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Tochigi — Onsen Area
湯西川温泉(栃木県)の風景

Photo: Sidelines / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Yunishigawa Onsen

湯西川温泉

ゆにしがわおんせん

平家の落人が隠れ住んだと伝わる山あいの温泉地。冬は河原にかまくらが並び、夜に灯りが入る。鬼怒川の奥、栃木県の北西端にある。

Quality
単純温泉
Access
野岩鉄道 湯西川温泉駅(バス約25分)
From Tokyo
約3時間
From Osaka
約5時間30分

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湯西川温泉の宿を見る(2軒)

湯西川温泉は栃木県の北西端、鬼怒川の奥にある。

源平の戦いに敗れた平家の一族がこの谷に逃れ、隠れ住んだと伝わる。温泉地の性格は、この伝説と冬の雪で決まっている。

落人の谷

平家の落人伝説は各地にあるが、湯西川はそれを町の軸にしている。

集落には平家に関わる資料館があり、落人の暮らしを伝える催しが行われる。鯉のぼりを揚げない、鶏を飼わない。目立たないための習わしが伝わるとされ、隠れ住んだ人々の暮らし方がそのまま土地の話になっている。

本当かどうかを確かめる術はないが、谷の深さを見れば、隠れるにはこういう場所を選ぶだろうと思える。

この温泉地の湯

湯はアルカリ性の単純温泉。無色透明で刺激が少なく、肌あたりがやわらかい。

押してくる湯ではない。雪の中で長く浸かる、という使い方に向いている。

かまくらの冬

湯西川の一番の季節は冬である。

例年1月下旬から3月上旬にかけて、河原や集落にかまくらが作られ、夜に灯りが入る。雪の中に小さな灯りが並ぶ光景を目的に、この時期だけ人が集中する。開催期間と内容は年によって変わるので、事前に確認したい。

この時期は宿の予約が取りにくい。行くと決めたら早めに押さえる。

鬼怒川の奥

湯西川は鬼怒川温泉のさらに奥にある。

鬼怒川が東京から2時間で着く開けた温泉地なのに対し、湯西川は3時間かかる山あいの小さな集落である。同じ栃木の温泉地でも、性格がまるで違う。賑やかさより静けさを取るなら、こちらになる。

日光市が書いていること

日光市は、湯西川温泉をこう紹介している。

壇ノ浦の合戦で敗れた平家の落人が隠れ住んだという伝説が残る土地で、萱葺き屋根の民家が立ち並び、大自然に囲まれている、と。

泉質はアルカリ性単純温泉。効能として神経痛、リウマチ、創傷、皮膚病、胃腸病、疲労回復、肩こり、冷え性などを挙げている。

市は宿の風呂についても、二人で入れる貸切風呂や大人数で入れる大浴場、露天風呂もたくさんあると書いている。山奥の小さな温泉地だが、人目を気にせず入れる浴室を持つ宿が多いということである。

平家の里とかまくら祭

温泉街には「平家の里」という施設がある。

日光市は、平家落人により集落が築かれたといわれ、その生活様式を後世に残すため村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民族村だと説明している。

行事も平家にちなむ。6月上旬には平家大祭があり、落人の末裔とされる人々が装束をまとって練り歩く。

冬には、かまくら祭がある。1月下旬から2月下旬ごろ。雪で作ったかまくらに灯をともす行事で、湯西川温泉最大の冬の祭りである。日光市観光協会は、日本夜景遺産や関東三大夜灯にも認定されていると書いている。

雪深い土地であることと、落人伝説で人目を避けてきた土地であることが、この二つの行事に表れている。

歩き方

野岩鉄道の湯西川温泉駅からバスで25分ほど。東京からは浅草から東武線で下今市、そこから野岩鉄道に入り、合わせて3時間ほどになる。

冬は雪が積もる。車で向かうなら装備と道路状況の確認が要る。鉄道とバスで入る経路なら雪道を運転せずに済む。

Day Trip

湯西川温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴を受け入れている宿

山あいの温泉地で、冬は雪が積もります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性疲労回復
所在地Location
栃木県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
野岩鉄道 湯西川温泉駅(バス約25分)
東京からFrom Tokyo
約3時間
大阪からFrom Osaka
約5時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯西川温泉のよくある質問

Q湯西川温泉の泉質は?
A

日光市はアルカリ性単純温泉とし、効能として神経痛、リウマチ、創傷、皮膚病、胃腸病、疲労回復、肩こり、冷え性などを挙げています。刺激が少なく長く入っていられる湯です。

Qかまくら祭はいつですか?
A

1月下旬から2月下旬ごろです。日光市観光協会は、湯西川温泉最大の冬の祭りで、日本夜景遺産や関東三大夜灯にも認定されていると書いています。

Q平家の里とは何ですか?
A

平家落人の生活様式を後世に残すため、村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民族村だと日光市は説明しています。6月上旬には平家大祭も開かれます。

Q湯西川温泉のかまくら祭とは何ですか?
A

冬に河原や集落にかまくらを作り、夜に灯りを入れる催しです。例年1月下旬から3月上旬にかけて開かれます。開催期間と内容は年によって変わるので、事前に確認してください。この時期は宿の予約が取りにくくなります。

Q平家の落人伝説とは何ですか?
A

源平の戦いに敗れた平家の一族がこの谷に逃れ、隠れ住んだという言い伝えです。集落には平家に関わる資料館や、落人の暮らしを伝える催しがあります。鯉のぼりを揚げない、鶏を飼わないといった、目立たないための習わしが伝わるとされます。

Q湯西川温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。日帰り入浴を受け入れている宿があります。ただし東京から3時間ほどかかり、鬼怒川からもさらに奥に入るため、泊まりのほうが向いています。

Q冬に車で行けますか?
A

行けます。ただし雪が積もる山あいなので、装備と道路状況の確認が要ります。野岩鉄道の湯西川温泉駅からバスで入る経路なら、雪道を運転せずに済みます。

UPDATED 2026.10.01

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