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Ishikawa — Onsen Area
粟津温泉(石川県)の風景

Photo: Namazu-tron / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Awazu Onsen

粟津温泉

あわづおんせん

718年に開かれたと伝わる加賀最古の温泉地。世界最古級の宿として知られる旅館があり、那谷寺が近い。加賀温泉郷のなかで最も小さく、静かな温泉地。

Quality
硫酸塩泉
Access
JR北陸本線 粟津駅(バス約10分)
From Tokyo
約3時間
From Osaka
約2時間30分

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粟津温泉の宿を見る(2軒)

粟津温泉は石川県の南部、加賀温泉郷の一つである。

718年に開かれたと伝わる加賀最古の温泉地で、同じ年の創業を伝える宿がある。山代、山中、片山津と並ぶ加賀の四つの温泉地のなかで、最も小さく静かな一つである。

泰澄が開いた湯

718年、白山を開いた泰澄が開いたと伝わる。

1300年の歴史を掲げる温泉地で、加賀温泉郷のなかで最も古いとされる。同じ泰澄が開いたと伝わる那谷寺が近くにあり、湯と寺が同じ時代に始まっている。

世界最古級の宿

粟津には、開湯と同じ718年の創業を伝える旅館がある。

世界で最も古い宿の一つとして知られてきた。同じ家が代々営んできたとされる。宿の詳細は宿自身の案内で確かめたい。温泉地の歴史と宿の歴史が重なっているのは、粟津の性格そのものである。

この温泉地の湯

湯は硫酸塩泉。無色透明で、刺激は穏やかである。長く浸かっていられる。

温泉街には共同浴場がある。泉質の詳しい話は、小松市の書き方とあわせて後の節に記した。

加賀の四つのなかで

加賀温泉郷は、山代、山中、片山津、粟津の四つからなる。

山代は九谷焼の町、山中は渓谷と漆器の町、片山津は湖の町。粟津はそのなかで最も小さく、温泉街の規模も宿の数も控えめである。賑わいより静けさを取るなら、四つのなかで粟津になる。

那谷寺

粟津から車で10分ほどのところに、那谷寺がある。

岩山に建つ本殿と紅葉で知られる。紅葉は例年11月上旬から中旬。湯とあわせて回るのに向いており、粟津に泊まる理由の一つになっている。

七一八年、泰澄大師

小松市の公式観光情報サイトは、粟津温泉を奈良時代の718年に開湯した北陸最古の歴史ある温泉地としている。

開いたのは泰澄大師。文武天皇の勅使として鎮護国家の法師となった人物である。白山で修行していたとき、粟津という村に湯を探して開き人を病から救え、という夢のお告げを受けたと伝わる。

718年という年が出てくるということは、この温泉地が年号で歴史を語れるということでもある。多くの温泉地は「いつからか分からない」のに対して、粟津は開湯の年を掲げている。

芒硝泉

市は泉質をこう書いている。

無色透明の純度100パーセントのナトリウムを含む芒硝泉で、血管拡張作用に優れ、新陳代謝を促進し、全身の細胞を活性化することで肌を若返らせ、高い美容効果も期待できる、と。

芒硝泉は硫酸ナトリウムを含む湯で、古くから傷の湯とも美肌の湯とも呼ばれてきた。無色透明で刺激が少なく、長く入っていられる。

粟津では多くの旅館が自家源泉を持っている。同じ温泉地でも、宿ごとに湯が違う。

おっしょべ恋物語

この温泉地には、江戸時代から伝わる話がある。

市はこう紹介している。江戸時代から伝わる「おっしょべ恋物語」があり、町の宿屋に奉公していた下女のお末と、竹松が紆余曲折の末に大恋愛を成就させた、と。

お末が訛って「おっしょべ」になった。温泉街にはおっしょべ公園があり、夏にはおっしょべ祭りが開かれる。

開湯の伝説が僧侶の話であるのに対して、こちらは奉公人の恋の話である。千三百年の歴史を持つ温泉地が、庶民の話も看板にしているところが面白い。

歩き方

JR北陸本線の粟津駅からバスで10分ほど。北陸新幹線の加賀温泉駅からも車で15分ほど。小松空港から車で20分と近く、空路でも入りやすい。

温泉街は小さく、徒歩で回れる。金沢までは車で50分ほど。

Day Trip

粟津温泉の日帰り入浴

  • 共同浴場
  • 日帰り入浴を受け入れている宿

温泉街は小さく、徒歩で回れます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛切り傷
所在地Location
石川県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR北陸本線 粟津駅(バス約10分)
東京からFrom Tokyo
約3時間
大阪からFrom Osaka
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

粟津温泉のよくある質問

Q粟津温泉はいつ開かれましたか?
A

小松市の公式観光情報サイトは、奈良時代の718年に開湯した北陸最古の歴史ある温泉地だとしています。文武天皇の勅使として鎮護国家の法師となった泰澄大師によって開かれたと伝わります。

Q粟津温泉の泉質は?
A

市は、無色透明の純度100パーセントのナトリウムを含む芒硝泉で、血管拡張作用に優れ、新陳代謝を促進すると書いています。多くの旅館が自家源泉を持っているので、宿ごとに湯が違います。

Qおっしょべ恋物語とは何ですか?
A

江戸時代から伝わる話で、町の宿屋に奉公していた下女のお末と竹松が紆余曲折の末に大恋愛を成就させたという筋です。お末が訛って「おっしょべ」になりました。温泉街にはおっしょべ公園があります。

Q粟津温泉はいつからありますか?
A

718年、白山を開いた泰澄が開いたと伝わります。加賀温泉郷(山代・山中・片山津・粟津)のなかで最も古い温泉地とされ、1300年の歴史を掲げています。

Q世界最古の宿とは何ですか?
A

粟津には、開湯と同じ718年の創業を伝える旅館があり、世界で最も古い宿の一つとして知られてきました。同じ家が代々営んできたとされます。宿の詳細は宿自身の案内で確認してください。

Q粟津温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。温泉街に共同浴場があり、日帰り入浴を受け入れている宿もあります。粟津駅からバスで10分ほど、小松空港から車で20分ほどです。

Q那谷寺とは何ですか?
A

粟津から車で10分ほどのところにある寺で、岩山に建つ本殿と紅葉で知られます。泰澄が開いたと伝わる寺で、粟津温泉と同じ時代に始まっています。紅葉は例年11月上旬から中旬です。

Compare

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UPDATED 2026.10.01

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