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二岐温泉は福島県天栄村、二岐山の麓、標高800メートルの渓谷にある。南会津の山奥に潜む温泉地で、二岐川沿いに数軒の宿が建つ。
平安中期からの岩風呂
宿の一つは、平安中期からの岩風呂は岩盤の亀裂より湧出する極めて珍しい自噴泉だと日本秘湯を守る会のサイトに載せている。川床の岩が自然の力で削られた甌穴(ポットホール)をそのまま活かした野趣あふれる風呂で、湯船の川床には小石が水流で転がって丸く削り取られた甌穴が三つあり、そこから温泉が湧いてくると天栄村の観光ポータルは案内している。
江戸時代から大丸屋として旅籠を営んでいたという老舗の宿があり、山間で自然との共存を目指して湯を守ってきたと村は書く。
六つの源泉
宿の一つは六つの源泉を持ち、そのすべてがかけ流しだと天栄村の観光ポータルは案内している。泉質はカルシウム-硫酸塩泉で、源泉温度は42度から62度、湯の使用量は毎分240リットル、一部冬季に加温ありと日本秘湯を守る会のサイトにある。硫酸塩泉は美人の湯、潤い補給の湯といわれると宿は書く。
渓流露天風呂は川面に驚くほど近く、手を伸ばせば白波に届きそうなほどで、まるで川そのものに浸かっているかのような感覚だと案内されている。
山の奥にひそむ
日本秘湯を守る会のサイトには、創設者が二岐を訪れた文章が載る。秘湯は長野と東北に集まっているが、それだけ不便で山が深いということだろうか。二岐温泉も南会津の山の奥にひそんでいた。途中で引き返そうかと思った、と。
1時間の山道が都会から遠ざけ、自然の中へ近づけてくれる。川べりの露天風呂に、本当の温泉らしい安らぎが湧いてくると書かれている。
着くまで
東北新幹線の新白河駅の東口から、13時発の予約制ワンコインバス「湯ったりヤーコン号」で90分。1日1便で、利用は宿に予約する。帰りは11時に二岐を出て12時30分頃に新白河に着く。東京から新白河まで新幹線で1時間30分なので、合わせて3時間ほどである。
車なら東北道の白河ICから県道37号(白河羽鳥線)と国道118号で約90分。冬は除雪されているが、四輪駆動か二輪駆動のスタッドレスタイヤでと宿は案内している。
歩き方
温泉街と呼べるものはなく、宿が渓谷に点在する。宿に泊まり、川の湯に浸かる。それだけの場所である。
天栄村には羽鳥湖があり、ヤーコンと天栄米の産地である。会津若松や大内宿へは車で1時間あまりで、南会津を回る途中の一泊に置ける。
二岐温泉の日帰り入浴
- 日帰り入浴を受け付けている宿(11:00〜14:30)
新白河から車で1時間半の山奥なので、日帰りより一泊が向いています。バスは1日1便の予約制です。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
秋・夏
- 所在地Location
- 福島県
- 泉質Spring Quality
- 硫酸塩泉
- 最寄駅Nearest Station
- 東北新幹線 新白河駅(予約制のバスで約90分)
- 東京からFrom Tokyo
- 約3時間
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
二岐温泉のよくある質問
Q二岐温泉はどこにありますか?
福島県天栄村、霊峰二岐山の麓の渓谷にあります。南会津の山奥で、白河ICから県道37号と国道118号で約90分、新白河駅から1日1便の予約制バスで90分と日本秘湯を守る会の宿の案内にあります。
Q二岐温泉の湯はどんな湯ですか?
カルシウム-硫酸塩泉で、宿の一つは源泉温度42度から62度、毎分240リットル、源泉かけ流しで一部冬季に加温ありと日本秘湯を守る会のサイトに載せています。硫酸塩泉は美人の湯、潤い補給の湯といわれるとしています。
Q自噴泉甌穴岩風呂とは?
自然の川床を活かした岩風呂で、湯船の川床には小石が水流で転がって丸く削り取られた甌穴が三つあり、そこから温泉が湧いてくると天栄村の観光ポータルは案内しています。平安中期からの岩風呂で、岩盤の亀裂から湧出する極めて珍しい自噴泉だと宿は書いています。
Q二岐温泉で日帰り入浴はできますか?
できます。宿の一つは11時から14時30分で受けていますが、休みの日もあるので確かめてほしいと天栄村の観光ポータルは案内しています。
Q二岐温泉へのアクセスは?
東北新幹線の新白河駅の東口から13時発の予約制ワンコインバス「湯ったりヤーコン号」で90分、1日1便と宿の案内にあります。帰りは11時に二岐を出て12時30分頃に新白河に着きます。車なら東北道の白河ICから約90分。冬はスタッドレスタイヤが要ります。
ほかの温泉地と比べる
二岐温泉の宿

二岐温泉 大丸あすなろ荘
江戸時代から大丸屋として旅籠を営む二岐山の麓、二岐川沿いに建つ日本秘湯を守る会の会員宿。江戸時代から大丸屋として旅籠を営んできた老舗で、六つの源泉をすべてかけ流しで使う。名物は川床の岩盤の亀裂から湯が自噴し、水流で削られた三つの甌穴の底から湧く「自噴泉甌穴岩風呂」。川面に手が届きそうな渓流露天風呂と、露天風呂付きの客室6室を含む全24室。日帰り入浴は11時から14時30分。新白河駅から1日1便の予約制バスが出る。

二岐温泉 やすらぎの宿 桂祗荘
二岐温泉の11室の宿。一年を通して豊富な湯量の自噴泉を持ち、1200年以上の歴史がある二岐温泉を源泉かけ流しで使うと宿は書く。湯治コースもある。新白河駅・白河ICから60分。
UPDATED 2026.09.17

