遠刈田温泉と蔵王温泉の違い
同じ蔵王連峰の東と西。宮城側の遠刈田と山形側の蔵王は、エコーラインで結ばれているが、湯の性格は正反対である。

遠刈田温泉
宮城県
蔵王連峰の東麓、宮城側にある温泉地。二つの共同浴場が温泉街の中心にあり、遠刈田系こけしの産地として工人の店が並ぶ。

蔵王温泉
山形県
pH1.6という国内屈指の強酸性泉。冬は樹氷、湯は白濁——東北の温泉地のなかでも刺激の強さで際立っている。
数字で比べる
| 項目 | 遠刈田温泉 | 蔵王温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 宮城県 | 山形県 |
| 泉質 | 硫酸塩泉・塩化物泉 | 酸性泉・硫黄泉 |
| pH | — | 1.6 |
| 東京から | 約2時間30分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約5時間 | 約6時間 |
| 最寄り | JR東北新幹線 白石蔵王駅(バス約50分) | JR山形駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 共同浴場 神の湯/共同浴場 壽の湯/日帰り入浴を受け入れている宿 | 上湯/下湯/川原湯/大露天風呂 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
遠刈田温泉硫酸塩泉と塩化物泉。刺激は穏やかで、湯上がりに体が冷めにくい
蔵王温泉pH1.6の強酸性硫黄泉。日本屈指の強さで、白濁し肌にしみる
温泉街
遠刈田温泉二つの共同浴場と、遠刈田系こけしの工人の店が並ぶ
蔵王温泉三つの共同浴場と大露天風呂。スキー場と一体
季節
遠刈田温泉通年。冬はエコーラインが閉鎖され、山越えはできない
蔵王温泉冬の樹氷が最大の見どころ。人が集中する季節
東京から
遠刈田温泉約2時間30分。白石蔵王駅からバス50分
蔵王温泉約3時間30分。山形駅からバス40分
どちらを選ぶか
遠刈田温泉
穏やかな湯に長く浸かりたい方、こけしの町を歩きたい方。刺激の少ない湯なので、子ども連れや肌の弱い方でも扱いやすい。仙台から近く、宮城の観光と組み合わせやすい位置にあります。
遠刈田温泉を詳しく両方行くなら蔵王エコーラインで結ばれており、宮城側から入って山形側へ抜ける行程が組めます。ただし例年11月上旬から4月下旬はエコーラインが閉鎖されるので、山越えは春から秋に限られます。遠刈田の穏やかな湯と蔵王の強い湯を、同じ山で続けて体験できます。
それぞれの宿
よくある質問
Q遠刈田と蔵王は同じ温泉地ですか?
違います。遠刈田は宮城県側の東麓、蔵王温泉は山形県側にあり、蔵王連峰を挟んで反対側に位置します。名前は似ていますが別の温泉地で、湯の性格もまったく違います。
Q肌が弱いのですが、どちらが向きますか?
遠刈田です。蔵王はpH1.6の強酸性泉で刺激がはっきりあります。遠刈田は硫酸塩泉と塩化物泉で刺激は穏やかです。