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乗鞍高原の二十二室
美鈴荘は長野県松本市安曇、乗鞍高原にある。総部屋数は22室。
乗鞍高原には温泉街がない。標高1500メートル前後の高原に、ペンションや旅館、ホテルが道沿いに散らばっている。
のりくら観光協会によれば、高原内の引湯施設は57軒ほど。そのうちの一軒だ。
宿の名前に「あったか温泉宿」と入っている。硫黄泉は体を芯から温める湯なので、そこを名前にしている。
源泉かけ流しの乳白色
湯について、宿の登録文を引く。
「美鈴荘の源泉かけ流し乳白色の天然温泉・露天風呂があなたの体を癒します。乳白色の天然温泉 は24時間入浴可能。内湯の他に男女別露天風呂もございます」。
源泉かけ流し、と明記している。加水や循環についての記載は見当たらない。
泉質は硫黄泉、酸性硫化水素泉と登録している。
24時間入れる。山の宿でこれができるのは、湯が止まらずに届いているからだ。
星を見ながら入る
露天について、宿はこう書いている。「満天の星空を眺めながらの入浴は絶対おすすめ」。
乗鞍高原は標高が高く、周りに街の灯りがない。晴れた夜は星がよく見える。
男女別の露天がある。24時間入れるので、夜中に起きて入ることもできる。
「乗鞍高原の温泉は乳白色の硫黄泉。美容と健康に良い成分を十分に含んだそのお湯は、まさに乗鞍大自然のめぐみ」とも書いている。効き方は人によるので、そこは宿の言い方として読んでほしい。
硫黄を含む湯なので、銀製品は変色する。外してから入りたい。
山から引いてくる湯
乗鞍高原温泉は、高原そのものに湧いている湯ではない。
のりくら観光協会は「乗鞍岳の山腹からわき出る温泉を乗鞍高原へと引湯している温泉」と書いている。
山の中腹に源泉があり、そこから高原へ引く。だから宿ごとに湯船はあっても、湯そのものは同じところから来ている。
ただし、のりくら温泉郷には源泉が三つある。乗鞍高原温泉のほかに、高原内に湧く無色透明のすずらん温泉、地下1300メートルから汲み上げる安曇乗鞍温泉。
乳白色の硫黄泉を目当てに行くなら、宿がどの源泉を引いているか確かめたほうがいい。この宿は乗鞍高原温泉のほうだ。
高原で何をするか
乗鞍高原は歩く場所である。
一の瀬草原、まいめの池、善五郎の滝、三本滝。散策路が整備されていて、半日あれば回れる。
乗鞍岳へはシャトルバスで畳平まで上がれる。標高2702メートル。そこから剣ヶ峰までは歩いて一時間半ほどだ。ただしマイカー規制があり、バスの運行期間も限られる。
冬はスキー場になる。雪の質がよく、バックカントリーの人も入る。
宿は道沿いに点在しているので、車か自転車があると動きやすい。
着くまで
アルピコ交通上高地線の新島々駅からバスで乗鞍高原へ。日本温泉協会は約55分としている。
車なら松本ICから国道158号を西へ。約40キロ、1時間ほどで着く。松本市街からでもほぼ同じ時間を見ておけばいい。
新島々から先は山道になる。時間に余裕を見ておきたい。
冬は雪が深い。スキー場があるので道は除雪されるが、装備は要る。
上高地へは新島々方面へいったん戻って入るのが一般的だ。乗鞍高原を拠点に、一日目は乗鞍岳、二日目は上高地という組み立てをする人もいる。バスの時刻を先に調べておきたい。
乗鞍高原温泉 あったか温泉宿 美鈴荘のよくある質問
Qお湯はかけ流しですか
宿は「美鈴荘の源泉かけ流し乳白色の天然温泉・露天風呂があなたの体を癒します」と楽天トラベルに登録しています。加水や循環についての記載は見当たりません。泉質は硫黄泉、酸性硫化水素泉としています。
Q何時でも入れますか
宿は「乳白色の天然温泉 は24時間入浴可能」と登録しています。内湯のほかに男女別の露天風呂があります。
Q乗鞍高原温泉とはどの湯ですか
乗鞍岳の山腹から高原へ引いてきている湯です。のりくら観光協会は「乳白色の単純硫黄泉で、これぞ温泉!という独特なにおいがあります」と書いています。のりくら温泉郷にはほかにすずらん温泉と安曇乗鞍温泉があり、泉質が違います。乳白色の硫黄泉を目当てにするなら、宿がどの源泉を引いているか確かめてください。
Q銀製品は外したほうがいいですか
外してください。硫黄を含む湯なので銀は変色します。乳白色に濁るのも硫黄の成分が空気に触れて固まるためです。
Q何室ありますか
22室です。乗鞍高原には大きなホテルからペンションまでありますが、この宿はその中間くらいの規模にあたります。
Qアクセスを教えてください
アルピコ交通上高地線の新島々駅からバスで乗鞍高原へ。日本温泉協会は新島々駅からバス約55分としています。車なら長野自動車道の松本ICから国道158号経由で約40キロ、60分ほどです。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

白金温泉 碧の美 ゆゆ
北海道白金温泉の49室の宿。加水も加温も循環もしない100%源泉かけ流しだと宿は書く。源泉53度、pH6.9。日帰り入浴は11時から20時で大人1,200円。旧称は湯元白金温泉ホテル。

ランプの宿 青荷温泉
青森県青森県黒石市沖浦、青荷渓谷の底にある31室の一軒宿。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。風呂は四つあり、宿はすべて源泉かけ流しとしている。1929年(昭和4年)に青森県の歌人、丹羽洋岳が開いたと宿は書く。冬季は一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイトでご確認ください。
