雲仙温泉と仙石原温泉の違い
どちらも噴気地帯のすぐそばにある。雲仙地獄と大涌谷。ただし湯との距離の取り方が違う。

雲仙温泉
長崎県
標高700メートルの高原に湧く強い酸性の硫黄泉。温泉街のすぐ隣で「雲仙地獄」が噴気を上げ続けている。

仙石原温泉
神奈川県
大涌谷から引いた白濁の硫黄泉に入れる箱根の高原。秋にはススキの草原が一面に広がり、金色の斜面になる。
数字で比べる
| 項目 | 雲仙温泉 | 仙石原温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 長崎県 | 神奈川県 |
| 泉質 | 酸性泉・硫黄泉 | 硫黄泉・単純温泉 |
| pH | 2.3 | — |
| 東京から | 約4時間30分 | 約2時間15分 |
| 大阪から | 約4時間 | 約4時間45分 |
| 最寄り | JR諫早駅(バス約1時間20分) | 箱根登山鉄道 箱根湯本駅(バス約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | 公共の浴場/小地獄温泉館 | 日帰り入浴施設/宿の立ち寄り湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
噴気地帯との距離
雲仙温泉温泉街の中心に雲仙地獄がある。木道で噴気孔のあいだを歩ける
仙石原温泉大涌谷は離れており、そこで作られた湯を配管で引いている
湯
雲仙温泉酸性の含硫黄泉。pH2.3前後で白濁し、刺激がはっきりある
仙石原温泉宿によって違う。大涌谷から引く白濁の硫黄泉と、自家源泉の無色透明が混在する
標高と気候
雲仙温泉700メートルの高原。夏は涼しく、明治から外国人の避暑地として賑わった
仙石原温泉高原に宿が点在する。もとは湿原で、箱根のなかでここだけ広く開けている
季節
雲仙温泉5月中旬から下旬のミヤマキリシマ、10月下旬からの紅葉、冬の霧氷
仙石原温泉9月下旬から11月上旬のススキ。台ヶ岳の斜面が金色になる
どちらを選ぶか
雲仙温泉
湯の強さを求める方。地獄の直下から湧く湯なので、噴気地帯の性質がそのまま出ています。ただし江戸初期にキリシタンの弾圧が行われた場所でもあり、景勝地として歩くだけでは足りません。
雲仙温泉を詳しく両方行くならどちらも硫黄泉です。銀製品は変色するので外し、肌の弱い方は湯上がりに真水で流してください。
それぞれの宿
よくある質問
Q仙石原ならどこでも白濁湯に入れますか?
入れません。大涌谷から引いた造成泉を使う宿では白い湯が出ますが、自家源泉を持つ宿では無色透明の湯が出ます。写真では判断できないので、予約の前に確認してください。
Q雲仙地獄は入浴できますか?
できません。見学地です。木道の遊歩道が整備されており、一周はおよそ30分から1時間です。ガスが出ているので遊歩道から外れないでください。