂は男女週替わり。10時から18時(7〜8月は19時)で、4月から11月は木曜休み。自炊のコテージが5棟ある。
着くまで
JR身延線の身延駅から宿の送迎バスが13時40分頃に出る。1日1便の予約制で、高速バスの到着が遅れても時間通りに出ると宿は書く。タクシーなら約15,000円で事前予約を勧めている。町営の奈良田温泉行きバスで湯島の湯まで約1時間30分。東京から身延まで特急で2時間30分ほどなので、合わせて3時間30分から4時間。
車なら中央道の甲府南ICから1時間40分、新東名の新清水ICから1時間50分。大雨や大雪で規定雨量を超えると県道南アルプス公園線が通行止めになり、予約日に来館が困難になることがある。カーナビは必ず県道37号南アルプス公園線経由で設定し、奈良田側が通行止めの丸山林道は使わない。雪はほとんど降らないが、12月以降は朝晩に道路が凍結するのでスタッドレスタイヤを勧めている。
歩き方
温泉街はない。谷に慶雲館と蓬莱館、湯島の湯が点在する。宿に泊まり、渓谷の野天風呂に入り、川音を聞く。
早川町は奥山六湯めぐりを掲げ、六つの温泉を回る旅を勧めている。最奥の奈良田の里は古民家カフェ鍵屋があり、南アルプスの登山口。身延山と赤沢宿、雨畑硯の里と組んで、山梨の南の端の谷を二泊で回る。
西山温泉の日帰り入浴
- 湯島の湯(町営、源泉かけ流しの露天風呂)
- 元湯蓬莱館(日帰り10:00〜15:00)
- 奈良田の里
慶雲館は宿泊者だけです。日帰りなら湯島の湯と蓬莱館へ。県道が悪天候で通行止めになるので、天気を確かめてから向かいます。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
秋・春
- 所在地Location
- 山梨県
- 泉質Spring Quality
- 硫酸塩泉・塩化物泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR身延線 身延駅(宿の送迎バス約1時間、1日1便)
- 東京からFrom Tokyo
- 約3時間30分
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
西山温泉のよくある質問
Q西山温泉の歴史は?
宿の一つの歴史は、およそ1300余年前の慶雲2年(西暦705年)にこの地に流浪してきた都人、藤原真人(藤原鎌足の長子)によって発見、開湯したことに端を発すると宿は案内しています。以来この湯は枯れることなく湧き続け、甲斐の山懐に包まれた秘湯として多くの都人、名将、文人に愛されてきました。2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスブックに認定されたと早川町観光協会は案内しています。
Q西山温泉の泉質は?
宿の一つは自然湧出の源泉を4本持ち、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、日本列島を横断するフォッサマグナの地下で長年にわたり涵養されて湧出していると案内しています。平成17年に宿の隣で掘削したところ、泉温52度、毎分1,600リットル以上の自噴泉を掘り当て、毎分約2,000リットルのうち使用量は4分の1程度にとどめていると書いています。元湯の宿は源泉35から38度の自然湧出で黄金色の湯の花が特徴と町観光協会は案内しています。
Q西山温泉で日帰り入浴はできますか?
慶雲館は日帰り入浴を受けていません。源泉100%かけ流しの露天風呂を持つ「湯島の湯」が10時から18時(7〜8月は19時)で日帰り入浴を受け、無加温・無加水、pH9.7から9.8の高アルカリ性で硫黄の匂いがし、肌がすべすべすると早川町観光協会は案内しています。元湯蓬莱館も日帰り温泉を10時から15時で受けています。
Q西山温泉への道は?
山間の温泉で、大雨や大雪で規定雨量を超えると県道南アルプス公園線が通行止めになり、予約日に来館が困難になることがあると宿の一つは案内しています。カーナビは必ず県道37号南アルプス公園線経由で設定し、奈良田側が通行止めの丸山林道を使わないよう注意しています。雪はほとんど降りませんが、12月以降は朝晩に道路が凍結するのでスタッドレスタイヤを勧めています。
Q西山温泉へのアクセスは?
JR身延線の身延駅から宿の送迎バスが13時40分頃に出て、1日1便の予約制と宿の一つは案内しています。タクシーなら約15,000円で事前予約を勧めています。町営の奈良田温泉行きバスで湯島の湯まで約1時間30分と早川町観光協会は案内しています。車なら中央道の甲府南ICから1時間40分、新東名の新清水ICから1時間50分。都心から2〜3時間で秘境の里へ、と宿は書いています。
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UPDATED 2026.09.17


