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Shizuoka — Onsen Area
修善寺温泉(静岡県)の風景

Photo: Batholith / Public domain via Wikimedia Commons

Shuzenji Onsen

修善寺温泉

しゅぜんじおんせん

伊豆最古とされる湯。桂川の中州に湧く独鈷の湯を中心に、竹林の小径と朱塗りの橋が並ぶ、伊豆の小京都と呼ばれる町。

Quality
単純温泉・硫酸塩泉
Access
伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅(バス約8分)
From Tokyo
約2時間
From Osaka
約4時間30分

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修善寺温泉の宿を見る(2軒)

修善寺温泉は伊豆最古の湯とされる。弘法大師が桂川で病父を洗う少年を見て、独鈷で岩を打つと湯が湧いた——そういう開湯伝説が伝わる。

川の中州には今も独鈷の湯があり、この町の始まりを示す場所になっている。入浴はできないが、温泉街のどこからでも目に入る。

竹林と朱の橋

修善寺は「伊豆の小京都」と呼ばれる。桂川に沿って竹林の小径が続き、朱塗りの橋がいくつも架かる。

竹林の中には円形の竹製ベンチが置かれ、見上げると竹の間から空が見える。夜は照明が入り、昼とは違う景色になる。

桂川に架かる五つの橋にはそれぞれ名があり、渡ると願いが叶うという言い伝えがある。歩くこと自体が行程になる温泉街である。

修禅寺と源氏の記憶

温泉街の中心に修禅寺がある。弘法大師の開創と伝わる古刹で、町の名の由来でもある。

この寺には重い歴史がある。鎌倉幕府の二代将軍・源頼家がここに幽閉され、命を落とした。岡本綺堂の戯曲『修禅寺物語』はこの出来事を題材にしている。

穏やかな温泉街の景観の下に、こうした記憶が沈んでいる。宝物殿には関連する資料が収められている。

この温泉地の湯

アルカリ性単純温泉が中心である。無色透明で刺激が少なく、肌当たりがやわらかい。

千二百年にわたって使われてきた湯で、長く浸かっていられる。日帰り入浴を受け入れている宿や公衆浴場があり、湯めぐりもしやすい。

歩く順を決めておく

修善寺の温泉街は狭い。だからこそ、どう歩くかで印象が変わる。

中心にあるのは修禅寺で、その前を桂川が流れる。川の中州に独鈷の湯があり、そこから上流へ向かうと竹林の小径に入る。橋を渡りながら川の両岸を行き来する形になるので、一方向に歩き通すというより、行ったり来たりすることになる。

所要は一時間もかからない。ただし夕方と夜で景色が変わる。竹林は夜に照明が入り、昼の緑とはまったく別の場所になる。日帰りで来ると、この時間帯を見ずに帰ることになる。

坂と石段があるので、歩きやすい靴がよい。車で来ても温泉街の中では使わない。

伊豆を縦に旅する

修善寺は伊豆半島の交通の要にあたる。ここから南へ向かう道が開けている。

天城越えの旧道を辿れば浄蓮の滝があり、さらに下ると河津に出る。河津桜は例年2月上旬から3月上旬にかけて咲き、本州で最も早い桜の一つとして知られる。その先が下田で、半島の南端に近い。

バスと鉄道でも行けるが、本数を考えると車のほうが自由になる。修善寺で一泊し、翌日に南下するという行程が組みやすい。

いつ行くか

修善寺は通年で行ける温泉地である。

新緑の時期は竹林が明るく、秋は紅葉が入る。修禅寺の周辺は例年11月中旬から下旬に色づく。

冬は人が減る。伊豆は温暖なので、雪で行けなくなることはほとんどない。静かに歩きたいなら、この時期が最も向いている。

歩き方

東京から東海道新幹線で三島へ、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて修善寺駅、そこからバスで約8分。新宿や東京から特急踊り子が直通する便もある。

温泉街は徒歩で回りきれる規模で、車はむしろ邪魔になる。坂と橋が多いので、歩きやすい靴がよい。

修善寺は伊豆半島の交通の要にあたる。ここを起点に、天城越えの旧道、浄蓮の滝、河津の桜、下田まで足を延ばせる。伊豆を縦に旅する行程の入口として使いやすい。

Day Trip

修善寺温泉の日帰り入浴

  • 公衆浴場
  • 宿の日帰り入浴
  • 温泉街の足湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛冷え性
所在地Location
静岡県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅(バス約8分)
東京からFrom Tokyo
約2時間
大阪からFrom Osaka
約4時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

修善寺温泉のよくある質問

Q修善寺温泉は日帰りでも楽しめますか?
A

楽しめます。日帰り入浴を受け入れている宿や公衆浴場があり、温泉街は徒歩で回りきれる規模です。東京からおよそ2時間なので、半日から一日の行程が成り立ちます。竹林の小径や修禅寺の散策だけでも来た甲斐があります。

Q独鈷の湯には入れますか?
A

桂川の中州にある象徴的な湯ですが、入浴はできません。見学のための場所として整備されています。弘法大師が岩を独鈷で打つと湯が湧いたという開湯伝説にちなむもので、修善寺温泉の始まりを示す場所です。入浴は宿や公衆浴場を利用してください。

Q修善寺温泉はどんな泉質ですか?
A

アルカリ性単純温泉が中心です。無色透明で刺激が少なく、肌当たりがやわらかい湯です。伊豆最古とされる湯で、千二百年にわたって使われてきました。長く浸かっていられるため、湯めぐりにも向いています。

Q車がなくても行けますか?
A

行けます。東京から東海道新幹線で三島へ、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて修善寺駅、そこからバスで約8分です。新宿や東京から特急踊り子が直通する便もあります。温泉街は徒歩で回れる規模なので、車は必要ありません。

UPDATED 2026.08.13

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