草津温泉と玉川温泉の違い
日本でも屈指の強酸性泉が二つある。pH2.1の草津と、pH1.2の玉川。数字が近いようで、使われ方はまったく違う。

草津温泉
群馬県
毎分4,000リットルを超える自然湧出量を誇る、日本三名泉のひとつ。pH2.1の強い酸性泉が湯畑から白い湯けむりを上げ続けている。

玉川温泉
秋田県
一か所からの湧出量が日本一とされる強酸性泉。pH1.2の湯が毎分9,000リットル噴き出し、岩盤浴を目的とした長期滞在者が絶えない。
数字で比べる
| 項目 | 草津温泉 | 玉川温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 群馬県 | 秋田県 |
| 泉質 | 酸性泉・硫黄泉 | 酸性泉・塩化物泉 |
| pH | 2.1 | 1.2 |
| 泉温 | 51℃ | — |
| 東京から | 約3時間 | 約5時間30分 |
| 大阪から | 約6時間 | 約7時間 |
| 最寄り | JR吾妻線 長野原草津口駅(バス約25分) | JR田沢湖線 田沢湖駅(バス約90分) |
| 日帰りで入れる湯 | 西の河原露天風呂/大滝乃湯/御座之湯 | 宿の日帰り入浴/自然研究路 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯の強さ
草津温泉pH2.1前後。肌にぴりりとした刺激がある
玉川温泉pH1.2前後。そのままでは強すぎるため、浴槽が濃度別に分けてある
湧出量
草津温泉自然湧出量が毎分4,000リットルを超える。湯畑から溢れ続ける
玉川温泉一か所からの湧出量としては日本一とされ、毎分9,000リットルを超える
町の性格
草津温泉湯畑を中心に温泉街がまとまる。共同浴場も飲食店も多く、夜も歩ける
玉川温泉八幡平の山中に建つ一軒宿。温泉街はない
来る目的
草津温泉観光と入浴。湯もみの実演があり、湯畑は夜に照明が入る
玉川温泉滞在と療養。地熱で温まった岩の上に横たわる岩盤浴に、長期滞在者が毎日通う
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも強い湯です。長湯を避け、湯上がりに真水で流すと負担が軽くなります。銀製品は変色するため外してください。
それぞれの宿
よくある質問
QpHが低いほど効くのですか?
そうとは限りません。pHは酸性の強さを示す数字で、効能の大きさを示すものではありません。強い湯ほど肌への負担も大きくなるため、体調と肌の状態で選ぶことになります。
Q玉川温泉は初めてでも入れますか?
入れます。ただし源泉100パーセントの浴槽は刺激が強いため、50パーセントに薄めたほうから入って様子を見てください。傷があるとしみます。