草津温泉と伊香保温泉の違い
群馬を代表する二つの温泉地は、湯の性格が正反対である。pH2.1の強酸性泉と、鉄分で茶褐色に染まる湯。どちらも「湯そのもの」を見に行く価値がある。

草津温泉
群馬県
毎分4,000リットルを超える自然湧出量を誇る、日本三名泉のひとつ。pH2.1の強い酸性泉が湯畑から白い湯けむりを上げ続けている。

伊香保温泉
群馬県
365段の石段が温泉街の背骨になっている。茶褐色の「黄金の湯」と無色の「白銀の湯」、性格の違う二つの湯をもつ。
数字で比べる
| 項目 | 草津温泉 | 伊香保温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 群馬県 | 群馬県 |
| 泉質 | 酸性泉・硫黄泉 | 硫酸塩泉・含鉄泉 |
| pH | 2.1 | — |
| 泉温 | 51℃ | — |
| 東京から | 約3時間 | 約2時間30分 |
| 大阪から | 約6時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | JR吾妻線 長野原草津口駅(バス約25分) | JR上越線 渋川駅(バス約25分) |
| 日帰りで入れる湯 | 西の河原露天風呂/大滝乃湯/御座之湯 | 石段の湯/伊香保露天風呂 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
草津温泉pH2.1の強酸性硫黄泉。白濁し、肌にはっきりとした刺激がある。長湯は避ける
伊香保温泉鉄分で茶褐色に染まる「黄金の湯」と無色の「白銀の湯」。刺激は穏やか
街の形
草津温泉湯畑を中心に温泉街が広がる。湯もみと時間湯という独自の文化が残る
伊香保温泉365段の石段が温泉街の背骨。石段の両側に宿と店が並ぶ
東京から
草津温泉約3時間。山の上にあり、冬は雪になる
伊香保温泉約2時間30分。渋川駅からバスで25分
向く人
草津温泉強い湯を体験したい人。湯の個性が目的になる
伊香保温泉温泉街を歩きたい人。石段そのものが見どころになる
どちらを選ぶか
伊香保温泉
温泉街を歩くこと自体を楽しみたい方、穏やかな湯が好きな方。365段の石段を上り下りしながら店を覗く時間は、草津にはない種類の過ごし方です。東京から30分ほど近い点も効きます。
伊香保温泉を詳しく両方行くなら同じ群馬県内ですが、直線では近くても道路は山を越えます。続けて回るなら車が要ります。湯の性格が正反対なので、順番はどちらでも違いが分かります。
それぞれの宿
よくある質問
Q草津と伊香保、東京から近いのはどちらですか?
伊香保です。東京から約2時間30分で、渋川駅からバス25分。草津は約3時間で、山の上にあるため冬は雪道になります。
Q肌が弱いのですが、草津と伊香保ではどちらが向きますか?
伊香保です。草津はpH2.1の強酸性泉で肌への刺激がはっきりあり、長湯を避ける湯です。伊香保の黄金の湯は硫酸塩泉と含鉄泉で、刺激は穏やかです。