天童温泉と蔵王温泉の違い
山形市の北と南東、車で1時間の距離にある二つの温泉地。平坦な市街の穏やかな硫酸塩泉と、山腹の強酸性泉では、湯の性格も行程もまったく違う。

天童温泉
山形県
明治44年、田んぼの中に高温の源泉を掘り当てて始まった山形の温泉地。将棋駒の生産量が日本一の天童市にあり、竜王戦などのタイトル戦が毎年のように開かれる。ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、さくらんぼの季節と重なる初夏に人が集まる。

蔵王温泉
山形県
pH1.6という国内屈指の強酸性泉。冬は樹氷、湯は白濁——東北の温泉地のなかでも刺激の強さで際立っている。
数字で比べる
| 項目 | 天童温泉 | 蔵王温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 山形県 | 山形県 |
| 泉質 | 硫酸塩泉 | 酸性泉・硫黄泉 |
| pH | — | 1.6 |
| 東京から | 約2時間45分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | — | 約6時間 |
| 最寄り | JR山形新幹線 天童駅(徒歩約15分・バス約5分) | JR山形駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 温泉街の三つの足湯(天の湯・童の湯・駒の湯)/日帰り入浴を受け付けている宿 | 上湯/下湯/川原湯/大露天風呂 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
立地
天童温泉天童駅から徒歩15分の平坦な市街。宿の駐車場は広い
蔵王温泉蔵王連峰の山腹。斜面に坂と階段が多い
湯
天童温泉ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉。無色透明でさらりとした穏やかな湯
蔵王温泉pH1.6という国内屈指の強酸性泉。白濁し、刺激が強い
季節
天童温泉6月のさくらんぼ、将棋のタイトル戦
蔵王温泉冬の樹氷とスキー。大露天風呂は冬季休止
向く人
天童温泉穏やかな湯で県内観光の拠点にしたい人
蔵王温泉湯の強さそのものを目的にする人、樹氷を見たい人
どちらを選ぶか
両方行くなら車で1時間ほど。天童に泊まって蔵王へ日帰りで上がる、あるいは蔵王に泊まって帰りに天童で穏やかな湯に入り直す、という組み方ができます。
それぞれの宿
FAQ
よくある質問
Q天童と蔵王はどのくらい離れていますか?
A
車で1時間ほどです。どちらも山形駅からのバスや車で行けます。
Q肌に優しいのはどちらですか?
A
天童です。無色透明の硫酸塩泉で刺激は穏やかです。蔵王はpH1.6の強酸性泉で、肌の弱い方は長湯を避けたい湯です。