温湯温泉と青荷温泉、黒石温泉郷の玄関口と最奥
どちらも青森県黒石市、同じ黒石温泉郷の四つのうちの二つ。温湯は共同浴場のまわりに客舎が並ぶ町で、青荷は谷底の一軒宿。同じ市内で、これほど作りの違う温泉地も少ない。

温湯温泉
青森県
青森県黒石市、浅瀬石川沿いにある黒石温泉郷の玄関口。共同浴場のまわりに「客舎」と呼ばれる宿が並び、自炊しながら二週間ほど滞在する湯治客で賑わった。今も客舎が残る数少ない温泉地。傷ついた鶴が湯浴びして飛び立ったという伝えから「鶴の湯」とも呼ばれる。津軽こけしの産地でもある。黒石駅からバスで20分。

青荷温泉
青森県
青森県黒石市、黒石温泉郷のいちばん山深いところにある一軒宿の温泉。宿は1929年(昭和4年)に歌人の丹羽洋岳が開いたと書く。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。四つの風呂はすべて源泉かけ流しで、泉温47.3度の単純泉。冬季は一般車両が通行止めになり、シャトルバスで入る。
数字で比べる
| 項目 | 温湯温泉 | 青荷温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 青森県 | 青森県 |
| 泉質 | 塩化物泉 | 単純温泉 |
| 泉温 | 52℃ | — |
| 東京から | 約5時間 | 約5時間 |
| 大阪から | 約7時間 | 約7時間 |
| 最寄り | 弘南鉄道 黒石駅(バス約20分)/東北道 黒石IC(車約10分) | 弘南鉄道 黒石駅(バス温川行き 虹の湖公園下車、宿の送迎)/冬季は一般車両通行止めでシャトルバス |
| 日帰りで入れる湯 | 黒石市中町のこみせ通り/津軽こけし館/青荷温泉 | 虹の湖公園/黒石市中町のこみせ通り/温湯温泉 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
町の形
温湯温泉共同浴場を囲んで客舎が並ぶ。黒石温泉郷の玄関口
青荷温泉青荷渓谷の底にある一軒宿。いちばん山深い
湯
温湯温泉塩化物泉。黒石市の資料で源泉52〜57度
青荷温泉単純泉。黒石市の資料で泉温47.3度
夜
温湯温泉町に灯りがある
青荷温泉各室に電灯がなく、ランプだけ。電波も届かない
冬の行き方
温湯温泉バスか車で入れる
青荷温泉一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分
どちらを選ぶか
両方行くなら黒石温泉郷は温湯、落合、板留、青荷の四つ。温湯から青荷へは山へ向かって入っていく。二泊するなら、手前と奥で一泊ずつという分け方ができる。
それぞれの宿
よくある質問
Q客舎とは何ですか?
内湯を持たない宿のことです。湯は共同浴場に入りに行き、食事は自炊する。津軽の湯治の形で、温湯にはそれが今も残っています。日本交通公社は、かつては二週間ほど滞在する客で溢れていたと書いています。
Q黒石温泉郷はどこにありますか?
青森県黒石市です。黒石市は温湯、落合、板留、青荷の四つを黒石温泉郷と呼んでいます。弘南鉄道の黒石駅が起点になります。