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Shuzenji Onsen — 修善寺温泉

修善寺温泉 新井旅館

しゅぜんじおんせん あらいりょかん

十五棟が国の登録有形文化財に登録された、日本画家たちが滞在した宿。桂川のほとりに明治からの建築が並ぶ。

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修善寺の温泉街を歩くと、桂川に沿って木造の建物が続いている区画がある。塀と渡り廊下と池が入り組んでいて、どこまでが一軒なのか外からは分かりにくい。それが新井旅館である。

十五棟が文化財

新井旅館は、十五棟もの建物が国の登録有形文化財に登録されている。これだけの規模で登録されている旅館は全国でも珍しい。

明治から昭和にかけて建てられた木造建築が、増築を重ねながら残っている。時代の違う建物が渡り廊下でつながっているので、歩くと床の鳴り方が変わる。

池の上に建つ浴室がある。窓を開けると水面がすぐそこにあり、鯉が泳いでいるのが見える。

画家たちの仕事場

この宿には多くの日本画家が滞在した。横山大観、安田靫彦、鏑木清方といった名が伝わる。

長期滞在して仕事をする客のために作られた空間なので、部屋が静かで、廊下が奥へ奥へと続いている。観光客を短期で回す造りではない。

芥川龍之介や岡本綺堂も泊まっている。綺堂の戯曲『修禅寺物語』は、この土地で書かれた。

独鈷の湯と竹林

宿を出るとすぐ桂川で、中州に独鈷の湯がある。弘法大師が岩を独鈷で打つと湯が湧いたという開湯伝説の場所で、修善寺温泉の始まりを示している。入浴はできないが、温泉街のどこからでも目に入る。

川沿いには竹林の小径が続く。円形の竹製ベンチが置かれていて、見上げると竹の間から空が見える。夜は照明が入り、昼とは違う景色になる。

伊豆を縦に旅する

修善寺は伊豆半島の交通の要にあたる。ここから南へ向かう道が開けている。

冬は人が減る。伊豆は温暖なので雪で行けなくなることはほとんどない。静かに歩きたいなら、この時期が最も向いている。

この宿を選ぶなら

建物と文学を目的にする方に向く。伊豆最古とされる湯はアルカリ性単純温泉で、刺激が少なく長く浸かっていられる。

東京から新幹線と伊豆箱根鉄道で二時間ほど。温泉街は徒歩で回りきれる規模なので、車はむしろ邪魔になる。

FAQ

修善寺温泉 新井旅館のよくある質問

Q新井旅館に修善寺駅からの送迎はありますか?
A

ありません。修善寺温泉は組合の規定で送迎を行っていないと宿は案内しています。修善寺駅から公共のバスかタクシーを使います。

Q足が悪いのですが、椅子で食事できますか?
A

できます。座敷用の高座椅子とテーブルを用意しており、予約時に申し出れば到着前に部屋に準備すると宿は案内しています。

Q新井旅館で車椅子は使えますか?
A

館内は段差があり、車椅子は使えないと宿は案内しています。貸出の車椅子は温泉街の観光用として用意されており、事前に予約係へ申し出る形です。

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