小谷温泉と白骨温泉、信州の山の湯治場ならどっち
どちらも長野県の山あいにある古い湯治場で、加水も加温もしない湯を誇る。小谷は武田信玄の家臣が見つけたと伝わる文化財の宿の湯、白骨は乳白色に濁る「三日入れば三年風邪をひかない」の湯。透明な重曹泉か、白い湯か。

小谷温泉
長野県
弘治元年(1555年)、川中島の合戦の折に武田信玄の家臣が見つけたと伝わる、妙高戸隠連山国立公園の山腹の湯治場。大湯元の山田旅館は江戸時代建築の本館をはじめ木造6棟が国の登録有形文化財で、裏手から適温で湧く元湯を加水も加温もせずかけ流す。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、44度前後、自然湧出で毎分150リットル。車で15分上がった標高900メートルに奥の湯の雨飾荘と、ブナ林の中の村営露天風呂がある。雨飾山の登山口。

白骨温泉
長野県
乳白色の湯で知られる山あいの湯治場。「三日入れば三年風邪をひかない」と伝えられ、湯量は少ないが個性は際立っている。
数字で比べる
| 項目 | 小谷温泉 | 白骨温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 長野県 | 長野県 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉 | 炭酸水素塩泉・硫黄泉 |
| 東京から | 約4時間30分 | 約4時間30分 |
| 大阪から | — | 約5時間30分 |
| 最寄り | JR大糸線 南小谷駅(村営バス約40分) | JR松本駅(バス約1時間40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 山田旅館(日帰り入浴あり)/雨飾高原露天風呂(村営、無雪期のみ、寸志)/鎌池 | 公共野天風呂/宿の日帰り入浴 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
小谷温泉ナトリウム炭酸水素塩泉、44度前後、自然湧出で毎分150リットル。裏手から適温で湧き、加水も加温もしない
白骨温泉炭酸水素塩泉に硫黄を含む。湧いた時は無色透明で、空気に触れて白く濁る
宿
小谷温泉大湯元の山田旅館は江戸時代の本館など木造6棟が登録有形文化財。奥の湯に13室の雨飾荘
白骨温泉山あいに数軒の宿。湯量は少ないが個性は際立つ
山
小谷温泉雨飾山の登山口。ブナ林の鎌池と村営の露天風呂
白骨温泉上高地と乗鞍につなげる。中里介山の大菩薩峠に登場
行き方
小谷温泉大糸線の南小谷駅から村営バス約40分
白骨温泉松本駅からバス約1時間40分
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも便利な場所ではなく、湯そのものを目当てに行く温泉地である。小谷は日本海まで1時間足らずで、白骨は松本から。北アルプスの北と南で選ぶ。
それぞれの宿
よくある質問
Q小谷温泉と白骨温泉はどちらが東京から近いですか?
白骨のほうが行きやすく、松本駅からバスで1時間40分、東京から4時間30分ほどです。小谷も4時間30分ほどですが、大糸線と村営バスを乗り継ぎます。
Qどちらも日帰りで入れますか?
小谷の山田旅館は日帰り入浴を受け、奥の湯の村営露天風呂は無雪期に寸志で入れます。奥の湯の雨飾荘は日帰り入浴をしていません。白骨は日帰りで入れる施設があります。