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湯西川は平家の落人が隠れ住んだと伝わる谷である。この宿は、その伝説を宿の形そのものにしている。
かずら橋を渡る
宿は湯西川に吊り橋を渡している。かずら橋と呼ぶ。
宿の名に「時空を渡るかずら橋」と添えられているとおり、この橋を渡ることが宿の体験の入口になっている。橋の先に食事の場があり、囲炉裏を囲む形で膳が出る。宿の建物から橋を渡って別の空間へ行く、という設えである。
平家の里
湯西川の集落には、平家の落人の暮らしを伝える催しや資料館がある。
鯉のぼりを揚げない、鶏を飼わない。目立たないための習わしが伝わるとされる土地で、この宿もその伝説の側に立っている。本当かどうかを確かめる術はないが、谷の深さを見れば、隠れるにはこういう場所を選ぶだろうと思える。
露天風呂
宿には大浴場と露天風呂がある。24室の宿である。
湯西川の湯はアルカリ性の単純温泉で、無色透明、刺激が少ない。雪の中で長く浸かるという使い方に向いている。
宿はこの露天風呂を源泉かけ流しとしている。貸切で使える露天と、露天風呂の付いた客室もある。
かまくらの冬
この宿が最も混むのは冬である。
かまくら祭は例年1月下旬から3月上旬で、河原と集落にかまくらが並び、夜には灯りが入る。この宿も含めて時期の予約は埋まりやすいので、行くと決めた時点で押さえておきたい。
宿は、12月中旬から3月末まで降雪と凍結の恐れがあり、スタッドレスタイヤかチェーンを必ず装着するよう案内している。
着くまで
野岩鉄道の湯西川温泉駅からバスで25分ほど。東京からは浅草から東武線で下今市、野岩鉄道に乗り換えて、合わせて3時間ほどになる。
車なら鉄道より自由になるが、冬は装備が必須である。鉄道とバスで入る経路なら雪道を運転せずに済む。
この宿を選ぶなら
平家の伝説と、橋を渡って食事へ向かうという設えを目的にする方に向く。
冬のかまくらの時期に行くなら、雪道の装備か鉄道での行き方を先に決めておきたい。
湯西川温泉 本家伴久のよくある質問
Q本家伴久へ冬に車で行けますか?
行けます。ただし12月中旬から3月末まで降雪と凍結の恐れがあり、スタッドレスタイヤかチェーンを必ず装着するよう宿は案内しています。路面は除雪されますが、慎重な運転を求めています。
Q本家伴久のかずら橋とは何ですか?
宿が湯西川に渡した吊り橋です。宿の名に「時空を渡るかずら橋」と添えられており、橋を渡った先に食事の場があります。
Q本家伴久の客室数は?
24室です。大浴場と露天風呂があります。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

西伊豆 土肥温泉 無雙庵 枇杷
静岡県土肥の入り江と駿河湾を見下ろす小高い山の中腹に、古民家の木材を使った離れが8棟並ぶ宿。全棟に源泉かけ流しの露天風呂が付き、テラスから駿河湾の夕日を見る。建物の最高所に無料の貸切露天風呂が2つ。山の頂上までの6,000坪の森が敷地で、春はタケノコ、初夏はビワが採れる。

川湯温泉 冨士屋
和歌山県「河原を掘ればお湯が湧く」を掲げる川湯の宿。熊野古道歩きの疲れを癒す宿として自らを紹介し、新宮駅からバスで1時間、宿の前にバス停がある。

囲炉裏の御宿 花敷の湯
群馬県花敷温泉の源泉を引く唯一の一軒宿で、客室は全4室。源泉45度の自噴を内湯と二つの貸切露天風呂でかけ流しにする。夕食は樹齢千年の大木を使った別邸での囲炉裏懐石。日帰り入浴は受け付けていない。草津温泉から車で25分。
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