小鹿野温泉と和銅鉱泉、秩父の二つの湯
同じ秩父でも湯の系統が違う。小鹿野は両神山へ向かう谷の高アルカリ性の単純泉で、硫黄の香りはなくなめらかさで入る湯。和銅鉱泉は秩父市黒谷、横瀬川を見下ろす単純硫黄冷鉱泉で、秩父七湯のうち最も古いと宿は伝える。どちらも沸かして使う。

小鹿野温泉
埼玉県
埼玉県秩父郡小鹿野町、秩父市街から山へ入った集落に湧く温泉。源泉は小鹿野大竜寺源泉で、江戸時代から秩父を代表する良湯として名高く、全国的にも珍しい高アルカリ性だと宿は書く。楽天トラベルの施設情報ではアルカリ単純泉。町は「花と歌舞伎と名水のまち」を名乗り、住民だけで演じる小鹿野歌舞伎、わらじカツ丼、ダリア園で知られる。バイクの町としても有名。西武秩父駅から車15分。

和銅鉱泉
埼玉県
埼玉県秩父市黒谷、横瀬川のほとりに湧く鉱泉。秩父七湯のうちで最も古い歴史を持つと宿は伝え、武田信玄が和銅金山を開いた当時から営んでいたと称する。目薬や切り傷に使うと効いたという伝承から「薬師の湯」と呼ばれる。近くには和同開珎の由来となった和銅遺跡(県史跡)がある。一軒宿の和どうが秩父蛇紋岩の岩風呂と古代檜の檜風呂を持ち、どちらにも露天が付く。
数字で比べる
| 項目 | 小鹿野温泉 | 和銅鉱泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 埼玉県 | 埼玉県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫黄泉・単純温泉 |
| 東京から | 約2時間30分 | 約2時間(西武特急・秩父鉄道経由) |
| 大阪から | 約6時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | 西武秩父駅(車・タクシー約15分、宿の送迎あり)/関越道 花園IC(車約30分) | 秩父鉄道 和銅黒谷駅(宿の無料送迎)/関越道 花園IC(車約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | 両神山麓花の郷ダリア園/小鹿野町の町並みとわらじカツ丼の店/両神山 | 和銅遺跡と聖神社(銭神様)/長瀞の岩畳と舟下り/秩父札所めぐり |
| 掲載している宿 | 2軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
小鹿野温泉小鹿野大竜寺源泉。高アルカリ性、シルクのような湯ざわりと宿は書く
和銅鉱泉自家源泉「和銅鉱泉」。単純硫黄冷鉱泉
風呂
小鹿野温泉全室の客室露天風呂と、内湯の大浴場
和銅鉱泉岩風呂と檜風呂、どちらも露天付き。夜0時に男女入替
宿
小鹿野温泉全15室、全室客室露天風呂付きのオールインクルーシブ
和銅鉱泉全38室、うち14室が露天風呂付き
行き方
小鹿野温泉西武秩父駅から車15分(送迎あり)。花園ICから30分
和銅鉱泉秩父鉄道 和銅黒谷駅から無料送迎。花園ICから30分
どちらを選ぶか
両方行くなら車で40分ほど。秩父で二泊するなら、市街寄りの和銅と山奥の小鹿野で性格の違う夜を過ごせる。
それぞれの宿
よくある質問
Q硫黄の香りがするのはどちらですか?
和銅鉱泉です。単純硫黄冷鉱泉で、小鹿野はアルカリ単純泉なので硫黄の香りはしません。
Q日帰りで入れるのはどちらですか?
和銅鉱泉のゆの宿 和どうです。11時から14時で受け付けていると宿が案内しています。