銀山温泉と蔵王温泉の違い
山形を代表する二つの温泉地。大正の木造旅館が並ぶ雪の街並みと、pH1.6の強酸性泉と樹氷。どちらも冬に本領を出すが、見に行くものがまるで違う。

銀山温泉
山形県
銀山川の両岸に大正から昭和初期の木造旅館が並ぶ。夜、ガス灯に照らされた雪の街並みは、日本の温泉地でも他に代えがたい風景になる。

蔵王温泉
山形県
pH1.6という国内屈指の強酸性泉。冬は樹氷、湯は白濁——東北の温泉地のなかでも刺激の強さで際立っている。
数字で比べる
| 項目 | 銀山温泉 | 蔵王温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 山形県 | 山形県 |
| 泉質 | 硫黄泉・塩化物泉 | 酸性泉・硫黄泉 |
| pH | 6.6 | 1.6 |
| 泉温 | 63℃ | — |
| 東京から | 約3時間30分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約6時間30分 | 約6時間 |
| 最寄り | JR奥羽本線 大石田駅(バス約40分) | JR山形駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 共同浴場/温泉街の足湯 | 上湯/下湯/川原湯/大露天風呂 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
見どころ
銀山温泉銀山川の両岸に並ぶ大正から昭和初期の木造旅館。夜はガス灯に照らされる
蔵王温泉冬の樹氷と、お釜。蔵王エコーラインで山を越えられる
湯
銀山温泉含硫黄のナトリウム・塩化物泉、pH6.6。硫黄の香りと保温性を併せ持つ
蔵王温泉pH1.6の強酸性硫黄泉。日本屈指の強さで、白濁し肌にしみる
規模
銀山温泉小さい。徒歩10分で端から端まで歩ける。宿の数が限られ、予約が取れるかどうかから始まる
蔵王温泉大きい。三つの共同浴場と大露天風呂があり、スキー場と一体
冬
銀山温泉雪とガス灯の街並み。温泉街への一般車両の乗り入れが制限される
蔵王温泉樹氷とスキー。人が集中する季節
どちらを選ぶか
蔵王温泉
強い湯と冬の山を目的にする方。pH1.6の湯は初めてなら短く入って様子を見る強さで、樹氷はロープウェイで上がって見ます。スキーをしない人でも、大露天風呂と共同浴場だけで一日が埋まります。
蔵王温泉を詳しく両方行くなら山形市を挟んで、銀山は北、蔵王は南東。車で2時間ほど離れています。銀山に泊まって翌日に蔵王へ、あるいはその逆で、山形を縦断する二泊三日が組めます。
それぞれの宿
よくある質問
Q銀山と蔵王、冬に行くならどちらですか?
目的によります。雪の街並みとガス灯なら銀山、樹氷とスキーなら蔵王です。どちらも冬が最も混み、宿の予約は早くに埋まります。
Q肌が弱いのですが、蔵王の湯は大丈夫ですか?
pH1.6の強酸性泉で刺激がはっきりあります。長湯を避け、短く入って様子を見てください。湯上がりに真水で流すと負担が軽くなります。銀山の湯はpH6.6で穏やかです。