奥多摩温泉と檜原温泉、東京の山の湯
東京都の西の端にある二つの山の湯。奥多摩は多摩川の氷川渓谷沿いで、小河内ダムに沈んだ源泉を汲み上げた鶴の湯温泉。檜原は都内唯一の村・檜原村の数馬にあり、日帰り施設と宿が谷の奥にある。電車で行けるのは奥多摩、車で奥へ分け入るなら檜原だ。

奥多摩温泉
東京都
東京都西多摩郡奥多摩町、多摩川の氷川渓谷沿いに宿が数軒。源泉は湖底に沈んだ湯だ。昭和32年の小河内ダムの建設で奥多摩湖に沈んだ小河内温泉の源泉を、平成3年にポンプで汲み上げて町の宿数軒に配湯していると宿は書く。源泉名は鶴の湯温泉、アルカリ性単純硫黄泉で源泉温度29.6度。別に麻葉の湯という源泉もあり、奥多摩町には源泉が4つあると宿は案内する。JR奥多摩駅から徒歩数分で、新宿から2時間かからない。

檜原温泉
東京都
東京都で唯一の村、西多摩郡檜原村の数馬にある温泉。南秋川の源流域、奥多摩三山の最高峰・三頭山の麓から湧く。村営の「檜原温泉センター 数馬の湯」がアルカリ性単純温泉を使い、泡風呂、ジャグジー、露天風呂、サウナをそろえる。数馬の里には南北朝時代の落人伝説が残り、兜造り(富士系合掌造り)の茅葺き民家が今も数軒残る。武蔵五日市駅からバスで1時間。
数字で比べる
| 項目 | 奥多摩温泉 | 檜原温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 東京都 | 東京都 |
| 泉質 | 硫黄泉・単純温泉 | 単純温泉 |
| pH | — | 9 |
| 泉温 | 29.6℃ | — |
| 東京から | 約2時間 | 約2時間30分(新宿から) |
| 大阪から | 約5時間30分 | 約6時間 |
| 最寄り | JR青梅線 奥多摩駅(徒歩2〜7分) | JR五日市線 武蔵五日市駅(西東京バス「数馬行き」約1時間、終点下車) |
| 日帰りで入れる湯 | 氷川渓谷遊歩道/日原鍾乳洞/奥多摩湖 | 三頭山と都民の森/払沢の滝(日本の滝百選)/数馬の兜造り集落 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
奥多摩温泉鶴の湯温泉。アルカリ性単純硫黄泉、源泉温度29.6度
檜原温泉檜原温泉。数馬の湯として知られる
風呂
奥多摩温泉渓谷を見る内風呂・展望風呂。露天はない
檜原温泉日帰り施設の大きな浴場と宿の風呂
来歴
奥多摩温泉昭和32年に湖底へ沈み、平成3年に汲み上げて復活
檜原温泉甲州街道の脇道、数馬の集落に伝わる湯
行き方
奥多摩温泉JR青梅線 奥多摩駅から徒歩2〜7分
檜原温泉JR五日市線 武蔵五日市駅からバス約60分
どちらを選ぶか
両方行くなら同じ東京都でも山を挟んで別の谷なので、車でも1時間半ほどかかる。奥多摩湖から奥多摩周遊道路を南へ抜けると檜原村に出るので、走る旅として結ぶことはできる。
それぞれの宿
よくある質問
Q電車で行きやすいのはどちらですか?
奥多摩温泉です。JR奥多摩駅から宿まで徒歩数分で、新宿からおよそ100分です。
Q露天風呂があるのはどちらですか?
奥多摩の駅前の宿はどちらも内風呂です。露天で選ぶなら檜原側の施設を調べてください。