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Ibaraki — Onsen Area
袋田温泉(茨城県)の風景

Photo: t.kunikuni / CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons

Fukuroda Onsen

袋田温泉

ふくろだおんせん

茨城県大子町、日本三名瀑のひとつ袋田の滝のそばに湧く温泉。平安時代から湯が出ていたと伝えられ、桜田門外の変の首謀格・関鉄之助が匿われて湯治したという話も残る。一度枯渇したが、1936年に宿の初代社長が一年半かけて茨城県初の温泉として再興させた。アルカリ性単純泉でpH8.9、泉温40.1度。湯上がりに肌がすべすべになることから「美人の湯」と呼ばれる。袋田駅からタクシーで5分。

Quality
単純温泉
Access
JR水郡線 袋田駅(タクシー約5分、宿の送迎あり・要予約)/常磐道 那珂IC(国道118号で車約50分)
From Tokyo
約3時間(常磐道経由)
From Osaka
約6時間
pH
8.9
Temp
40.1 ℃

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袋田温泉の宿を見る(1軒)

三名瀑のそばの湯

袋田温泉は茨城県久慈郡大子町、袋田の滝のすぐそばにある。大子町観光協会によれば、滝は高さ120メートル、幅73メートルで、日本三名瀑に数えられる国の名勝。流れが大岩壁を四段に落下することから「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、一説には西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからこの別名がついたとも伝えられるという。

温泉は滝川という川の沿いにあり、宿の露天風呂からは奥久慈の山々が見える。茨城県で温泉というとあまり数が挙がらないが、ここは県を代表する湯のひとつだ。

平安時代、桜田門外の変、そして1936年

歴史の説明が三段構えになっているのが面白い。

思い出浪漫館によれば、袋田温泉の歴史はとても古く、平安時代から温泉が出ていたと言い伝えられている。次に、袋田周辺の大子地区は「桜田門外の変」の舞台にもなっており、首謀格の関鉄之助が匿われて温泉療養したと伝えられている。

そして三つ目。途中で一度枯渇した温泉を、同館の初代社長が1936年に一年半の歳月をかけて、茨城県初の温泉として再興させることに成功した。今の袋田温泉は、この再興から続いている。

pH8.9の美人の湯

泉質はアルカリ性単純泉。pH8.9、泉温40.1度。宿は湯上がりに肌がすべすべになることから「美人の湯」と呼ばれていると書いている。

注目したいのは泉質別適応症で、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態が挙げられている。単純泉としては一般的な表記だが、渓流の音を聞きながら入る湯と並べて読むと、この温泉地の性格が伝わる。

渓流露天風呂

思い出浪漫館の風呂は三種類に分かれている。滝川に面した渓流露天風呂(源泉かけ流し)、大浴場、そして庭園露天風呂。

渓流露天風呂は15時から22時と翌朝6時から12時まで。渓流に面しているため、天候が悪いと使えないことがあると宿は断っている。大浴場と庭園露天風呂は15時から24時と翌朝5時から9時まで。

季節の風呂もあって、4月から7月中旬と9月はお茶風呂、10月から3月はりんご風呂。大子町はりんごの産地で、秋にはりんご園が開く。

日帰りはできない

ひとつ注意がある。思い出浪漫館は「現在、日帰り入浴は承っておりません」とはっきり書いている。袋田の滝を見たついでに湯に入る、という計画は立てられない。泊まる前提の温泉地だと思っておいたほうがいい。

滝を見る季節

袋田の滝は四季それぞれに姿が変わる。新緑、夏の水量、秋の紅葉。そして冬には滝全体が真っ白に凍結する「氷瀑」が見られることがあると大子町観光協会は書いている。「見られることがある」という書き方のとおり毎年ではないので、狙うなら気温を見て決めることになる。

滝を見るには袋田の滝トンネルを通る。トンネルの奥の観瀑台から間近に眺められ、吊り橋へ渡る通路もある。平成20年に設置された第2観瀑台では三つのデッキから見下ろせる。

温泉から滝までは車で5分。宿がレンタサイクルを用意しているので、自転車で行くこともできる。

東京から3時間

常磐自動車道の那珂ICから国道118号で約50分。JR水郡線の袋田駅からはタクシーで5分、宿の送迎もある(要予約)。

東京からおよそ3時間。日帰りで滝を見に行く人は多いが、湯に入るなら泊まることになる。奥久慈の里山に一泊して、朝の渓流露天に入ってから滝へ向かう。それがこの土地の使い方だ。

Day Trip

袋田温泉の日帰り入浴

  • 袋田の滝(日本三名瀑)
  • 月待の滝と奥久慈の里山
  • 大子町のりんご園(秋)

袋田の滝は冬に凍ることがあり、氷瀑と呼ばれます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

40.1℃温泉

2060100℃

pH

8.9アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性疲労回復美肌
所在地Location
茨城県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR水郡線 袋田駅(タクシー約5分、宿の送迎あり・要予約)/常磐道 那珂IC(国道118号で車約50分)
東京からFrom Tokyo
約3時間(常磐道経由)
大阪からFrom Osaka
約6時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

袋田温泉のよくある質問

Q袋田温泉の泉質は?
A

袋田温泉 思い出浪漫館は、泉質はアルカリ性単純泉(pH8.9)、泉温40.1度と公表しています。一般的適応症として筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状、病後回復期、疲労回復、健康増進を、泉質別適応症として自律神経不安定症、不眠症、うつ状態を挙げています。効き方は人によるので、医師に確かめてください。

Q袋田温泉の歴史は?
A

袋田温泉の歴史はとても古く、平安時代から温泉が出ていたと言い伝えられていると思い出浪漫館は案内しています。袋田周辺の大子地区は「桜田門外の変」の舞台にもなっており、首謀格の関鉄之助が匿われて温泉療養したと伝えられているとも書いています。途中で一度枯渇しましたが、同館の初代社長が1936年に一年半の歳月をかけ、茨城県初の温泉として再興させたと記しています。

Q袋田の滝はどのくらい近いですか?
A

思い出浪漫館は袋田の滝まで車で5分と案内しています。宿はレンタサイクルも用意していて、自転車で滝まで向かう道のりは四季折々の自然を楽しめる特別な体験だと書いています。大子町観光協会によれば、袋田の滝は高さ120メートル、幅73メートルで、日本三名瀑に数えられる国の名勝です。

Q袋田温泉で日帰り入浴はできますか?
A

思い出浪漫館は「現在、日帰り入浴は承っておりません」と明記しています。日帰りで湯に入りたい場合は、大子町内の他の施設を当たってください。

Q袋田温泉へのアクセスは?
A

JR水郡線の袋田駅からタクシーで約5分、宿泊者には送迎があります(要予約)。車なら常磐自動車道の那珂ICから国道118号を経由して約50分。東京からおよそ3時間です。

UPDATED 2026.09.23

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