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Zao Onsen — 蔵王温泉

蔵王温泉 深山荘高見屋

ざおうおんせん みやまそうたかみや1716年(享保元年)創業

蔵王温泉で最も古い宿のひとつ。享保元年から続き、強酸性の白濁湯を木造の浴室で受けている。

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蔵王温泉の斜面に石段が続いている。その途中に木造の建物がある。享保元年の創業と伝わる、蔵王でも最も古い部類の宿である。

強い湯を木で受ける

足を入れた瞬間に肌がぴりりとする。慣れると他の湯が物足りなくなるという人もいる。

この湯は木を傷める。強酸性の湯を木造の浴室で扱い続けるには手入れが要る。三百年その形を保っているということ自体が、湯との付き合い方の蓄積を示している。

宿は自家源泉を持ち、九つの湯船すべてにかけ流していると書いている。加水や循環についての記載は見当たらない。

着くまで

JR山形新幹線の山形駅からバスでおよそ40分。東京から合計3時間30分ほどになる。仙台からもバスがある。

温泉街は斜面にあり、坂と階段が多い。宿の位置によって上り下りの量が変わる。

冬はスキー場と樹氷を目当てに人が集中する。道路状況も厳しくなるので、公共交通で入るほうが読みやすい。

強い湯であるということ

蔵王の湯はpHおよそ1.3から1.6という強酸性である。日本でも屈指の強さにあたる。

肌にはっきりとした刺激がある。長湯は避け、湯上がりに真水で流すと負担が軽くなる。銀製品は変色するので必ず外して入ること。

湯は白濁し、硫黄の香りが立つ。傷や肌の弱い部分にはしみることがある。初めて入るなら、短く入って様子を見るほうがよい。

雪のない季節

蔵王は冬の山として知られるが、夏にも行ける。

蔵王エコーラインを走れば、火口湖のお釜を見られる。エメラルド色の水をたたえた円形の湖で、天候によって色が変わる。この道は冬季閉鎖されるため、見られるのは春から秋にかけてになる。

紅葉は例年9月下旬から10月中旬。標高が高いぶん、山形市内より早く色づく。

この宿を選ぶなら

湯の強さそのものを目的にする方に向く。温泉街は斜面にあり、坂と階段が多い。荷物がある場合は宿に確認したい。

JR山形駅からバスでおよそ40分。山形新幹線を使えば東京から三時間ほどで着く。

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