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Nishiyama Onsen — 西山温泉

西山温泉 慶雲館

にしやまおんせん けいうんかん慶雲2年(705年)開湯

慶雲2年(705年)に藤原真人が開いたと伝わり、2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスに認定された宿。4本の自然湧出泉と2005年に掘り当てた毎分1,600リットル以上、52度の自噴泉を、大浴場から野天風呂、貸切露天、客室風呂、給湯、シャワーまで加温・加水なしの全館源泉かけ流しで使う。早川渓谷を見下ろす4階の檜の野天風呂「望渓の湯」、白鳳石の渓流野天「白鳳の湯」に洞窟風呂と雨畑硯石の岩盤浴。全35室のうち22室で営業し、すべての部屋に源泉かけ流しの風呂が付く。2026年3月に改装。日帰り入浴はしない。身延駅から1日1便の送迎バス。

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早川と湯川の渓谷を見下ろす、世界最古の宿である。慶雲2年(西暦705年)の開湯以来、1300年余にわたり絶えることなく湯を守り継いできた慶雲館は、1997年に観光旅館として新たな礎を築き、2026年3月に「新しい旅籠の形」として装いを新たにしたと宿は書く。2011年に世界最古の温泉旅館としてギネスブックに認定されたと早川町観光協会は案内している。

給湯もシャワーも源泉

慶雲館の宿の歴史は、慶雲2年にこの地に流浪してきた都人、藤原真人(藤原鎌足の長子)によって発見、開湯したことに端を発する。自然湧出の源泉を4本持ち、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、フォッサマグナの地下で長年にわたり涵養されて湧出していると宿は案内する。

平成17年、開湯1300年の記念事業として宿のすぐ隣で掘削したところ、泉温52度、毎分1,600リットル以上(ドラム缶約8本)の自噴泉を掘り当てた。1300年前からの自然湧出泉と掘削自噴泉を組み合わせた6種類の風呂はもちろん、各部屋の風呂、給湯、シャワーに至るまで加温・加水のない源泉を使い、全館源泉かけ流しの宿になった。毎分約2,000リットルのうち使用湯量は4分の1程度にとどめ、貴重な資源として守ると書いている。

望渓の湯と白鳳の湯

4階の野天風呂「望渓の湯」は宿の顔である。木の香り漂う檜を使い、早川のせせらぎと川面を渡ってくる風に大自然との一体感を満喫し、夜ともなれば満天の星が降ってくるかのようだと宿は書く。2026年の改装で長らく愛されている桶風呂を新装し、サウナを充実させ、水風呂を新たに設けた。水風呂にも旧源泉を若干混ぜて温度管理をしている。男性8時から20時、女性20時から8時の入れ替え。

1階の渓流野天風呂「白鳳の湯」は、地元早川でとれる上質な白鳳石を使う。硯山五色石の一つで、赤、黄、青、白、黒のまだらのある石である。改装で湯治宿時代の洞窟風呂を再現した洞窟空間と、雨畑硯石を使った岩盤浴を新設した。ほかに岩風呂と貸切露天風呂があり、四種類の源泉から泉質や趣の異なる六種類の風呂を楽しめる。

全室に源泉の風呂

客室は全35室で、現在は全22室で営業している。すべての客室が日本の伝統を大切に意匠を凝らした空間で、躯体は鉄筋だが内装は木の趣を大切にした純和風。すべての部屋に源泉かけ流しの風呂が配置されていると宿は案内する。

富士山に次ぐ高峰の名を冠する特別客室「北岳」は、早川・湯川渓谷を見下ろす本間16畳と次の間8畳に前室、総檜造りの源泉かけ流し露天風呂と、対岸の自然を満喫する広いウッドデッキの月見テラス「眺望亭」。「農鳥岳」は次の間4.5畳と本間12畳に部屋付きの檜露天風呂と月見テラス。和室は本間12畳と次の間6畳に広縁の内風呂付きや、8種類の木を使った数寄屋風の12畳に月見台テラスなどがある。

歴史資料室「慶雲の歩路」は、古語で徒歩の旅路を意味する歩路に名を寄せ、湯治文化を育んだ源泉の力と西山地域の生活と記憶を伝える。ロビーはブラウンを基調に改修した。

深山会席

温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま、一品一品料理人が精魂込めた深山会席。四季折々の奥山の恵みを、全国日本料理コンクールで受賞した料理長が真心を込めて出すと宿は書く。甲州黒毛和牛のスタンダード、ワインと特産の湯葉刺し盛り合わせのカップルプラン、古民家カフェ鍵屋のランチ付きの連泊プラン、一人旅のプランがある。

着くまで

JR身延線の身延駅前から宿の送迎バスが13時40分頃に出発する。1日1便で事前予約が要り、交通事情で高速バスの到着が遅れても時間通りに出る。帰りは9時50分発。タクシーなら約15,000円で事前予約を勧めている。都心から2〜3時間で秘境の里へ、と宿は書く。

車ならカーナビを必ず県道37号南アルプス公園線経由で設定し、奈良田側が通行止めの丸山林道を使わない。大雨や大雪で規定雨量を超えると県道が通行止めになり、予約日に来館が困難になることがある。早川町は雪はほとんど降らないが、12月以降は朝晩に路面が凍結するのでスタッドレスタイヤを勧めている。駐車場は60台で無料。チェックインは15時、チェックアウトは10時。

日帰り入浴は受けていない。温泉の利用は宿泊者のみと町観光協会も書いている。

この宿を選ぶなら

湯量と鮮度で選ぶ宿である。給湯とシャワーまで源泉という宿は珍しく、部屋の風呂も源泉かけ流し。山奥で送迎バスは1日1便、悪天候で道が閉じることもある。その不便さを含めて、1300年続く湯に浸かりに行く。ギネスの肩書きより、蛇口から出る湯が答えである。

FAQ

西山温泉 慶雲館のよくある質問

Q慶雲館の湯はかけ流しですか?
A

自然湧出の源泉4本と平成17年に掘り当てた泉温52度、毎分1,600リットル以上の自噴泉を組み合わせ、6種類の風呂はもちろん各部屋の風呂、給湯、シャワーに至るまで加温・加水のない源泉を使い、全館源泉かけ流しの宿と宿は案内しています。毎分約2,000リットルのうち使用量は4分の1程度にとどめています。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)です。

Q慶雲館の風呂は?
A

4階の野天風呂「望渓の湯」は宿の顔で、檜を使い、早川のせせらぎと川面を渡る風、夜は星空を楽しめると宿は案内しています。2026年の改装で桶風呂を新装し、サウナと水風呂を充実させました。1階の渓流野天風呂「白鳳の湯」は早川流域で産出する白鳳石を使い、湯治宿時代の洞窟風呂を再現した洞窟空間と雨畑硯石の岩盤浴を新設しました。ほかに岩風呂や貸切露天風呂があり、四種類の源泉から六種類の風呂を楽しめます。

Q慶雲館の客室は?
A

全35室(現在は全22室で営業)で、すべての客室が日本の伝統を大切に意匠を凝らした純和風の部屋で、すべての部屋に源泉かけ流しの風呂があると宿は案内しています。早川・湯川渓谷を見下ろす特別客室「北岳」は本間16畳と次の間8畳に総檜の源泉かけ流し露天風呂と月見テラス、「農鳥岳」も檜の露天風呂付きです。和室は本間12畳と次の間6畳の内風呂付きや、8種類の木を使った数寄屋風の12畳などです。

Q慶雲館の食事は?
A

温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま、一品一品料理人が精魂込めた深山会席と宿は案内しています。四季折々の奥山の恵みを、全国日本料理コンクールで受賞した料理長が出し、甲州黒毛和牛や特産の湯葉刺しのプランがあります。

Q慶雲館で日帰り入浴はできますか?
A

できません。当館は日帰り入浴を承っていないと宿は案内し、早川町観光協会も温泉の利用は宿泊者のみと書いています。日帰りなら町営の湯島の湯へ。

Q慶雲館へのアクセスは?
A

JR身延線の身延駅前から宿の送迎バスが13時40分頃に出発し、1日1便で事前予約が要ると宿は案内しています。帰りは9時50分発と楽天トラベルの施設情報にあります。タクシーなら約15,000円。車ならカーナビを県道37号南アルプス公園線経由で設定し、悪天候で通行止めになることがあります。12月以降は路面凍結でスタッドレスタイヤを勧めています。駐車場は60台で無料。

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