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Nara — Onsen Area
湯盛温泉(奈良県)の風景

Photo: Horocassi234 / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Yumori Onsen

湯盛温泉

ゆもりおんせん

奈良県吉野郡川上村、吉野川(紀の川)の源流域にある温泉。泉質は含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)で、泉温20.4度、pH6.6と宿は載せる。冷鉱泉なので加水・加温・循環して使うことも明記する。吉野杉の森に囲まれた村で、大滝ダムと源流の森がある。近鉄大和上市駅から路線バスで35分。

Quality
二酸化炭素泉・含鉄泉・炭酸水素塩泉
Access
近鉄 大和上市駅(路線バス約35分)/南阪奈有料道路 葛城IC(車約1時間)
From Tokyo
約5時間
From Osaka
約2時間30分
pH
6.6
Temp
20.4 ℃

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湯盛温泉の宿を見る(1軒)

紀の川の源流の村

湯盛温泉は奈良県吉野郡川上村。吉野川、下流では紀の川と呼ばれる川の源流域にある。

川上村は吉野杉の村だ。室町時代からの人工林の歴史を持ち、日本でも最も古い植林地のひとつとされる。村の名のとおり、川の上にある。

温泉は村の中心、大滝ダムの近くに湧く。宿は一軒、道の駅が隣にある。

冷たい炭酸鉄の鉱泉

泉質の書き方がきわめて正確だ。含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)。泉温20.4度(気温14度)、湧出量30リットル毎分(掘削・動力揚湯)、pH値6.6。

炭酸と鉄を含む鉱泉である。ただし20.4度では入れないので、加温する。宿は運用を「加水・加温・循環・塩素系薬剤使用」と正直に明記している。

ここまで書く宿は少ない。源泉かけ流しを期待して行く場所ではないが、何をどう扱っているかが読む前から分かるのはありがたい。

適応症はきりきず、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから入りたい。

金明の湯と銀嶺の湯

宿の風呂は二つ。「金明の湯」と「銀嶺の湯」。

金明の湯は奥吉野渓谷を眺める露天風呂が自慢で、内風呂は高野槇造り。銀嶺の湯は曲線の美しい槇造りの露天と、広い石造りの内風呂。

18時30分に男女が入れ替わるので、泊まれば両方に入れる。金明の湯には檜づくりのサウナが付く。

家族風呂も二つあるが、宿は「家族風呂は温泉ではありません」と明記している。貸切で静かに過ごしたいときのための設備、という位置づけだ。

十津川温泉や洞川温泉とは別

同じ奈良の山でも、十津川温泉は県の南端の源泉かけ流し宣言をした村の湯、洞川温泉は大峯山の登拝口の宿場町。湯盛温泉は吉野川の源流の村で、杉の森に囲まれている。

三つとも公共交通が薄い。それぞれ谷が違うので、回るなら車が要る。

湯以外の見どころ

大滝ダムは村の大きな構造物で、「学べる建物」という展示施設が併設されている。ダム湖沿いの道を走ると、吉野杉の山がどこまでも続く。

川上村は「水源地の村」を掲げていて、源流の森を守る取り組みがある。吉野山の桜までは車で40分ほど。秋の紅葉も山深いぶん色が濃い。

着くまで

近鉄吉野線の大和上市駅から路線バスで約35分。バスの本数が限られるので、時刻を先に確かめてから動きたい。

車なら南阪奈有料道路の葛城ICから約1時間。大阪市内からは2時間30分ほど。道の駅「杉の湯川上」が隣接していて、そこが目印になる。

Day Trip

湯盛温泉の日帰り入浴

  • 大滝ダムと「学べる建物」
  • 吉野川(紀の川)源流の森
  • 吉野山

川上村は山が深く、公共交通の便が限られます。バスの時刻を先に確かめてください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

20.4℃冷鉱泉

2060100℃

pH

6.6中性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
きりきず冷え性末梢循環障害
所在地Location
奈良県
泉質Spring Quality
二酸化炭素泉・含鉄泉・炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
近鉄 大和上市駅(路線バス約35分)/南阪奈有料道路 葛城IC(車約1時間)
東京からFrom Tokyo
約5時間
大阪からFrom Osaka
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯盛温泉のよくある質問

Q湯盛温泉の泉質は?
A

宿は泉質名を含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)とし、泉温20.4度(気温14度)、湧出量30L/分(掘削・動力揚湯)、pH値6.6と案内しています。適応症はきりきず、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症。運用は加水・加温・循環・塩素系薬剤使用と明記しています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q炭酸と鉄を含むのですか?
A

泉質名に含二酸化炭素と鉄(Ⅱ)が入っています。ただし泉温が20.4度の冷鉱泉なので、加温して使います。加温すると炭酸は抜けやすくなるため、入浴時の炭酸の感じ方は源泉そのものとは違います。

Qお風呂は何か所ありますか?
A

宿の大浴場は「金明の湯」と「銀嶺の湯」の二か所で、どちらにも露天風呂が付きます。金明の湯は奥吉野渓谷を眺める露天と高野槇の内風呂、銀嶺の湯は槇造りの露天と石造りの内風呂。18時30分に男女が入れ替わり、金明の湯にはサウナが付きます。ほかに家族風呂が二つありますが、宿は「家族風呂は温泉ではありません」と明記しています。

Q日帰り入浴はできますか?
A

できます。宿の案内では受付11時から16時30分(入浴は17時30分まで)、毎週水曜日が定休日です。混雑時は入浴人数の制限と受付時間の変更をする場合があるとしています。刺青・タトゥーのある方の利用は断っています。

Q湯盛温泉へのアクセスは?
A

近鉄吉野線の大和上市駅から路線バスで約35分です。車なら南阪奈有料道路の葛城ICから約1時間。道の駅「杉の湯川上」が隣接しているので、車で来る人はそこを目印にすると分かりやすいです。大阪市内からは車で2時間30分ほどです。

UPDATED 2026.09.23

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