島原温泉と雲仙温泉、島原半島で泊まるならどっち
島原半島の海と山。雲仙は標高700メートルの高原で、温泉街の隣で地獄が噴気を上げ、pH2.3の強酸性の硫黄泉が白濁する。島原は麓の城下町で、昭和42年に掘り当てた炭酸水素塩泉を市が加温して旅館や家庭に配り、飲泉所で飲める。夏涼しい高原の強い湯か、城と港の穏やかな湯か。

島原温泉
長崎県
島原城の城下町、有明海に面した島原市街に湧く温泉。近くに雲仙や小浜がありながら温泉がなく、昭和10年から掘削に挑み続け、昭和42年に観音島源泉を掘り当てて「泉都島原」が実現した。市が全国でも珍しい集中管理方式で、二つの源泉を混ぜて加温し、地下7.6キロの配湯管で旅館やホテル、家庭、足湯、飲泉所に24時間送る。マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉で、市内5か所の飲泉所で飲める。熊本港からフェリー30分。

雲仙温泉
長崎県
標高700メートルの高原に湧く強い酸性の硫黄泉。温泉街のすぐ隣で「雲仙地獄」が噴気を上げ続けている。
数字で比べる
| 項目 | 島原温泉 | 雲仙温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 長崎県 | 長崎県 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉 | 酸性泉・硫黄泉 |
| pH | — | 2.3 |
| 泉温 | 30.1℃ | — |
| 東京から | 約3時間30分(長崎空港から車) | 約4時間30分 |
| 大阪から | 約3時間 | 約4時間 |
| 最寄り | 島原鉄道 島原港駅・島原駅/熊本港からフェリー約30分で島原港 | JR諫早駅(バス約1時間20分) |
| 日帰りで入れる湯 | 島原城/武家屋敷と鯉の泳ぐまち/泉源公園の足湯と飲泉所 | 公共の浴場/小地獄温泉館 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
島原温泉マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉、中性で無色透明。飲める
雲仙温泉酸性の硫黄泉、pH2.3前後で白濁。刺激が強い
温泉地の形
島原温泉市が集中管理方式で二つの源泉を混ぜ、7.6キロの配湯管で送る
雲仙温泉地獄の直下から湧き、温泉街に宿が並ぶ
見どころ
島原温泉島原城、武家屋敷、湧水の鯉の泳ぐまち、5か所の飲泉所
雲仙温泉雲仙地獄の遊歩道、キリシタン殉教の碑、1934年指定の国立公園
行き方
島原温泉熊本港からフェリー30分、島原鉄道の島原港駅
雲仙温泉諫早駅からバス1時間20分
どちらを選ぶか
両方行くなら島原市街から雲仙まで車で30分ほど。雲仙で地獄と硫黄泉を体験し、翌日島原に下りて城下町と穏やかな湯で締める二泊が組める。肌の弱い人は雲仙の後に島原の中性の湯に入ると楽になる。
それぞれの宿
よくある質問
Q島原温泉と雲仙温泉は近いですか?
同じ島原半島で、島原市街から雲仙の温泉街まで車で30分ほどです。雲仙普賢岳の東麓が島原です。
Q湯はどちらが穏やかですか?
島原は中性の炭酸水素塩泉で肌に優しく抵抗なく入れると島原観光ビューローは書いています。雲仙は強酸性なので、肌の弱い人は湯上がりに真水で流します。