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Nagano — Onsen Area
乗鞍高原温泉(長野県)の風景

Photo: Snake Head 1995 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Norikura Kogen Onsen

乗鞍高原温泉

のりくらこうげんおんせん

長野県松本市安曇、乗鞍岳の東麓に広がる高原の温泉。のりくら観光協会は乗鞍岳の山腹から湧く湯を高原へ引いていると書き、乳白色の単純硫黄泉で独特のにおいがあると案内する。高原内の引湯施設は57軒ほど。のりくら温泉郷にはほかにすずらん温泉と安曇乗鞍温泉があり、三つの源泉で泉質が分かれる。新島々駅からバス55分。

Quality
硫黄泉・単純温泉
Access
アルピコ交通上高地線 新島々駅(バス約55分)/長野道 松本IC(車約60分)
From Tokyo
約4時間30分
From Osaka
約5時間

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乗鞍高原温泉の宿を見る(2軒)

山から引いてきた湯

乗鞍高原温泉は長野県松本市安曇。乗鞍岳の東麓に広がる高原にある。

この温泉の特徴は、湯が高原そのものから湧いていないことだ。

のりくら観光協会はこう書いている。「乗鞍岳の山腹からわき出る温泉を乗鞍高原へと引湯している温泉。乳白色の単純硫黄泉で、これぞ温泉!という独特なにおいがあります」。

山の中腹に源泉があり、そこから高原へ引いている。引湯施設は57軒ほどあると観光協会は書いている。

だから「温泉街」はない。高原にペンションや旅館、ホテルが散らばっていて、そのそれぞれに山の湯が届く。

乳白色になる理由

湯は乳白色に濁る。硫黄の成分が空気に触れて固まるためだ。

観光協会の説明を引く。「硫化水素型の単純硫黄泉です。入浴することで、筋肉疲労や冷え性などの一般適応症のほか、アトピーなどの慢性皮膚病や慢性婦人病、切り傷、糖尿病、高血圧症などの改善が期待できます」。

「殺菌力が強く、体を芯からあたため、新陳代謝も活発になるため、浸かっていると元気がみなぎってきます」とも書いている。

効き方は人によるので、そこは案内として読んでほしい。

硫黄を含む湯なので、銀製品は変色する。外してから入りたい。

三つの源泉が分かれている

のりくら温泉郷には源泉が三つある。観光協会はそれを並べている。

乗鞍高原温泉は、乗鞍岳の山腹から引いてくる乳白色の単純硫黄泉。

すずらん温泉は、高原内に湧く無色透明で刺激の少ない湯。

安曇乗鞍温泉は、地下1300メートルから汲み上げるカルシウムやマグネシウムを多く含む湯。

同じ高原のなかで、まったく違う三つの湯が使われている。

泊まる宿がどの源泉を引いているかで、入る湯が変わる。乳白色の硫黄泉を目当てに行くなら、宿がどれを使っているか確かめたほうがいい。

温泉街のない高原

乗鞍高原は標高1500メートル前後。広い。

一の瀬草原、まいめの池、善五郎の滝、三本滝。散策路が整備されていて、歩いて回れる。

宿は道沿いに点在している。徒歩で外湯をめぐる作りにはなっていないので、車か自転車があると動きやすい。

日帰り施設としては「湯けむり館」がある。山小屋風の建物で、白樺に囲まれた露天風呂と檜の内湯がある。

観光協会は「高原内の引湯施設は57軒ほどあります。湯けむり館のほか、日帰り入浴可能な施設があります」と書いている。

乗鞍岳へ上がる

乗鞍高原は乗鞍岳の登山口のひとつである。

標高2702メートルの畳平までバスが通じている。マイカー規制があるので、高原からシャトルバスに乗り換えて上がる。

畳平から剣ヶ峰までは歩いて一時間半ほど。三千メートル級の山としては登りやすい部類にある。

ただしバスの運行期間は限られる。冬季は道が閉ざされる。年ごとに期間が変わるので、計画の前に確かめたい。

冬は乗鞍高原そのものがスキー場になる。雪の質がよく、バックカントリーの人も入る。

上高地との関係

乗鞍高原と上高地は、同じ北アルプスの南側にある。

どちらも松本からのバス路線でつながっているが、直接は行き来しにくい。上高地へは新島々方面へいったん戻って入るのが一般的だ。

乗鞍高原の宿を拠点に、一日目は乗鞍岳、二日目は上高地、という組み立てをする人がいる。移動に時間がかかるので、バスの時刻を先に調べておきたい。

白骨温泉も近い。乗鞍岳の源泉は白骨温泉の上流側にあたる。

着くまで

アルピコ交通上高地線の新島々駅からバスで約55分。日本温泉協会はコロナ連絡所前下車としている。

車なら長野自動車道の松本ICから国道158号経由で約40キロ、60分ほど。

松本市街からは1時間ほど。新島々から先は山道になるので、時間に余裕を見ておきたい。

冬は雪が深い。スキー場があるので道は除雪されるが、装備は要る。

Day Trip

乗鞍高原温泉の日帰り入浴

  • 一の瀬草原とまいめの池
  • 善五郎の滝と三本滝
  • 乗鞍岳畳平

高原内は散策路が整備されている。滝と池を歩いて回れる。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
慢性皮膚病冷え性疲労回復
所在地Location
長野県
泉質Spring Quality
硫黄泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
アルピコ交通上高地線 新島々駅(バス約55分)/長野道 松本IC(車約60分)
東京からFrom Tokyo
約4時間30分
大阪からFrom Osaka
約5時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

乗鞍高原温泉のよくある質問

Q乗鞍高原温泉はどこから湧いているのですか
A

乗鞍岳の山腹です。のりくら観光協会は「乗鞍岳の山腹からわき出る温泉を乗鞍高原へと引湯している温泉」と書いています。高原そのものに湧いているのではなく、山から引いてきています。高原内の引湯施設は57軒ほどあるとしています。

Q泉質を教えてください
A

のりくら観光協会は「乳白色の単純硫黄泉で、これぞ温泉!という独特なにおいがあります。殺菌力が強く、体を芯からあたため、新陳代謝も活発になる」とし、硫化水素型の単純硫黄泉としています。効能として筋肉疲労や冷え性のほか、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷などの改善が期待できると書いています。効き方は人によるので、体のことで気になることがあれば医師に確かめてください。

Qのりくら温泉郷とは何ですか
A

三つの源泉の総称です。のりくら観光協会は「乗鞍岳の山腹からわき出る温泉を乗鞍高原へと引湯している『乗鞍高原温泉』、高原内にわき出る無色透明で刺激の少ない『すずらん温泉』、地下1300mからわき出るカルシウムやマグネシウムを多く含む『安曇乗鞍温泉』。のりくら温泉郷には、3つの異なる源泉があります」と書いています。泊まる宿がどの源泉を使っているかで湯が変わります。

Q日帰りで入れますか
A

入れます。のりくら観光協会は「湯けむり館のほか、日帰り入浴可能な施設があります」と書いています。湯けむり館は乗鞍高原温泉の日帰り施設で、白樺に囲まれた露天風呂があります。営業日は変わることがあるので、行く前に確かめてください。

Q銀製品は外したほうがいいですか
A

外してください。硫黄を含む湯なので、銀は変色します。乳白色に濁るのも硫黄の成分が空気に触れて固まるためです。

Q上高地や乗鞍岳へ行けますか
A

行けます。乗鞍高原は乗鞍岳の登山口のひとつで、畳平までバスが通じています。ただしマイカー規制があり、バスの運行期間も限られます。上高地へは新島々方面へ戻って入るのが一般的です。どちらも冬季は道が閉ざされるので、期間を確かめてから計画してください。

UPDATED 2026.09.29

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