カルルス温泉と登別温泉、車で十分の距離にある別世界
車で10分しか離れていないのに、性格がまるで違う。登別は地獄谷を抱え、何種類もの湯が湧く北海道最大級の温泉地。カルルスは単純温泉が一種類、宿は数軒だけの静かな湯治場で、1957年に北海道で初めて国民保養温泉地に指定された。

カルルス温泉
北海道
北海道登別市カルルス町、登別温泉の北西の山あいにある小さな湯治場。チェコの名湯カルルスバードに泉質が似ていると分析されたことから名が付いた。北海道観光振興機構は1957年に北海道で初めて国民保養温泉地に指定された温泉地と書き、環境省も国民保養温泉地計画の一覧に載せる。泉質は単純温泉で、無色透明。宿は数軒しかない。

登別温泉
北海道
一つの温泉地に9種類の泉質が湧く、国内でも例のない密度。地獄谷から立ちのぼる蒸気が、湯量の豊かさをそのまま景観にしている。
数字で比べる
| 項目 | カルルス温泉 | 登別温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 北海道 | 北海道 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫黄泉・酸性泉・含鉄泉・塩化物泉 |
| 東京から | 羽田空港から新千歳空港へ飛び、空港から車で約70分。登別温泉からは車で約10分。 | 約3時間 |
| 大阪から | — | 約4時間30分 |
| 最寄り | JR登別駅から車で約20分 | JR室蘭本線 登別駅(バス約15分) |
| 日帰りで入れる湯 | 登別地獄谷/大湯沼川天然足湯/のぼりべつクマ牧場/カルルス温泉サンライバスキー場 | 大型ホテルの日帰り入浴/大湯沼川天然足湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
カルルス温泉単純温泉。無色透明で無味無臭
登別温泉硫黄泉をはじめ複数の泉質が湧く
規模
カルルス温泉宿は数軒。温泉街と呼べる通りはない
登別温泉大型ホテルが並ぶ温泉街。地獄谷の遊歩道
位置づけ
カルルス温泉1957年に北海道で初めて国民保養温泉地に指定
登別温泉北海道を代表する観光温泉地
行き方
カルルス温泉JR登別駅から車20分、新千歳空港から70分
登別温泉JR登別駅からバス15分
どちらを選ぶか
両方行くなら昼はにぎやかな登別を歩き、夜は山あいのカルルスに引き上げる。10分の距離だから、一泊でも両方の性格を味わえる。
それぞれの宿
よくある質問
Qカルルスという名前はどこから来ていますか?
チェコの温泉地カルルスバード(現在のカルロヴィ・ヴァリ)に泉質が似ていると分析されたことに由来します。北海道公式観光サイトもそう書いています。
Qどちらに泊まるべきですか?
初めて登別方面に行くなら登別温泉、静けさを求めるならカルルスです。登別に泊まってカルルスの宿の日帰り入浴を使う、という組み方もできます。