一の俣温泉と川棚温泉、下関の二つの奥座敷
下関の市街から山へ入ると湯がある。一の俣温泉はpH10.0の高アルカリ泉で、とろりとした肌ざわり。川棚温泉は青龍伝説を持つ800年の湯で、瓦そば発祥の地。どちらも下関の奥座敷と呼ばれる。

一の俣温泉
山口県
山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷にある温泉。関門の奥座敷と宿は名乗る。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉でpH10.0、泉温29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。とろりとした肌ざわりから美肌の湯と呼ばれる。一の俣温泉グランドホテルは大浴場を源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用と書き分け、加水はしていないとしている。日帰り入浴は8時から21時。近くに水没林で知られる一の俣桜公園がある。

川棚温泉
山口県
沼に棲んでいた青龍を住民が祀ると湯が湧いたと伝わる、下関の奥座敷。800年以上の歴史を持ち、長府藩主毛利家が御殿湯を置いた。俳人の種田山頭火が100日ほど滞在してここに死にたいと日記に書き、瓦そば発祥の地でもある。ナトリウム・カルシウム塩化物泉、pH8.2。
数字で比べる
| 項目 | 一の俣温泉 | 川棚温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 山口県 | 山口県 |
| 泉質 | 硫黄泉 | 塩化物泉 |
| pH | 10 | 8.2 |
| 泉温 | 29.1℃ | — |
| 東京から | 約6時間 | 約5時間 |
| 大阪から | 約4時間 | 約3時間 |
| 最寄り | JR山陽本線 小月駅(宿の無料シャトルバス約45分・要予約)/中国道 小月IC(車約30分) | JR山陰本線 川棚温泉駅(タクシー約5分・徒歩約20分) |
| 日帰りで入れる湯 | 一の俣桜公園(水没林)/角島大橋/秋吉台 | 温泉銭湯 ぴーすふる青竜泉(10:00〜21:00)/杜の足湯 興龍泉(無料、9:00〜22:00)/立ち寄り湯を受け付けている宿 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
一の俣温泉アルカリ性単純硫黄温泉、pH10.0、泉温29.1度
川棚温泉ナトリウム・カルシウム塩化物泉、pH8.2
歴史
一の俣温泉美肌の湯として知られる
川棚温泉800年以上。長府藩主毛利家の御殿湯があった
まわり
一の俣温泉一の俣桜公園の水没林、角島大橋
川棚温泉種田山頭火ゆかりの地、瓦そば、響灘
行き方
一の俣温泉JR小月駅から無料シャトルバス(要予約・1日1往復)
川棚温泉JR川棚温泉駅から徒歩圏
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも下関市内。車なら40分ほどで、角島大橋を挟んで回ることもできる。
それぞれの宿
- グランドホテル山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷に建つ30室の宿。関門の奥座敷を名乗る。pH10.0のアルカリ性単純硫黄温泉で、公式は「pH10を誇る、宿名物のトロトロの湯」と書く。泉温は29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。湯の扱いは浴槽ごとに書き分けられていて、大浴場は源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用、加水はなしで加温ありとしている。家族風呂は檜の「ほの香」と石の「ゆの香」の2種類。日帰り入浴は8時から21時。小月駅から無料シャトルバスがある。
- 観光ホテル「蛍光の宿」と名乗る22室のホテル。pH10.0の湯を宿は化粧水のような肌触りと書く。貸切家族風呂があり、泊まれば歩いて3分の姉妹館の温泉も無料で使える。猪鍋・鹿鍋のジビエと下関のふぐが出る。
よくある質問
Q肌がつるつるになるのはどちらですか?
一の俣温泉です。宿はpH10.0の湯を「トロトロの湯」と書いています。ただし浴槽ごとにかけ流しと循環ろ過を使い分けているので、入り比べてみてください。
Q電車で行きやすいのは?
川棚温泉です。JR山陰本線の川棚温泉駅から歩けます。一の俣は小月駅からの無料シャトルバスが1日1往復で、予約が要ります。