平湯温泉と白骨温泉の違い
安房峠を挟んで向かい合う、北アルプス南部の二つの湯。湯量に余裕があり交通の結節点でもある平湯と、乳白色の湯を守る山中の湯治場の白骨では、旅の組み方が変わる。

平湯温泉
岐阜県
標高1,250メートル、奥飛騨温泉郷の入口にあたる最古の温泉地。約40の源泉から毎分8,600リットルが湧き、最高で90度に達すると観光協会は案内する。武田軍の兵が白い猿に導かれて湯を見つけたという伝説を持ち、上高地・乗鞍・高山へのバスの結節点でもある。

白骨温泉
長野県
乳白色の湯で知られる山あいの湯治場。「三日入れば三年風邪をひかない」と伝えられ、湯量は少ないが個性は際立っている。
数字で比べる
| 項目 | 平湯温泉 | 白骨温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 岐阜県 | 長野県 |
| 泉質 | 硫黄泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉 | 炭酸水素塩泉・硫黄泉 |
| 東京から | 約4時間30分(新宿から高速バス) | 約4時間30分 |
| 大阪から | 約5時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | JR高山本線 高山駅(濃飛バス約1時間)/松本駅からバス約1時間30分 | JR松本駅(バス約1時間40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 平湯温泉バスターミナルに隣接する日帰り施設/日帰り入浴を受け付けている宿 | 公共野天風呂/宿の日帰り入浴 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
立地
平湯温泉岐阜側、安房峠の麓の標高1,250メートル。奥飛騨温泉郷の入口
白骨温泉長野側、乗鞍岳の東麓の標高1,400メートル前後。宿の数は多くない
湯
平湯温泉約40の源泉から毎分8,600リットル。硫黄を含む塩化物・炭酸水素塩泉
白骨温泉湧いた直後は透明で、時間をかけて乳白色に変わる炭酸水素塩・硫黄泉
交通
平湯温泉バスターミナルがあり、高山・松本・新宿・名古屋から直行便
白骨温泉松本からバスで1時間40分ほど。本数は限られる
向く人
平湯温泉上高地や乗鞍の玄関口として泊まる人、湯量のある露天風呂を求める人
白骨温泉乳白色の湯そのものを目的に、山中に籠もりたい人
どちらを選ぶか
両方行くなら安房トンネルを挟んで車で40分ほど。平湯に泊まって上高地へ、白骨に移って湯に籠もる。北アルプス南部の二つの湯を続けて回れます。
それぞれの宿
よくある質問
Q平湯と白骨はどのくらい離れていますか?
安房峠道路を挟んで車で40分ほどです。平湯は岐阜県高山市、白骨は長野県松本市で、県境を挟んで向かい合っています。
Q公共交通で行きやすいのはどちらですか?
平湯です。高山、松本、新宿、名古屋からのバスが平湯バスターミナルに着きます。白骨は松本からバスで1時間40分ほどで、本数が限られます。