飯坂温泉と高湯温泉の違い
同じ福島市内にありながら、湯も町もまったく違う。平地の熱い湯と、山の中腹の白濁湯。

飯坂温泉
福島県
松尾芭蕉も湯に入った奥州の古湯。摺上川沿いに九つの共同浴場が残り、熱い湯に短く入る作法が今も生きている。

高湯温泉
福島県
吾妻連峰の中腹に湧く白濁の硫黄泉。自然湧出の湯を加水せず使う宿が多く、奥州三高湯のひとつに数えられる。
数字で比べる
| 項目 | 飯坂温泉 | 高湯温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 福島県 | 福島県 |
| 泉質 | 単純温泉・硫酸塩泉 | 硫黄泉・酸性泉 |
| 東京から | 約2時間 | 約2時間30分 |
| 大阪から | 約5時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | 福島交通飯坂線 飯坂温泉駅 | JR東北新幹線 福島駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 鯖湖湯/九つの共同浴場 | 共同浴場 あったか湯/宿の日帰り入浴 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
立地
飯坂温泉摺上川沿いの平地。福島駅から私鉄で25分、駅が温泉街の中にある
高湯温泉吾妻連峰の中腹。福島駅からバスで40分、山道を上がった先
湯
飯坂温泉単純温泉と硫酸塩泉。無色透明で成分は穏やかだが、湯が熱い
高湯温泉酸性の硫黄泉。乳白色に濁り、香りが強い。加水せずに使う宿が多い
入り方
飯坂温泉熱い湯に短く入る。加水の可否は湯ごとに決まりがあり、勝手に水を足さない
高湯温泉刺激があるので長湯を避ける。湯上がりに真水で流すと負担が軽くなる
町の規模
飯坂温泉九つの共同浴場が摺上川沿いに点在する。芭蕉が入ったと伝わる鯖湖湯もある
高湯温泉温泉街と呼べる規模はない。斜面に宿が点在するだけ
どちらを選ぶか
両方行くなら福島駅を起点にすれば一泊二日で両方回れます。同じ市内でこれだけ湯が違うということが、実際に入ると分かります。土湯を加えて福島三湯と呼ばれます。
それぞれの宿
FAQ
よくある質問
Q福島市の三つの温泉地はどう違いますか?
A
飯坂は摺上川沿いの平地で無色透明の熱い湯、高湯は吾妻連峰の中腹で乳白色の硫黄泉、土湯は吾妻連峰の入口にあたります。福島駅を起点にすれば、いずれもバスや電車で行けます。
Q高湯温泉は冬でも行けますか?
A
行けます。白濁した湯に雪が落ちてくる景色は冬にしか見られません。ただし山の中腹にあるため道路状況の確認が要り、バスの便も限られます。