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Kanagawa — Onsen Area
仙石原温泉(神奈川県)の風景

Photo: Σ64 / CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

Sengokuhara Onsen

仙石原温泉

せんごくはらおんせん

大涌谷から引いた白濁の硫黄泉に入れる箱根の高原。秋にはススキの草原が一面に広がり、金色の斜面になる。

Quality
硫黄泉・単純温泉
Access
箱根登山鉄道 箱根湯本駅(バス約30分)
From Tokyo
約2時間15分
From Osaka
約4時間45分

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仙石原温泉の宿を見る(2軒)

箱根の湯は場所によってまったく違う。仙石原はその違いが最もはっきり出る場所である。

麓の箱根湯本は無色透明の単純温泉。仙石原では、大涌谷から引いた白濁の硫黄泉に入れる。硫黄の香りが立ち、湯の色が違う。同じ箱根と呼ぶのが不思議なほどだ。

大涌谷から引く湯

大涌谷は箱根火山の噴気地帯である。今も蒸気が上がり、硫黄の匂いが漂う。

そこで作られた湯を配管で仙石原まで引いている。造成された湯だが、火山の直下から来ているという意味では、この土地の湯そのものである。

ただし宿によって引いている湯は異なる。自家源泉を使う宿では無色の湯が出る。白濁湯を目当てにするなら、予約前に確認しておきたい。

ススキの草原

仙石原のもう一つの顔がススキである。

台ヶ岳の斜面に草原が広がり、例年9月下旬から11月上旬にかけて一面が金色になる。草原の中を歩ける道が整備されており、背丈を超えるススキに挟まれて進むことになる。

見頃の時期は道路が渋滞する。時間に余裕を持って向かいたい。

もとは湿原だった土地で、火山の噴出物が堆積してできた平地である。箱根の中でここだけが広く開けているのは、そういう成り立ちによる。

高原に点在する宿

仙石原は温泉街を作らなかった。高原に宿が点在する形をしている。

通りに店が並ぶこともなく、宿と美術館と草原があるだけだ。滞在して外に出ない使い方に向いている。

ポーラ美術館、箱根ガラスの森美術館、星の王子さまミュージアム跡地など、文化施設が同じ範囲に集まっている。湯と美術館という組み合わせが成立する箱根らしい地区である。

白濁湯を目当てにするなら

仙石原の宿がすべて白濁湯というわけではない。

大涌谷から引いた造成泉を使う宿では、硫黄の香りが立つ白い湯が出る。一方、自家源泉を持つ宿では無色透明の湯が出る。同じ仙石原でも、宿によって湯がまったく違う。

「箱根で白濁の硫黄泉に入りたい」という目的で来るなら、予約の前に確認しておきたい。写真では判断できない。

麓の箱根湯本は無色透明の単純温泉である。ロープウェイやバスで30分ほど動くだけで、湯の性格がここまで変わる温泉地は珍しい。

温泉街のない温泉地

仙石原には温泉街がない。

通りに店が並ぶこともなく、下駄で外湯へ向かうという形もない。高原に宿と美術館が点在しているだけである。

したがって、宿の外で過ごす時間を期待して行くと物足りなくなる。逆に、宿に入って出ないという使い方をするなら、これ以上に向いた場所は少ない。夜に出歩く必要がないぶん、部屋で過ごす時間が長くなる。

ポーラ美術館や箱根ガラスの森美術館が同じ範囲にある。湯と美術館という組み合わせで一日を組めるのが、箱根らしい地区である。

いつ行くか

ススキが最も知られている。台ヶ岳の斜面が例年9月下旬から11月上旬にかけて金色になる。草原の中を歩ける道があり、背丈を超えるススキに挟まれて進むことになる。

ただしこの時期は道路が渋滞する。紅葉期と重なるため、箱根全体の交通が重くなる。バスの所要時間は平常時より長く見ておきたい。

夏は標高があるぶん麓より涼しい。冬は人が減り、白濁の湯に静かに入れる。ススキを外すという選び方も成り立つ。

歩き方

箱根登山鉄道の箱根湯本駅からバスで30分ほど。新宿からは高速バスで直接向かうこともできる。

地区が広く、宿の間は歩ける距離ではない。バスか車での移動になる。

大涌谷へはロープウェイか車で上がれる。芦ノ湖も近い。箱根を周遊するなら、強羅や桃源台と組み合わせて回ることになる。

Day Trip

仙石原温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴施設
  • 宿の立ち寄り湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病冷え性
所在地Location
神奈川県
泉質Spring Quality
硫黄泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
箱根登山鉄道 箱根湯本駅(バス約30分)
東京からFrom Tokyo
約2時間15分
大阪からFrom Osaka
約4時間45分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

仙石原温泉のよくある質問

Q仙石原温泉の湯は白いのですか?
A

大涌谷から引いた湯を使う宿では白濁した硫黄泉に入れます。硫黄の香りが立ち、箱根湯本の無色透明な単純温泉とはまったく違う湯です。ただし宿によって引いている湯が異なるため、白濁湯を目当てにするなら予約前に確認してください。

Qススキの見頃はいつですか?
A

例年9月下旬から11月上旬です。仙石原のススキ草原は台ヶ岳の斜面に広がり、秋には一面が金色になります。草原の中を歩ける道が整備されています。見頃の時期は道路が渋滞するため、時間に余裕を持ってください。

Q仙石原は日帰りでも行けますか?
A

行けます。日帰り入浴施設や宿の立ち寄り湯があります。箱根湯本駅からバスで30分ほど、新宿からは高速バスで直接向かうこともできます。ポーラ美術館やガラスの森美術館も同じ範囲にあります。

Q仙石原と強羅はどちらがよいですか?
A

目的によります。仙石原は高原に宿が点在し、白濁の硫黄泉と草原の景色があります。強羅は斜面の別荘地で、登山鉄道の沿線にあるため周遊の起点にしやすい立地です。硫黄泉に入りたいなら仙石原、交通の便を重視するなら強羅が向いています。

Compare

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UPDATED 2026.08.13

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