湯岐温泉と二岐温泉の違い
福島県の小さな湯治場を二つ。どちらも足元から湧く湯で知られるが、片方は阿武隈の丘陵、もう片方は奥会津の山の中にある。
湯岐温泉
福島県
福島県塙町、阿武隈山中の標高500メートル近い丘陵地にある湯治場。福島県南観光公式サイトは、幕末の儒学者・藤田東湖が中風の療養に訪れ病を治したと伝わるとし、古くから「中風の湯」として知られると書く。花崗岩の割れ目から自噴する源泉をそのまま囲った岩風呂があり、泉温は40度ほど。宿は3軒と共同浴場が一つ。

二岐温泉
福島県
南会津の山奥、二岐山の麓の標高800メートルの渓谷にある温泉地。平安中期からの岩風呂と伝わり、川床の岩盤の亀裂から湯が自噴し、水流で削られた甌穴の底から湧く湯に入れる宿がある。江戸時代から旅籠を営む老舗を含む数軒の宿がある。カルシウム-硫酸塩泉。新白河駅から1日1便の予約制バスで90分。
数字で比べる
| 項目 | 湯岐温泉 | 二岐温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 福島県 | 福島県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫酸塩泉 |
| 泉温 | 39℃ | — |
| 東京から | 約3時間30分 | 約3時間 |
| 大阪から | 約7時間 | — |
| 最寄り | JR水郡線 塙駅(車約15分) | 東北新幹線 新白河駅(予約制のバスで約90分) |
| 日帰りで入れる湯 | 岩風呂(共同浴場)/湯遊ランドはなわ | 日帰り入浴を受け付けている宿(11:00〜14:30) |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯のありか
湯岐温泉花崗岩の割れ目から自噴する源泉をそのまま囲った岩風呂。源泉温度39.3度
二岐温泉岩をくり抜いた自噴岩風呂を持つ宿がある。山の中の一軒宿が並ぶ
入り方
湯岐温泉ぬるいので一回30分から一時間。一日に四時間から五時間という湯治の入り方
二岐温泉宿ごとの風呂に入る。日本秘湯を守る会の宿がある
宿
湯岐温泉湯治宿が3軒と共同浴場が一つ
二岐温泉数軒の宿が渓谷沿いに点在する
伝わる話
湯岐温泉幕末の儒学者・藤田東湖が中風の療養に訪れ病を治したと伝わる
二岐温泉古くからの湯治場で、山越えの道筋にあった
交通
湯岐温泉JR水郡線 塙駅から車で15分。白河ICから1時間20分
二岐温泉新白河駅から車で1時間ほど。冬は道の確認が要る
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも福島県ですが、阿武隈側と奥会津側で車でも2時間以上離れています。はしごする距離ではありません。
それぞれの宿
よくある質問
Q足元自噴とは何ですか?
湯船の底から源泉が直接湧き出している形式です。配管を通らないので、湧いたままの湯に触れられます。湯岐の岩風呂は花崗岩の割れ目を囲って湯船にしたものです。
Q湯岐温泉の岩風呂は日帰りでも入れますか?
入れます。管理している宿は、日帰りの入浴時間を8時から19時(最終受付18時)、料金を1回1時間500円としています。混浴ですが女性専用の時間があります。