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Tochigi — Onsen Area
塩原温泉郷(栃木県)の風景

Photo: 妖精書士 / CC0 via Wikimedia Commons

Shiobara Onsen

塩原温泉郷

しおばらおんせんきょう

箒川の渓谷に沿って十一の温泉地が連なる。泉質も湯の色も一つずつ違い、一つの谷のなかで湯めぐりが完結する。

Quality
単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉
Access
JR東北新幹線 那須塩原駅(バス約60分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka
約5時間30分

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塩原温泉郷の宿を見る(2軒)

塩原温泉郷は一つの温泉地ではない。箒川が刻んだ谷に沿って、十一の温泉地が連なっている。

大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯、元湯。まとめて塩原十一湯と呼ばれる。

一つの谷に色の違う湯が並ぶ

塩原の面白さは、これだけ近い範囲で湯がまったく違うことにある。

新湯や元湯は硫黄を含んで白濁する。谷を下れば無色透明の単純温泉や塩化物泉が湧く。空気に触れて色が変わる湯もある。同じ「塩原の湯」と言っても、どこに入るかで体験が別物になる。

地区によって湧いている源泉の性質が違うためで、一つの温泉郷でこれだけ幅があるのは珍しい。湯めぐりが谷のなかで完結する。

日帰りで入る

共同浴場と日帰り入浴施設が谷のあちこちにある。宿の立ち寄り湯も受け入れているところが多い。

東京から那須塩原駅まで新幹線でおよそ70分、そこからバスで一時間ほど。泉質の違う湯を一日で二、三か所回れる距離である。

新湯には共同浴場があり、硫黄泉に入れる。谷の上と下で湯を比べると、この温泉郷の構造が体で分かる。

渓谷と紅葉

箒川の渓谷そのものが見どころになっている。

もみじ谷大吊橋は歩行者専用の吊橋で、渓谷と塩原ダム湖を見渡せる。回顧の吊橋からは滝が見える。谷沿いに遊歩道が整備されており、歩いて回れる区間が長い。

紅葉は例年10月下旬から11月上旬。標高差があるため、谷の上と下で色づく時期がずれる。長く楽しめる反面、混雑期は道路が渋滞する。

どの地区に泊まるかで決まる

塩原は一つの町ではないので、宿を取る場所が旅の中身をほとんど決めてしまう。

谷の下流にあたる大網、福渡、塩釜のあたりは、那須塩原駅から近い。バスの本数も比較的多く、着いてからの移動が短い。

古町、門前は温泉街としてまとまっており、店や施設が集まっている。歩いて過ごすならこのあたりになる。

谷の奥にある新湯、元湯は硫黄泉の白濁した湯が湧く。駅からは遠く、冬は道路状況も厳しくなる。ただし湯そのものを目的にするなら、ここが本命になる。

「塩原に泊まる」と決めただけでは足りない。谷のどこかを先に決めることになる。

湯を比べるという行程

一つの谷でこれだけ泉質が分かれている温泉地は少ない。だから、比べること自体を目的にできる。

新湯の共同浴場で白濁した硫黄泉に入り、谷を下って無色透明の湯に入る。同じ日のうちに、湯の色も匂いも肌当たりも変わる。

ただし地区の間はバスか車での移動になる。歩ける距離ではない区間があるので、時刻表を先に確認しておきたい。公共交通だけで回るなら、一日に二か所が現実的な上限になる。

那須と組み合わせる

那須塩原駅は、塩原と那須の両方への入口になっている。

那須湯本の鹿の湯は強い酸性の硫黄泉で、41度から48度まで温度の違う湯船が並ぶ。塩原の多様な湯とは性格がまったく違う。

車があれば一時間ほどで行き来できる。一泊二日で、塩原の谷と那須の高原を続けて回るという組み方ができる。

紅葉期は例年10月下旬から11月上旬。この時期は道路が渋滞するので、移動時間を多めに見ておきたい。

歩き方

那須塩原駅からバスで谷に入る。温泉地が谷に沿って並んでいるため、どの地区に泊まるかで景色も湯も変わる。

地区の間はバスか車での移動になる。歩ける距離ではない区間もあるので、湯めぐりの計画は先に立てておきたい。

那須湯本までは車で一時間ほど。強い酸性の硫黄泉である鹿の湯と、塩原の多様な湯を続けて訪ねる行程も組める。

Day Trip

塩原温泉郷の日帰り入浴

  • 共同浴場
  • 日帰り入浴施設
  • 宿の立ち寄り湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病冷え性疲労回復
所在地Location
栃木県
泉質Spring Quality
単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉
最寄駅Nearest Station
JR東北新幹線 那須塩原駅(バス約60分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分
大阪からFrom Osaka
約5時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

塩原温泉郷のよくある質問

Q塩原温泉郷は日帰りでも楽しめますか?
A

楽しめます。共同浴場や日帰り入浴施設が谷のあちこちにあり、宿の立ち寄り湯も受け入れています。東京から那須塩原駅まで新幹線でおよそ70分、そこからバスで一時間ほどです。泉質の違う湯を一日で二、三か所回れます。

Q塩原温泉郷にはいくつの温泉地がありますか?
A

十一の温泉地からなり、塩原十一湯と呼ばれます。大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯、元湯。同じ谷のなかで泉質も湯の色も異なり、白濁する湯もあれば無色の湯もあります。

Q塩原の湯はなぜ色が違うのですか?
A

地区によって湧いている源泉の性質が違うためです。新湯や元湯は硫黄を含んで白濁し、他の地区では無色の単純温泉や塩化物泉が湧きます。空気に触れて色が変わる湯もあります。一つの温泉郷でこれだけ幅があるのは珍しいことです。

Q紅葉の見頃はいつですか?
A

例年10月下旬から11月上旬です。箒川の渓谷全体が色づき、もみじ谷大吊橋や回顧の吊橋から見下ろす景色が知られています。標高差があるため、谷の上と下で色づく時期がずれます。混雑期は道路が渋滞します。

Compare

ほかの温泉地と比べる

UPDATED 2026.08.13

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