山代温泉と山中温泉の違い
加賀温泉郷の二つは、どちらも歴史ある湯だが、街の作りが違う。共同浴場を囲む山代と、渓谷に沿って伸びる山中。

山代温泉
石川県
総湯を町の中心に置く「湯の曲輪」の構造が残る加賀の湯。北大路魯山人が滞在し、九谷焼と加賀の食文化が重なる。

山中温泉
石川県
松尾芭蕉が「扶桑三名湯」と讃えた湯。大聖寺川の鶴仙渓に沿って遊歩道が続き、渓谷と湯が一続きになっている。
数字で比べる
| 項目 | 山代温泉 | 山中温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 石川県 | 石川県 |
| 泉質 | 硫酸塩泉・塩化物泉 | 硫酸塩泉・塩化物泉 |
| 東京から | 約3時間 | 約3時間15分 |
| 大阪から | 約2時間30分 | 約2時間45分 |
| 最寄り | JR北陸本線 加賀温泉駅(バス約15分) | JR北陸本線 加賀温泉駅(バス約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | 総湯/古総湯 | 菊の湯(男湯・女湯)/温泉街の足湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
街の構造
山代温泉共同浴場を中心に旅館が円を描いて囲む「湯の曲輪」。宿から下駄で外湯へ歩く
山中温泉大聖寺川の鶴仙渓に沿って細長く伸びる。渓谷の遊歩道が街の一部になっている
外湯
山代温泉総湯と古総湯。古総湯は明治の浴場を九谷焼のタイルとステンドグラスで復元した
山中温泉菊の湯。男湯と女湯が別棟に分かれ、女湯には山中座が併設されている
文化
山代温泉九谷焼の産地。北大路魯山人が滞在した
山中温泉漆器(山中漆器)の産地。松尾芭蕉が「扶桑三名湯」と讃えた
歩く量
山代温泉総湯を中心にまとまっており、少ない
山中温泉鶴仙渓の遊歩道が片道30分ほど。歩く前提の温泉地
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも加賀温泉駅からバスで行けます。片山津温泉を含めて加賀温泉郷と呼ばれ、金沢からも一時間ほどです。
それぞれの宿
FAQ
よくある質問
Q加賀温泉郷とはどこを指しますか?
A
山代・山中・片山津の三つの温泉地をまとめた呼び方です。いずれもJR加賀温泉駅からバスで行ける範囲にあり、山代は湯の曲輪の街並み、山中は鶴仙渓の渓谷、片山津は柴山潟の眺めと性格が分かれています。
Q金沢から日帰りできますか?
A
金沢から加賀温泉駅までおよそ30分、そこからバスで15分から30分です。日帰りは可能ですが、外湯と渓谷の両方を回るなら一泊するほうが余裕があります。